HOME 国内、世界陸上、日本代表
横地大雅「せっかくもらったチャンス」に意気込み 救済措置受けセミファイナルへ/世界陸上
横地大雅「せっかくもらったチャンス」に意気込み 救済措置受けセミファイナルへ/世界陸上

男子110mHで準決勝進出となった横地大雅(TeamSSP)

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)2日目

ブダペスト世界陸上2日目のモーニングセッションが行われ、男子110mハードル予選3組9レーンで出場した横地大雅(TeamSSP)は、14秒39(±0)で8着。だが、アクシデントに見舞われたことで、準決勝を走るチャンスを得た。

広告の下にコンテンツが続きます

法大出身の社会人1年目、日本選手権で3位に食い込むなどワールドランキングでつかんだ初の世界大会だった。大外9レーンに入った横地は、スタートからやや遅れ気味の展開から、粘りのレースを見せた。

だが、今季世界リストトップの12秒94を持つラシード・ブロードベル(ジャマイカ)が9台目で脚を引っ掛け、10台目に向かって突っ込むように転倒。その際に、横地のハードルまで倒してしまった。

ブロードベルを避けるようにジャンプして、フィニッシュした横地。最後まで跳び切ったとしても、下位争いのままだったため、レース直後は「初めての世界大会で会場の雰囲気に圧倒されてしまった」と肩を落とした。アクシデントについても、「自分が前に出ていれば問題はなかった」と言い訳しない。

ただ、その後に救済措置での準決勝進出が確定。その一報を聞いた横地は「せっかくもらったチャンスなので、泉谷さん、高山さんと決勝を目指してがんばります」と、力強く語った。

広告の下にコンテンツが続きます
◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)2日目 ブダペスト世界陸上2日目のモーニングセッションが行われ、男子110mハードル予選3組9レーンで出場した横地大雅(TeamSSP)は、14秒39(±0)で8着。だが、アクシデントに見舞われたことで、準決勝を走るチャンスを得た。 法大出身の社会人1年目、日本選手権で3位に食い込むなどワールドランキングでつかんだ初の世界大会だった。大外9レーンに入った横地は、スタートからやや遅れ気味の展開から、粘りのレースを見せた。 だが、今季世界リストトップの12秒94を持つラシード・ブロードベル(ジャマイカ)が9台目で脚を引っ掛け、10台目に向かって突っ込むように転倒。その際に、横地のハードルまで倒してしまった。 ブロードベルを避けるようにジャンプして、フィニッシュした横地。最後まで跳び切ったとしても、下位争いのままだったため、レース直後は「初めての世界大会で会場の雰囲気に圧倒されてしまった」と肩を落とした。アクシデントについても、「自分が前に出ていれば問題はなかった」と言い訳しない。 ただ、その後に救済措置での準決勝進出が確定。その一報を聞いた横地は「せっかくもらったチャンスなので、泉谷さん、高山さんと決勝を目指してがんばります」と、力強く語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.16

800m昨年全国8位の菊池晴太が1分50秒03の大会新V「収穫と悔しさがある」400mH長谷川桜介が51秒19、三段跳の菅野穂乃は大会新/IH東北

◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の3日目が行われ、男子800mは菊池晴太(盛岡第四3岩手)が1分50秒03の大会新で […]

NEWS 東大阪大敬愛が女子総合V2 広島IHへ、久保凛「笑顔で締めくくりたい」 男子は洛南が10連覇 /IH近畿

2025.06.16

東大阪大敬愛が女子総合V2 広島IHへ、久保凛「笑顔で締めくくりたい」 男子は洛南が10連覇 /IH近畿

◇インターハイ近畿地区大会(6月12~15日/京都市・たけびしスタジアム京都)最終日 広島インターハイを懸けた近畿地区大会の最終日が行われ、前日までと同様、各種目でし烈な戦いが繰り広げられた。 広告の下にコンテンツが続き […]

NEWS 走幅跳IH2位の成澤柚日が自己新6m11で3連覇!柴田弥聖が2年連続ロングスプリント2冠/IH北関東

2025.06.16

走幅跳IH2位の成澤柚日が自己新6m11で3連覇!柴田弥聖が2年連続ロングスプリント2冠/IH北関東

◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/栃木県宇都宮市・県総合運動公園カンセキスタジアム) 広島インターハイを懸けた北関東地区大会の2日目が行われ、女子走幅跳で成澤柚日(共愛学園3群馬)が自己新の6m11(+1. […]

NEWS 円盤投・松元美春が最終投てきで大逆転連覇&3年連続IHへ!走幅跳・木浦が自己新連発7m20、大混戦800mは田中が2年生V/IH南九州

2025.06.16

円盤投・松元美春が最終投てきで大逆転連覇&3年連続IHへ!走幅跳・木浦が自己新連発7m20、大混戦800mは田中が2年生V/IH南九州

◇インターハイ南九州地区大会(6月13~16日/熊本市・えがお健康スタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた南九州地区大会の3日目が行われ、女子円盤投は松元美春(出水3鹿児島)が39m42で2連覇を達成した。 広告の下 […]

NEWS 中村学園女3種目V 小松美咲800m2分05秒63の大会新で2連覇&2冠 走幅跳とハンマー投も制す 大塚涼也がやり投65m51/IH北九州

2025.06.16

中村学園女3種目V 小松美咲800m2分05秒63の大会新で2連覇&2冠 走幅跳とハンマー投も制す 大塚涼也がやり投65m51/IH北九州

◇インターハイ北九州地区大会(6月13日~16日/佐賀・SAGAスタジアム) 広島インターハイをかけた北九州地区大会の3日目が行われ、中村学園女(福岡)が女子3種目で制した。 広告の下にコンテンツが続きます なかでも80 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top