◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)4日目
学生日本一を決める日本インカレの最終日4日目が行われ、女子砲丸投は奥山琴未(岡山商科大)が15m35で地元優勝を成し遂げた。
「ホッとしました。昨日は眠れなかったんです。大学に入ってから日本一に戻るまで、長かったです」。奥山は感慨深げに振り返った。
1投目の15m24でトップに立ち、2投目に15m31と記録を伸ばす。そして、優勝が決まった後の6投目にこの日のベストをプット。盤石の試合運びに「1回目から投げられたのは良かった」とうなずいた。
地元大会に縁がある。上道中2年だった18年の全中もこの岡山の同じ競技場で、2年生優勝を達成。7年の時を経て、再び地元で迎えた全国大会には、「おじいちゃんやおばあちゃん、友達などみんなが見に来てくれた」と言う。
中学では3年時に2連覇と、今も残る17m45の中学記録を樹立。高校では徳島・生光学園から地元・岡山商科大附高に転校。環境の変化がありながらも、3年時にはインターハイ優勝を果たした。
そして、3年目で学生日本一をつかみ取った奥山。新たな勲章を手にし、さらなる上を見据える。「今日はグライドのスピードを上げたかったのですが、修正できませんでした。日本選手権ではまずは入賞したい」と力強く語った。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.09.14
10000m初代表の鈴木芽吹は20位「歓声浴びて幸せでした」/東京世界陸上
-
2025.09.14
2025.09.12
前夜祭イベントでギネス“世界新” 寺田明日香が高速道路KK線でリレー参加/東京世界陸上
-
2025.09.11
-
2025.09.13
-
2025.09.14
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/