2025.07.05
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目
東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子100mハードル準決勝1組(±0)で福部真子(日本建設工業)は12秒75の大会タイ記録で1着、寺田明日香(ジャパンクリエイト)が13秒10の2着でともに最終日の決勝へ進んだ。
日本記録保持者の福部が準決勝からハイパフォーマンスを披露した。最後はやや力感を落としながらも昨年の準決勝でマークした大会記録に並んだ。
「8月に標準(12秒73)を狙っていますが、そのためには(12秒)8台をここで出さないといけないと思っていました。12秒75はビックリです」と驚き混じりに振り返った。
昨秋に原因不明の高熱が出る難病「菊池病」を発症した。今季初戦となった5月のセイコーゴールデングランプリの後に「熱が出ました」。左膝の違和感もあり、ハードルを跳んだのは6月20日だったという。
今季限りで引退を表明している寺田は2着で決勝へ進んでこともあり、福部は「決勝は大好きな寺田さんが最後。熱が出ないといいなと。それだけです」と話していた。
その寺田は「昨日休んで、今日2本走って動くようになると思うので、うまく調整できれば」と集中。「決勝はみんな速いので、置いていかれないことが一つ。あとは楽しみたい」と、最後の舞台へと思いをはせた。
【動画】女子100mH 福部が12秒75で1着通過!
日本陸上選手権 地上波(総合)で放送中!
— NHKスポーツ (@nhk_sports) July 5, 2025
女子100mハードル準決勝 #福部真子 選手が12秒台で1組1着
最後の日本選手権 #寺田明日香 選手も決勝進出
あすの決勝に期待!
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