HOME 国内

2022.06.09

相澤晃がホクレンディスタンスの欠場を表明 日本選手権優勝も世界陸上標準突破できず
相澤晃がホクレンディスタンスの欠場を表明 日本選手権優勝も世界陸上標準突破できず

長距離の相澤晃

男子10000mの日本記録保持者で5月の日本選手権を制した相澤晃(旭化成)が、6月22日に行われるホクレン・ディスタンスチャレンジ20周年記念大会の欠場を自身のSNSで表明した。相澤は7月に行われるオレゴン世界選手権の参加標準記録(27分28秒00)を突破できておらず、同大会の出場は難しくなった。

昨年の東京五輪10000m代表の相澤は、世界選手権出場に向けて春から10000mのレースに出場したものの、金栗記念では27分45秒26、日本選手権は27分42秒85と標準記録には届かず。6月5日にはオランダで行われた「FBK Games」に日本選手権上位の伊藤達彦(Honda)、市田孝(旭化成)とともに参加したが28分17秒41と及ばず、世界選手権代表内定は得られなかった。

相澤は世界陸連が発表しているワールドランキングで上位につけており、世界選手権出場の可能性はわずかに残すものの、すでに標準記録を突破している人数が世界選手権の出場枠(ターゲットナンバー)を越えているため、出場は厳しくなっている。

広告の下にコンテンツが続きます

22日のホクレン・ディスタンスは標準記録突破のラストチャンスとなるが、相澤は連戦の疲れも考慮し「しばらく休みます。秋冬のトラックに向けてまた頑張ります」とコメントしている。

日本人では昨年12月に田澤廉(駒大)が27分23秒44と世界選手権の標準記録を突破している。

男子10000mの日本記録保持者で5月の日本選手権を制した相澤晃(旭化成)が、6月22日に行われるホクレン・ディスタンスチャレンジ20周年記念大会の欠場を自身のSNSで表明した。相澤は7月に行われるオレゴン世界選手権の参加標準記録(27分28秒00)を突破できておらず、同大会の出場は難しくなった。 昨年の東京五輪10000m代表の相澤は、世界選手権出場に向けて春から10000mのレースに出場したものの、金栗記念では27分45秒26、日本選手権は27分42秒85と標準記録には届かず。6月5日にはオランダで行われた「FBK Games」に日本選手権上位の伊藤達彦(Honda)、市田孝(旭化成)とともに参加したが28分17秒41と及ばず、世界選手権代表内定は得られなかった。 相澤は世界陸連が発表しているワールドランキングで上位につけており、世界選手権出場の可能性はわずかに残すものの、すでに標準記録を突破している人数が世界選手権の出場枠(ターゲットナンバー)を越えているため、出場は厳しくなっている。 22日のホクレン・ディスタンスは標準記録突破のラストチャンスとなるが、相澤は連戦の疲れも考慮し「しばらく休みます。秋冬のトラックに向けてまた頑張ります」とコメントしている。 日本人では昨年12月に田澤廉(駒大)が27分23秒44と世界選手権の標準記録を突破している。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.04

埼玉栄3年連続男女V 女子は1区福山の区間新含む全員好走で1時間8分28秒 男子は安定したレースで9連覇/埼玉県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた埼玉県高校駅伝が11月4日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場周辺コースで行われ、埼玉栄が男女Vを果たした。女子(5区間21.0975km)は1時間8分28秒で3年連続28回目の制覇。男子(7区間 […]

NEWS 東海大相模が中盤で抜け出し4年ぶり制覇 女子は白鵬女が2区で首位浮上し5連覇/神奈川県高校駅伝

2025.11.04

東海大相模が中盤で抜け出し4年ぶり制覇 女子は白鵬女が2区で首位浮上し5連覇/神奈川県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた神奈川県高校駅伝が11月3日、横浜市の日産フィールド小机及び付設ハーフマラソンコースで行われた。男子(7区間42.4km)は、東海大相模が大会新となる2時間4分24秒で4年ぶり3回目、女子(5 […]

NEWS 2025年最も輝いたアスリートは!?選手、ファン、メディアみんなで選ぶ「GetsurikuAwards2025」投票スタート!

2025.11.04

2025年最も輝いたアスリートは!?選手、ファン、メディアみんなで選ぶ「GetsurikuAwards2025」投票スタート!

この度、そのシーズンで最も輝きを放ったアスリートを表彰する 「GetsurikuAwards」 を今年も開催します! コンセプトは「最優秀」や「MVP(最も価値のある)」選手ではなく、その年に『最も輝きを放った選手=Cr […]

NEWS 平田2年連続男女優勝!女子はオール区間賞で2連覇 男子は1区から独走で6連覇/島根県高校駅伝

2025.11.04

平田2年連続男女優勝!女子はオール区間賞で2連覇 男子は1区から独走で6連覇/島根県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた島根県高校駅伝は11月2日、浜山公園陸上競技場で行われ、男女ともに平田が制した。女子(5区間21.0975km)は1時間15分41秒で2年連続16回目の優勝。男子(7区間42.195km)は2 […]

NEWS 順天が1秒先着して3年ぶり都大路へ 男子は拓大一が中盤から独走して2連覇/東京都高校駅伝

2025.11.04

順天が1秒先着して3年ぶり都大路へ 男子は拓大一が中盤から独走して2連覇/東京都高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた東京都高校駅伝は11月3日、味の素スタジアム・武蔵野の森公園で行われ、女子(5区間21.0975km)は順天が1時間13分04秒で3年ぶり19回目の優勝を果たした。男子(7区間42.195km […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top