4月26日、ダイヤモンドリーグ(DL)の25年開幕戦となる厦門大会(中国)が行われ、男子3000m障害で三浦龍司(SUBARU)が8分10秒11で6位に入った。この結果、三浦は日本陸連が定めた東京世界選手権の代表内定基準(パリ五輪入賞かつ25年1月以降に参加標準記録突破)をクリア。3大会連続3回目の世界選手権代表に内定した。
レースにはペースメーカーを含め17人がエントリー。パリ五輪金メダルのS.エル・バッカリ(モロッコ)をはじめ世界のトップが出場するなか、三浦は集団の後方に位置取りレースを進める。
3周目あたりから徐々にポジションを上げると、1000mは2分44秒6で通過。先頭からは10mほど引き離されながらも、それ以上のリードは許さず周回を重ねていく。2000mは5分29秒1と標準記録(8分15秒00)の突破をほぼ確実なペースを刻むと、残り1周からはさらにスパート。ラスト100mは14秒0と出場者中最速タイムで順位を9位から3つ押し上げてフィニッシュした。
三浦は21年東京五輪で7位、昨年のパリ五輪では8位と2大会連続で入賞。今大会前には「DLであれば記録を狙えるので世界選手権の標準を切って内定を決めたいですし、順位も取りたい。いつも通り、練習もできている問題ありません」と話しており、有言実行となった。
優勝はパリ五輪6位のS.フィレウ(エチオピア)で、8分05秒61の大会新。エル・バッカリは8分06秒66で2位だった。
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