HOME 高校

2023.05.23

全国2連覇中の高橋諒が八種競技5702点の大会新!七種競技・下元香凜5183点でとも3連覇!/IH東京都大会
全国2連覇中の高橋諒が八種競技5702点の大会新!七種競技・下元香凜5183点でとも3連覇!/IH東京都大会

23年東京都大会の八種競技で5702点の大会新記録で優勝した高橋諒

8月の北海道インターハイに向けた都道府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

東京都大会は5月5日、5月13日~14日、20日~21日の5日間、駒沢オリンピック公園総合運動競技場と大井ふ頭中央海浜公園競技場で行われた。昨年のインターハイ入賞者も多く登場し、ハイレベルな記録が生まれた。

男女混成競技はいずれも大会新&3連覇。八種競技はインターハイ史上初の3連覇を目指す高橋諒(桐朋3)が5702点をマークした。高橋は110mハードルでも5位入賞。七種競技では昨年のインターハイ3位の下元香凜(白梅学園3)が5183点で完勝を収めた。下元は三段跳と2冠を果たしている。

男子1500mでは尾熊迅斗(東京実3)が大会新の3分48秒58でトップ。2位で大会記録(3分50秒00)を持っていた吉倉ナヤブ直希(早稲田実3)も3分48秒62で大会記録を上回った。同5000mでも大会記録が更新され、飯國新太(國學院久我山3)が14分20秒77で優勝を飾っている。

男子のハードルでも好記録。110mハードルでは昨年のU18大会2位の北條友葵(三田国際3)が14秒39(-1.9)で優勝。準決勝では14秒28(+0.3)で、8年ぶりに大会記録を更新した。400mハードルでは昨年のインターハイ7位に入っている志村武(日本工大駒場3)が51秒30をマーク。南関東大会は今年もハイレベルな戦いが繰り広げられそうだ。

女子走高跳では昨年のインターハイチャンピオン・森﨑優希(明星学園3)がケガのため9位で敗退。波乱が起きるなか、冷静な試合運びを見せた森﨑の後輩である手島花奈(2年)が1m69で優勝。先輩の思いを胸に南関東大会に挑む。

広告の下にコンテンツが続きます

他にも男子やり投では67m03の大会新記録で國安大悟(片倉3)が2連覇。昨年惜しくも10位と入賞を逃した夏の大舞台での雪辱を誓う。

各種目で好勝負が展開されるなか、総合争いは東京が男女とも制覇。男子133.83点、女子123点と、いずれも100点を超える圧勝だった。

南関東大会は6月16日から4日間、山梨県JITリサイクルインクスタジアムで実施。全国大会の北海道インターハイが、8月2日から6日に札幌市厚別公園競技場で開催される。

8月の北海道インターハイに向けた都道府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 東京都大会は5月5日、5月13日~14日、20日~21日の5日間、駒沢オリンピック公園総合運動競技場と大井ふ頭中央海浜公園競技場で行われた。昨年のインターハイ入賞者も多く登場し、ハイレベルな記録が生まれた。 男女混成競技はいずれも大会新&3連覇。八種競技はインターハイ史上初の3連覇を目指す高橋諒(桐朋3)が5702点をマークした。高橋は110mハードルでも5位入賞。七種競技では昨年のインターハイ3位の下元香凜(白梅学園3)が5183点で完勝を収めた。下元は三段跳と2冠を果たしている。 男子1500mでは尾熊迅斗(東京実3)が大会新の3分48秒58でトップ。2位で大会記録(3分50秒00)を持っていた吉倉ナヤブ直希(早稲田実3)も3分48秒62で大会記録を上回った。同5000mでも大会記録が更新され、飯國新太(國學院久我山3)が14分20秒77で優勝を飾っている。 男子のハードルでも好記録。110mハードルでは昨年のU18大会2位の北條友葵(三田国際3)が14秒39(-1.9)で優勝。準決勝では14秒28(+0.3)で、8年ぶりに大会記録を更新した。400mハードルでは昨年のインターハイ7位に入っている志村武(日本工大駒場3)が51秒30をマーク。南関東大会は今年もハイレベルな戦いが繰り広げられそうだ。 女子走高跳では昨年のインターハイチャンピオン・森﨑優希(明星学園3)がケガのため9位で敗退。波乱が起きるなか、冷静な試合運びを見せた森﨑の後輩である手島花奈(2年)が1m69で優勝。先輩の思いを胸に南関東大会に挑む。 他にも男子やり投では67m03の大会新記録で國安大悟(片倉3)が2連覇。昨年惜しくも10位と入賞を逃した夏の大舞台での雪辱を誓う。 各種目で好勝負が展開されるなか、総合争いは東京が男女とも制覇。男子133.83点、女子123点と、いずれも100点を超える圧勝だった。 南関東大会は6月16日から4日間、山梨県JITリサイクルインクスタジアムで実施。全国大会の北海道インターハイが、8月2日から6日に札幌市厚別公園競技場で開催される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.11

編集部コラム「これが“近畿”」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 日本長距離界のホープも絶賛! アシックスのレーシングシューズ「METASPEED」がさらに進化

2025.07.11

日本長距離界のホープも絶賛! アシックスのレーシングシューズ「METASPEED」がさらに進化

アシックスは7月11日、トップアスリート向けの新レーシングシューズ「METASPEED」シリーズの最新作「METASPEED SKY TOKYO」、「METASPEED EDGE TOKYO」、「METASPEED RA […]

NEWS アディダスから爆発的なスピードを生み出すことを目指したスパイク最新モデル「ADIZERO PRIME SP 4」が登場!

2025.07.11

アディダスから爆発的なスピードを生み出すことを目指したスパイク最新モデル「ADIZERO PRIME SP 4」が登場!

アディダス ジャパンは、1秒でも速いベストタイムを目指して走るランナーのためのランニングシリーズ「アディゼロ」より、100mなど短距離のレースで最速のパフォーマンスを発揮することを目指した、陸上用スパイク「ADIZERO […]

NEWS 七種競技・熱田心 連覇へ「プレッシャーを力に変えたい」日本記録へ挑戦/日本選手権混成

2025.07.11

七種競技・熱田心 連覇へ「プレッシャーを力に変えたい」日本記録へ挑戦/日本選手権混成

◇第109回日本選手権・混成競技(7月12、13日/岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権・混成競技を前日に控え、有力選手が会見に出席した。 女子七種競技で前回初優勝を飾 […]

NEWS 十種競技・奥田啓祐「まとめる練習してきた」3年ぶりVと自己新狙う/日本選手権混成

2025.07.11

十種競技・奥田啓祐「まとめる練習してきた」3年ぶりVと自己新狙う/日本選手権混成

◇第109回日本選手権・混成競技(7月12、13日/岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権・混成競技を前日に控え、有力選手が会見に出席した。 男子十種競技で3年ぶり優勝を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top