HOME 海外

2025.03.24

ツェガイが女子1500m大会新V 女子走高跳はオリスラガースが連覇 世界記録保持者・マフチフが3位の波乱/世界室内
ツェガイが女子1500m大会新V 女子走高跳はオリスラガースが連覇 世界記録保持者・マフチフが3位の波乱/世界室内

G.ツェガイ(エチオピア)

◇南京世界室内選手権(3月21~23日/中国・南京)3日目

世界室内選手権の最終日が行われ、女子1500mでは世界記録保持者のG.ツェガイ(エチオピア)が3分54秒86の大会新で優勝した。

現在28歳のツェガイは24年に1500mで3分53秒09の世界記録を樹立。23年には屋外の5000mでも14分00秒21の世界新記録を出した。オレゴン世界選手権では5000mで、ブダペスト世界選手権では10000mで金メダルを獲得している。

今大会では2位以下を大きく引き離してのフィニッシュとなったが、「楽なレースではなかった。タイムも速いし、とても満足している」とコメントした。

女子800mショートトラックではP.セクゴディサ(南アフリカ)が1分58秒40で快勝。自己記録を塗り替えナショナルレコードを樹立した。

女子走高跳では、前回覇者でパリ五輪銀メダルのN.オリスラガース(豪州)が2連覇達成。同じく豪州のオレゴン世界選手権金メダリストE.パターソンが1m97で2位に続き、世界記録(2m10)保持者のY.マフチフ(ウクライナ)は1m95で3位だった。

広告の下にコンテンツが続きます

男子1500mではJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が3分38秒79で3000mとの2冠を獲得。男子砲丸投はT.ウォルシュ(ニュージーランド)が21m65でV。16年、18年にも制しており3度目の優勝となった。

大会を締めくくる4×400mリレーでは男女ともに米国が制覇。記録は男子が3分03秒13、女子は3分27秒45だった。

◇南京世界室内選手権(3月21~23日/中国・南京)3日目 世界室内選手権の最終日が行われ、女子1500mでは世界記録保持者のG.ツェガイ(エチオピア)が3分54秒86の大会新で優勝した。 現在28歳のツェガイは24年に1500mで3分53秒09の世界記録を樹立。23年には屋外の5000mでも14分00秒21の世界新記録を出した。オレゴン世界選手権では5000mで、ブダペスト世界選手権では10000mで金メダルを獲得している。 今大会では2位以下を大きく引き離してのフィニッシュとなったが、「楽なレースではなかった。タイムも速いし、とても満足している」とコメントした。 女子800mショートトラックではP.セクゴディサ(南アフリカ)が1分58秒40で快勝。自己記録を塗り替えナショナルレコードを樹立した。 女子走高跳では、前回覇者でパリ五輪銀メダルのN.オリスラガース(豪州)が2連覇達成。同じく豪州のオレゴン世界選手権金メダリストE.パターソンが1m97で2位に続き、世界記録(2m10)保持者のY.マフチフ(ウクライナ)は1m95で3位だった。 男子1500mではJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が3分38秒79で3000mとの2冠を獲得。男子砲丸投はT.ウォルシュ(ニュージーランド)が21m65でV。16年、18年にも制しており3度目の優勝となった。 大会を締めくくる4×400mリレーでは男女ともに米国が制覇。記録は男子が3分03秒13、女子は3分27秒45だった。

【動画】インゲブリグトセンが余裕の2冠

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.30

「東京レガシースタジアム」を10月17日~19日に開催! 100m走タイムチャレンジや中長距離スペシャルアカデミーを実施

一般財団法人東京マラソン財団と東京都は7月30日、東京レガシーハーフマラソン2025(10月19日)の開催に合わせて、「東京レガシースタジアム」を10月17日から19日の3日間、国立競技場や明治公園で実施することを発表し […]

NEWS ベルリンマラソンに日本トップランナー集結!パリ6位赤﨑暁、日本記録保持者・鈴木健吾らが登録 ロス五輪への一歩となるか

2025.07.30

ベルリンマラソンに日本トップランナー集結!パリ6位赤﨑暁、日本記録保持者・鈴木健吾らが登録 ロス五輪への一歩となるか

9月21日にドイツで開催されるベルリンマラソンのエリート選手が主催者から発表され、日本男子のトップランナーたちが名を連ねた。 パリ五輪6位入賞の赤﨑暁(九電工)は、出場となれば3月の東京以来となるマラソン。東京世界選手権 […]

NEWS ベルリンマラソンにロンドン王者サウェらがエントリー!青森山田出身ワンジルも3年ぶり登録

2025.07.30

ベルリンマラソンにロンドン王者サウェらがエントリー!青森山田出身ワンジルも3年ぶり登録

9月21日にドイツで開催されるベルリンマラソンのエリート選手が発表された。男子には今年のロンドンマラソン優勝のS.サウェ(ケニア)が出場予定。ブダペスト世界選手権6位のM.メンゲシャ(エチオピア)やオレゴン世界選手権7位 […]

NEWS 学生世界最速はワラザ 200mも制して2冠 女子10000mはルカンが大会新/ユニバ

2025.07.30

学生世界最速はワラザ 200mも制して2冠 女子10000mはルカンが大会新/ユニバ

2年に一度開催される学生の総合スポーツ世界大会、FISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が7月21日から27日、ドイツ、ライン・ルールで開催された。 男子100mはB.ワラザ(南アフリカ)が10秒16(-0.7) […]

NEWS 男子100mカーリーが棄権 400mホール、ノーマンら有力選手も欠場/全米選手権

2025.07.30

男子100mカーリーが棄権 400mホール、ノーマンら有力選手も欠場/全米選手権

7月31日から8月3日まで開催される全米選手権で、男子100mオレゴン世界選手権金メダリストのF.カーリーが欠場することを表明した。 カーリーは今年30歳。昨年のパリ五輪では9秒81で銅メダルを獲得している。今季も追い風 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top