2023.10.13
10月15日にパリ五輪マラソン選考会MGCは東京・国立競技場発着のコースで行われる。レース2日前の13日、都内で記者会見が行われ、出場者全員が出席して大会への抱負を語った。
昨年7月のオレゴン世界選手権以来1年3ヵ月ぶりのマラソンにも不安はない。西山雄介(トヨタ自動車)は、「世界選手権よりも全然いい状態です。自信を持って臨めます」ときっぱり語った。
2022年2月の別府大分で初マラソンながら2時間7分47秒の好タイムで優勝し、2レース目のオレゴンでは世界大会日本人最高タイムの2時間8分35秒をマーク。三重・伊賀白鳳高では全国高校駅伝1区区間賞、駒大では三大駅伝に4年間フル出場してきた力を、マラソンで発揮してきた。
オレゴンの後は「いろんなところを強化したかった」と、あえてマラソンレースは踏まずに全体のベースアップを図ってきた。MGCと同時開催となる東京レガシーハーフマラソンの昨年の第1回大会に出場し、コースを経験するなど着実に準備を進めている。
今大会に向けて、7月半ばから始まったトレーニングの流れは、前回2位だったチームの先輩・服部勇馬と同じ流れだという。その過程を見た服部からは、「大丈夫」と太鼓判を押してもらい、「すごく励みになりました」。
前回優勝の中村匠吾(富士通)は高校、大学の先輩にあたる。服部も含め、偉大な先輩の後を追って、「僕も五輪を決めたい」と西山。フリップに書いた「オリンピック内定」を、MGCでつかみ取る。
男子のレースは10月15日午前8時スタート。上位2名がパリ五輪代表に即時内定する。
レースの模様はTBS系列で午前7時から生中継される。
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