関東学生網走夏季記録挑戦競技会が7月16日、網走市営陸上競技場で行われた。
男子10000m3組では山本歩夢(國學院大3)が28分16秒92で全体トップ。7月8日のホクレン・ディスタンスチャレンジ網走大会5000mで13分34秒85の國學院大新記録を出した勢いそのままに、10000mでも自己記録を2年ぶりに約25秒更新してみせた。
國學院大は5000mでも主将の伊地知賢造(4年)が13分40秒51の大幅自己新で1着。学生ながらマラソン練習に取り組む大黒柱が、トラックで結果を示した。
そんなキャプテンの好走に火がついたのか、國學院大は10000mでも好記録が続く。2組では板垣俊佑(3年)が28分51秒61、後村光星(1年)が28分52秒46でワン・ツー。3組では山本に続き、青木瑠郁(2年)が28分32秒90で3着、高山豪起(2年)が28分43秒51で9着と、計5人が28分台の自己ベストを出した。
昨年度は出雲駅伝と全日本大学駅伝で2位、箱根駅伝で4位と過去最高の駅伝シーズンを過ごした國學院大。その時の主力が多く残り、8日のホクレン網走大会では平林清澄(3年)が10000mで27分55秒15の國學院大新記録を樹立している。
伊地知、平林、山本の3本柱に加え、昨年の全日本大学駅伝5区で区間賞を獲得した青木も好調。板垣、後村といった学生駅伝未経験の新戦力も台頭してきている。
今季は前年度駅伝3冠の駒大に箱根駅伝2位の中大、同3位の青学大らライバルが強力だが、チームは『てっぺん』というスローガンを掲げる。2019年の出雲以来、2度目の学生駅伝制覇へ、着々と戦力に厚みが増してきている。
女子5000mでは、1500mの学生記録(4分12秒72)保持者である道下美槻(立大4)が16分17秒73で1着だった。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.05.16
極限まで速さを追求!サニブラウンの“思い”込めたユニフォームを東レとPUMAで開発
-
2024.05.16
-
2024.05.16
-
2024.05.16
2024.05.11
棒高跳・小林美月が4m00で連覇!「雰囲気で楽しみながらできた」/関東IC
-
2024.05.10
-
2024.05.11
-
2024.04.26
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.16
6月23日相模原で午後5時半スタート! 上位7校に出場権 全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会要項発表
関東学連は5月16日、6月23日に行われる全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会の要項を発表した。 会場は神奈川県相模原市の相模原ギオンスタジアムで、午後5時半に1組目が始まり、最終の4組は午後7時半スタート。1校2名ずつの […]
2024.05.16
国立競技場に“世界”が集結!!北口榛花、サニブラウン、田中希実、海外勢もウ・サンヒョクら豪華絢爛
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリが5月19日、国立競技場で行われる。21年東京五輪、そして来年の世界選手権の舞台でもある国立競技場に、世界トップアスリートが集結する、1年に一度 […]
2024.05.16
極限まで速さを追求!サニブラウンの“思い”込めたユニフォームを東レとPUMAで開発
東レは5月16日、所属契約を結ぶサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)と高機能ウエアを共同開発したと発表した。同日、都内で会見を開き、サニブラウン、東レ、プーマの三者が登壇し、ユニフォームをお披露目した。 今回の特別開 […]
2024.05.16
サニブラウン パリ五輪で「メダルを取りたい」セイコーゴールデンGPで内定狙う
男子100mで世界選手権2大会連続入賞を果たしているサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が都内で会見を開いた。 この日はサポートを受ける東レとプーマがサニブラウンの意見を取り入れながら共同開発したウエアを発表。会見の […]
2024.05.16
男子走高跳・王振が欠場 静岡国際優勝の傅兆玄が追加出場/セイコーGGP
日本陸連は5月16日、セイコーゴールデングランプリ(5月19日、国立競技場)の男子走高跳に出場予定だった王振(中国)が欠場することを発表した。代わりに傅兆玄(台湾)が出場する。 傅は21歳の若手ジャンパー。昨年のワールド […]
Latest Issue 最新号
2024年6月号 (5月14日発売)
別冊付録学生駅伝ガイド