2026.06.12
◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目
名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子棒高跳は日本記録保持者の諸田実咲(アットホーム)が4m25で2年ぶり4度目の優勝を飾った。すでにアジア大会派遣設定記録(4m50)をクリアしており、2大会連続のアジア大会代表に内定した。
諸田は4m00、4m10、4m20と2回目にクリア。「とにかくずっと向かい風」と難しいコンディションに苦しんだ。本数が多くなり脚の疲労から「助走が崩れた」というが、勝負どころだった4m25を1回で成功。ともに田中成コーチのもとで練習する大坂谷明里(愛媛競技力本部)がここで2回目での成功になり、続く4m30は2人とも失敗で諸田の優勝が決まった。
「アジア大会内定を決めるのが一番の目標だったので、ひとまずホッとしています」
5月10日の木南記念で4m50の日本新記録を樹立。23年に出した自身の記録を2cm更新した。昨年は東京世界選手権を目指すなか、アジア選手権で両手首骨折の大ケガも負い、今も完治とまではいかずトレーニングもできないメニューが増えている。
そうした中でも東京世界選手権に立ち、今年は日本記録も更新。だが、ここに向けて「連戦の影響もあって、左膝と腰に少し痛みが出た」と万全とはいかず。それでも悪条件下で「集中力を切らさずに勝ち切れた」と収穫も得た。
アジア大会では前回4m48の日本記録を出して銀メダル。中国勢が立ちはだかるが「目指しているのは金メダル。夏にもう一度鍛錬期を作って、スピードや筋力アップして臨みたいです」と悲願のアジアの頂点を見据えていた。
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