住友電工は3月23日、陸上競技部のサイトを更新し、高田康暉、熊谷拓馬、村本一樹の3選手が今年度限りで現役を引退すると発表した。
32歳の高田は鹿児島県出身。鹿児島実高1年時の2009年新潟国体少年B3000mを制した。翌10年には第1回ユース五輪1000mに出場すると、全国高校駅伝ではアンカーを務め、2位から逆転に成功。同校初Vの立役者となった。
早大に進学すると、2年時の14年箱根駅伝で2区で区間賞を獲得。3年連続2区を務めた。16年に住友電工に入社。トラックでは同年の日本選手権1500mで5位に入った。また、マラソンにも取り組み25年大阪マラソンでは2時間7分57秒(15位)をマークしている。
このほか、ニューイヤー駅伝では7回出場し、そのうち3回最長区間を担当。25年には5区を走り、チームの初入賞(6位)メンバーに名を連ねた。サイトでは「2026年東京マラソンを最後に突き進んできた」とし、ラストレースは2時間14分51秒だった。
熊谷は香川県出身の35歳。尽誠学園高から2009年に入社した。高校時代は5000m14分42秒94、10000m30分32秒29がベストだったが、徐々にタイムを短縮し、19年には10000mで28分42秒83、21年には5000mで14分06秒40をマーク。マラソンでは21年の福岡国際で2時間10分41秒の自己ベストで10位の成績を収めた。
また、ニューイヤー駅伝には7回出場。「たくさんの経験と多くのことを学ばせていただきました。これまで支えてくださった皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントしている。
33歳の村本は兵庫・星陵高から兵庫県立大に進むと、大学卒業直前の2016年3月の日本学生ハーフマラソンで4位入賞。同年4月に住友電工に入社し、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)では主軸として8年連続で出場した。
個人種目ではトラックからマラソンまでこなし、21年のびわ湖毎日マラソンでは2時間7分36秒で11位の成績を収めている。また、2023年10月のパリ五輪マラソン代表選考レースMGCにも出場した。自己ベストは5000m13分53秒36(22年)、10000m28分22秒98(23年)、マラソン2時間7分36秒(21年)。同社サイトを通じて「住友電工陸上競技部の一員として10年間走れたことを誇りに、これからのキャリアも全力で頑張ります」とコメントした。
住友電工3選手のコメント全文をチェック!
●熊谷拓馬 これまで応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。私は2009年から住友電工に所属して、たくさんの経験と多くの事を学ばせていただきました。これまで支えてくださった皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。今後とも、チームへの温かい応援をよろしくお願いいたします。 ●高田康暉 2024年の冬に、どんな結果でも2026年の東京マラソンを最後にすると突き進んできました。素晴らしい環境の中で走らせていただき感謝しかありません。ゴール後もたくさんの方々に迎えていただき幸せでした。10年間に渡りありがとうございました。 ●村本一樹 2025年度をもって現役を引退いたします。 競技人生の目標であったマラソン日本代表には届きませんでしたが、入社1年目に駅伝で失敗して悔し涙を流したこと、チームの主将を任されたこと、ニューイヤー駅伝のエース区間を何度も走れたこと、MGCに出場できたこと、最後の2年間は故障に悩まされて苦しんだこと、全てが私にとってかけがえのない最高の経験でした。 住友電工陸上競技部の一員として10年間走れたことを誇りに、これからのキャリアも全力で頑張ります! 今まで関わってくださった沢山の方にこの場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。RECOMMENDED おすすめの記事
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