◇南京世界室内選手権(3月21~23日/中国・南京)3日目
中国・南京で世界室内選手権の最終日が行われた。男子走幅跳では泉谷駿介(住友電工)が8m21の日本歴代6位、室内日本人最高記録のビッグジャンプを披露。110mハードルでも世界選手権5位入賞の実績を持つ泉谷がマルチな才能を発揮し、4位入賞を果たした。
男子七種競技は後半の3種目が実施。前半を11位で折り返した丸山優真(住友電工)が60mハードルで7秒93、棒高跳で4m80、1000mで2分44秒54と得点を重ねていき、総合5807点を獲得して9位に入った。同種目に日本人が出場するのは初めてだったが、入賞ラインの8位まではあと59点だった。
女子60mハードルに出場した田中佑美(富士通)は予選を8秒06の4着で通過。準決勝では8秒03で5着となり、決勝進出はのがしたが、自身が持つ日本記録(8秒00)には及ばなかったが、それに近いタイムを並べた。田中は23年ブダペスト世界選手権100mハードルでは予選落ちとなり、昨年のパリ五輪では敗者復活ラウンドから準決勝に進んだ。今回は予選を着順で通過しており、少しずつではあるが世界との差を詰めつつある。
このほか、男子走幅跳の津波響樹(大塚製薬)は7m13で13位にとどまった。
世界室内選手権はすべての日程が終わり、日本勢は男子走幅跳の泉谷が4位、同走高跳の長谷川直人(サトウ食品アルビレックスRC)が7位と2人が入賞を果たした。
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