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2019.09.25

【学生駅伝ストーリー】令和最初の出雲路決戦を制するのはどの大学か!?
【学生駅伝ストーリー】令和最初の出雲路決戦を制するのはどの大学か!?

今年の出雲駅伝は10月14日に開催。令和最初の大会で栄冠に輝くのはどの大学か

【第31回出雲駅伝展望】令和最初の出雲路決戦
〝3強〟に駒大、國學院大が挑む

今年の出雲駅伝は10月14日に開催。令和最初の大会で栄冠に輝くのはどの大学か

「令和最初の三大駅伝」初戦

第31回出雲全日本大学選抜駅伝は10月14日(月・祝)、島根県出雲市の出雲大社正面鳥居前をスタート、出雲ドーム前にフィニッシュする6区間45.1kmで行われる。前回は記念すべき30回大会だったが、今年は新元号となって最初の三大駅伝初戦として注目を集めそうだ。

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■第31回出雲駅伝出場チーム
<北海道>
北海道選抜 30回目
<東 北>
東北選抜  31回目
<関 東>
東 海 大    21回目
青 学 大    10回目
東 洋 大    20回目
駒  大  26回目
帝 京 大      9回目
法  大  14回目
國學院大    3回目
順  大  23回目
拓  大    5回目
中央学大  10回目
<北信越>
北信越選抜 31回目
<東 海>
皇學館大    2回目
愛知工大    11回目
<関 西>
立 命 大    17回目
関 学 大      7回目
京 産 大    27回目
<中国四国>
広島経大  18回目
<九 州>
第一工大  23回目
<国 外>
アイビーリーグ選抜 22回目

箱根王者の東海大が本命

箱根駅伝王者の東海大が優勝争いの中心となりそう

今大会の優勝候補筆頭は、正月の箱根駅伝を制した東海大だろう。出場チームで唯一5000m13分台、10000m28分台の選手で6人そろえられ、チーム上位6人の平均タイムも断トツ。出雲経験者が8人も残っているのも強みで、さらに今年は1500mでU20日本歴代2位の3分41秒06を持つ飯澤千翔(1年)が新戦力となり、チーム内競争は激しさを増している。

ただし、東海大としては箱根駅伝に照準を合わせており、前回大会も本命に挙げられながら3位に終わっている。そこにつけ入る隙があるとすれば、前回覇者の青学大と同2位の東洋大か。青学大は優勝メンバーが4人も残り、他にも10000m28分台の湯原慶吾(2年)を筆頭にスピード型の選手を複数人そろえる。5000mと10000mの平均タイムは例年よりも落ちるが、至近7大会で4度制した実績から適材適所のオーダーを組んできそうだ。

前回王者の青学大は2年連続5度目の戴冠を目指す

一方、「学生駅伝3冠」を掲げる東洋大も充実の戦力を誇る。5000mの上位6人平均は東海大に次ぐ2番手。何と言っても学生長距離界のエースである相澤晃(4年)の存在が大きく、前半区間に起用して確実に主導権を握ろうとするだろう。準エース格の西山和弥と吉川洋次(ともに3年)は状態が万全でない可能性もあるが、昨年度出走できなかった渡邉奏太(4年)が復調しており、1、2年生も充実。流れに乗れば優勝を狙う力がありそうだ。

上記の〝3強〟に対抗できそうなのが、駒大と國學院大。両校は10000mの上位6人平均が青学大と東洋大を上回り、長距離区間それぞれにエース格の選手を配置できる強みがある。スピード区間で持ちこたえれば、「3強崩し」の可能性が見えてくる。その他にも選手層に自信を持つ帝京大、エース格の選手が複数そろう法大、強力な留学生のいる拓大など、多士済々だ。

関東勢以外では立命大が「出雲優勝」を目標に掲げ、5000mの上位6人平均は、7位に食い込んだ昨年のチームを約13秒も上回る。他にも日本学生個人選手権5000m2連覇の石井優樹(4年)を擁する関学大、5000m13分台を持つ川瀬翔矢(3年)のいる皇學館大も見せ場を作りそうだ。第31回大会の栄冠はどのチームに輝くのか。

<大会の特徴>
出雲駅伝の特徴は最長で10.2km(6区)と、全日本大学駅伝や箱根駅伝に比べて1区間あたりの距離が短いこと。1区、3区、6区は8kmを超えるが、それ以外の区間は6km前後となり、1500mを主戦場とする中距離選手が出場することも少なくない。また、1区間が短いことから大逆転は起こりにくいのも特徴の1つ。優勝争いをするには1区で出遅れないことと、ブレーキを起こさないことが絶対条件だ。さらに、この大会は〝暑さ〟との戦いにもなる。過去10年(9大会)のスタート時(13時05分)の平均気温は24.1度で、2年前には27.5度を記録。選手は多汗による脱水症状にも注意が必要となる。

 

■出雲駅伝の区間設定と最高記録
区間 距離 最高記録 選手名(大学名) 樹立年
1区 8.0km 22.30 K.ジュグナ(第一工大2) 2009年
22.34 中谷圭佑(駒大3)※ 2015年
2区 5.8km 15.47 田村和希(青学大4) 2017年
3区 8.5km 24.11 久保田和真(青学大4) 2015年
4区 6.2km 17.34 鈴木洋平(早大4) 2016年
5区 6.4km 17.43 安藤悠哉(青学大4) 2016年
6区 10.2km 28.17 G.ダニエル(日大4) 2009年
29.11 一色恭志(青学大3)※ 2015年
総合 45.1km 2.09.05 青山学院大学 2015年
※は日本人最高

※当記事は月刊陸上競技10月号に掲載したものを加筆修正したものです

【第31回出雲駅伝展望】令和最初の出雲路決戦 〝3強〟に駒大、國學院大が挑む

[caption id="attachment_4587" align="aligncenter" width="300"] 今年の出雲駅伝は10月14日に開催。令和最初の大会で栄冠に輝くのはどの大学か[/caption]

「令和最初の三大駅伝」初戦

第31回出雲全日本大学選抜駅伝は10月14日(月・祝)、島根県出雲市の出雲大社正面鳥居前をスタート、出雲ドーム前にフィニッシュする6区間45.1kmで行われる。前回は記念すべき30回大会だったが、今年は新元号となって最初の三大駅伝初戦として注目を集めそうだ。 ■第31回出雲駅伝出場チーム <北海道> 北海道選抜 30回目 <東 北> 東北選抜  31回目 <関 東> 東 海 大    21回目 青 学 大    10回目 東 洋 大    20回目 駒  大  26回目 帝 京 大      9回目 法  大  14回目 國學院大    3回目 順  大  23回目 拓  大    5回目 中央学大  10回目 <北信越> 北信越選抜 31回目 <東 海> 皇學館大    2回目 愛知工大    11回目 <関 西> 立 命 大    17回目 関 学 大      7回目 京 産 大    27回目 <中国四国> 広島経大  18回目 <九 州> 第一工大  23回目 <国 外> アイビーリーグ選抜 22回目

箱根王者の東海大が本命

[caption id="attachment_4636" align="aligncenter" width="200"] 箱根駅伝王者の東海大が優勝争いの中心となりそう[/caption] 今大会の優勝候補筆頭は、正月の箱根駅伝を制した東海大だろう。出場チームで唯一5000m13分台、10000m28分台の選手で6人そろえられ、チーム上位6人の平均タイムも断トツ。出雲経験者が8人も残っているのも強みで、さらに今年は1500mでU20日本歴代2位の3分41秒06を持つ飯澤千翔(1年)が新戦力となり、チーム内競争は激しさを増している。 ただし、東海大としては箱根駅伝に照準を合わせており、前回大会も本命に挙げられながら3位に終わっている。そこにつけ入る隙があるとすれば、前回覇者の青学大と同2位の東洋大か。青学大は優勝メンバーが4人も残り、他にも10000m28分台の湯原慶吾(2年)を筆頭にスピード型の選手を複数人そろえる。5000mと10000mの平均タイムは例年よりも落ちるが、至近7大会で4度制した実績から適材適所のオーダーを組んできそうだ。 [caption id="attachment_4637" align="aligncenter" width="300"] 前回王者の青学大は2年連続5度目の戴冠を目指す[/caption] 一方、「学生駅伝3冠」を掲げる東洋大も充実の戦力を誇る。5000mの上位6人平均は東海大に次ぐ2番手。何と言っても学生長距離界のエースである相澤晃(4年)の存在が大きく、前半区間に起用して確実に主導権を握ろうとするだろう。準エース格の西山和弥と吉川洋次(ともに3年)は状態が万全でない可能性もあるが、昨年度出走できなかった渡邉奏太(4年)が復調しており、1、2年生も充実。流れに乗れば優勝を狙う力がありそうだ。 上記の〝3強〟に対抗できそうなのが、駒大と國學院大。両校は10000mの上位6人平均が青学大と東洋大を上回り、長距離区間それぞれにエース格の選手を配置できる強みがある。スピード区間で持ちこたえれば、「3強崩し」の可能性が見えてくる。その他にも選手層に自信を持つ帝京大、エース格の選手が複数そろう法大、強力な留学生のいる拓大など、多士済々だ。 関東勢以外では立命大が「出雲優勝」を目標に掲げ、5000mの上位6人平均は、7位に食い込んだ昨年のチームを約13秒も上回る。他にも日本学生個人選手権5000m2連覇の石井優樹(4年)を擁する関学大、5000m13分台を持つ川瀬翔矢(3年)のいる皇學館大も見せ場を作りそうだ。第31回大会の栄冠はどのチームに輝くのか。
<大会の特徴> 出雲駅伝の特徴は最長で10.2km(6区)と、全日本大学駅伝や箱根駅伝に比べて1区間あたりの距離が短いこと。1区、3区、6区は8kmを超えるが、それ以外の区間は6km前後となり、1500mを主戦場とする中距離選手が出場することも少なくない。また、1区間が短いことから大逆転は起こりにくいのも特徴の1つ。優勝争いをするには1区で出遅れないことと、ブレーキを起こさないことが絶対条件だ。さらに、この大会は〝暑さ〟との戦いにもなる。過去10年(9大会)のスタート時(13時05分)の平均気温は24.1度で、2年前には27.5度を記録。選手は多汗による脱水症状にも注意が必要となる。
 
■出雲駅伝の区間設定と最高記録
区間 距離 最高記録 選手名(大学名) 樹立年
1区 8.0km 22.30 K.ジュグナ(第一工大2) 2009年
22.34 中谷圭佑(駒大3)※ 2015年
2区 5.8km 15.47 田村和希(青学大4) 2017年
3区 8.5km 24.11 久保田和真(青学大4) 2015年
4区 6.2km 17.34 鈴木洋平(早大4) 2016年
5区 6.4km 17.43 安藤悠哉(青学大4) 2016年
6区 10.2km 28.17 G.ダニエル(日大4) 2009年
29.11 一色恭志(青学大3)※ 2015年
総合 45.1km 2.09.05 青山学院大学 2015年
※は日本人最高
※当記事は月刊陸上競技10月号に掲載したものを加筆修正したものです

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