2025.04.27
◇日本学生個人選手権(4月25日~27日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)3日目
ワールドユニバーシティゲームズ代表選考会を兼ねた日本学生個人選手権が行われ、男子5000mは松井海斗(東洋大)は13分44秒59で優勝し、鈴木琉胤(早大)が0.24秒差で2位になった。大島史也(法大)が13分56秒53で3位に入った。
強い風の中でのレースで、果敢に先頭に出たのはルーキーの鈴木だった。「高校の頃から前を引いて勝ちきる勝ち方をしてきました。勝てないなら自分の力不足だとあきらめがつく」。いつも通りのスタイルで攻めた。
欠場者が多く7人の縦長の集団でレースが進み、1000mを2分42秒、3000mを8分17秒で通過。少しずつ集団が絞られていくと、残り1000mで鈴木と松井の一騎打ちとなった。鈴木が必死に逃げるが、最後の最後でスパートに自信がある松井が逆転。ともに従来の大会記録(13分45秒20)を上回った。
「粘ってラスト仕掛ける展開を想定していました。ラストスパートで差しきることができたので良かったです」と松井。一方の鈴木は「大学のレースの洗礼を受けた気がしました。想定よりも粘り強くつく選手が多くて、やりづらいレースでした」と淡々と振り返る。
昨年度のシーズンはU20世界選手権以降は故障などから思うようにならなかった。箱根駅伝に「12月、1月あたりから練習ができるようになって、やっとこういう状態にまで戻ってきました。駅伝シーズンでも今の状態で走れるようにしていきたいです」と力を込めた。
強風のレースで強さを際立たせた鈴木は「今シーズンは新しい環境の中で、環境への適応と今の力を維持したいです」。大学での目標としては「3年目でしっかり結果を出して、4年目でオリンピックを目指せればと思います」と胸を高鳴らせた。
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