2025.07.30
◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島)5日目
広島インターハイの最終日5日目が行われ、男子の学校対抗総合は洛南(京都)が47点を獲得し、2年連続12回目の優勝を果たした。
暑熱対策の影響で競技日程、試合方式が大幅に変更になった。だが、王者は揺るがなかった。2日目の100mで安川飛翔(3年)が3位、北村仁一朗(3年)が7位に入り、合計8点を獲得して口火を切る。
3日目には2つの優勝種目が出た。まず400mハードルで後藤大樹(1年)が大会新、高校歴代3位、U18アジア最高の49秒84という大きなインパクトを残す勝利。そして4×100mリレーで、00m入賞の北村、安川に安藤光惺(3年)、土井カハル(2年)を加えた4人が、先輩の記録を塗り替える大会新、高校歴代3位の39秒49で5年ぶり栄冠。この日16点を獲得して合計24点とし、トップ・西脇工(兵庫)と2点差の2位で後半戦を迎えた。
そして4日目にも着実に入賞を重ねる。三段跳で長尾一輝(2年)が4位。3000m障害で前田結人(3年)も4位に入り、この日は10点を獲得。合計34点となり、ついにトップに立った。
最終日5日目も得点を加算。まず、110mハードルで濱崎秀馬(3年)が4位に入賞。そして、総合連覇が確定して迎えた4×400mリレーでは、北村澪音(2年)、安川、渡辺敦紀(3年)、後藤のオーダーで相洋(神奈川)との激闘を制し、3分07秒25の高校新記録で有終の美を飾った。
柴田博之先生が選手たちとともに掲げる目標は、常に「インターハイの総合優勝」。そのうえで、「洛南のチーム作りは、4継とマイルです」と話す。だが、昨年、一昨年とリレー2種目入賞ができないでいた。今大会は6年ぶりのリレー2冠を達成。洛南の伝統を取り戻す大会にもなった。
今大会に出場することができず、選手のサポートに回ったキャプテンの猪口幸祐(3年)は、アクシデントへの対処や明るいチーム作りで選手たちを支えてきた。「チームのみんなが、自分が出場することができなくなっても『総合優勝取るぞ』と言ってくれました。そのとおりに優勝してみんなに救われたので『ありがとう』の言葉しかないです」。そう感謝の言葉を述べた。
閉会式では、猪口ほか選手全員がV12のTシャツを着て入場。今年も王者は強かった。
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