HOME 国内、世界陸上、日本代表
予選突破の男子110mH・石川周平 「嬉しさ半分、驚き半分。準決勝で自己新を目指す」/世界陸上
予選突破の男子110mH・石川周平 「嬉しさ半分、驚き半分。準決勝で自己新を目指す」/世界陸上


◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目

オレゴン世界陸上2日目のモーニングセッションに行われた男子110mH予選。3組に出場した石川周平(富士通)は13秒53(-0.3)で4着となり準決勝進出を決めた。

全米チャンピオンのダニエル・ロバーツ(米国)や東京五輪6位のアシエル・マルティネス(スペイン)と同組となった石川は、1台目のハードルに脚をぶつけて倒して出遅れたものの、中盤以降はスピードに乗りトップのマルティネスから0.16秒差でフィニッシュした。

広告の下にコンテンツが続きます

隣のレーンを走っていたロバーツが転倒したこともあり、「着順で通過できてひと安心」と胸をなで下ろしたが、13秒53は記録上位のプラスでも通過できるタイム。初出場ながら、堂々の予選突破だった。

石川は世界選手権の参加標準記録は突破できなかったものの、世界ランキングで上位に入り出場権を掴んだ。「日本選手権のあと連戦をこなし、その後に休んでいい状態に持ってこられた。ギリギリでの世界陸上出場だったので、(準決勝進出は)嬉しさ半分、驚き半分。次は自己ベストを目指したい」と明日の準決勝に向けて、決意を新たにした。

◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目 オレゴン世界陸上2日目のモーニングセッションに行われた男子110mH予選。3組に出場した石川周平(富士通)は13秒53(-0.3)で4着となり準決勝進出を決めた。 全米チャンピオンのダニエル・ロバーツ(米国)や東京五輪6位のアシエル・マルティネス(スペイン)と同組となった石川は、1台目のハードルに脚をぶつけて倒して出遅れたものの、中盤以降はスピードに乗りトップのマルティネスから0.16秒差でフィニッシュした。 隣のレーンを走っていたロバーツが転倒したこともあり、「着順で通過できてひと安心」と胸をなで下ろしたが、13秒53は記録上位のプラスでも通過できるタイム。初出場ながら、堂々の予選突破だった。 石川は世界選手権の参加標準記録は突破できなかったものの、世界ランキングで上位に入り出場権を掴んだ。「日本選手権のあと連戦をこなし、その後に休んでいい状態に持ってこられた。ギリギリでの世界陸上出場だったので、(準決勝進出は)嬉しさ半分、驚き半分。次は自己ベストを目指したい」と明日の準決勝に向けて、決意を新たにした。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.14

【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)

【大会成績】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日/滋賀・希望が丘文化公園:5区間12km) ●総合成績 1位 42.07 京山・岡山 2位 42.24 黒石野・岩手 3位 42.42 男山三・京都 4位 4 […]

NEWS ブダペスト世界陸上代表の山本亜美ら富士通が鹿児島で陸上教室「良いきっかけになれば」田中佑美もアドバイス

2025.12.14

ブダペスト世界陸上代表の山本亜美ら富士通が鹿児島で陸上教室「良いきっかけになれば」田中佑美もアドバイス

富士通陸上競技部は12月13日、鹿児島にある室内トレーニング施設「ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅」で陸上教室を開いた。 これまでも当地で多くの選手が合宿している富士通。「子どもたちにスポーツの楽しさや身体を動 […]

NEWS 京山が史上3校目の3連覇!黒石野との熱戦をアンカー対決で制す/全中駅伝

2025.12.14

京山が史上3校目の3連覇!黒石野との熱戦をアンカー対決で制す/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝の女子が行われ、京山(岡山)が42分07秒(速報値)で史上3校目の3連覇を飾った。 1区の中西 彩葉 […]

NEWS タイの19歳・ブーンソン200m20秒07!! U20世界歴代9位タイで自身のU20アジア記録更新!100mに続く快走

2025.12.14

タイの19歳・ブーンソン200m20秒07!! U20世界歴代9位タイで自身のU20アジア記録更新!100mに続く快走

東南アジア大会が12月13日、タイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で行われ、男子200m決勝でタイのプリポル・ブーンソンが20秒07(+0.2)で優勝した。 この記録はアジア歴代4位でU20世界歴代9位タイ。自身が3年前 […]

NEWS 田中希実1マイルで日本最高上回る!ホノルルマラソン前日レースで自身の持つ記録を2年3ヵ月ぶりに更新

2025.12.14

田中希実1マイルで日本最高上回る!ホノルルマラソン前日レースで自身の持つ記録を2年3ヵ月ぶりに更新

ホノルルマラソン2025(米・ハワイ州)の前日イベントレースとなるカラカウアメリーマイルが12月13日に現地で行われ、エリート1マイル(1609.344m)ロードで田中希実(New Balance)が4分30秒37(速報 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top