HOME 高校

2023.05.23

瀬田陽菜が200m24秒02&400m54秒85! 相洋は男子4×400mRで3分9秒95と都府県大会初の3分10秒切り/IH神奈川県大会
瀬田陽菜が200m24秒02&400m54秒85! 相洋は男子4×400mRで3分9秒95と都府県大会初の3分10秒切り/IH神奈川県大会

インターハイ神奈川県大会女子200mに大会新で優勝した瀬田陽菜

8月の北海道インターハイに向けた都道府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

神奈川県大会は5月13日~14日、20日~21日の4日間、三ツ沢公園陸上競技場で行われた。

大会初日に行われた女子400mでは、昨年インターハイ4位の瀬田陽菜(東海大相模3)が54秒85の今季最高記録をマークし、2位に2秒以上の差をつける快勝。また女子100mでは井上瑞葵(東海大相模3)が12秒11(-1.3)で優勝を飾り、2人を起用した4×100mリレーでも46秒64の好記録で制した。さらに瀬田は200mも24秒05(+1.5)の大会新で優勝しスプリント3冠の偉業も成し遂げた。

広告の下にコンテンツが続きます

男子400mでも好記録が誕生。昨年1年生ながらインターハイ準決勝に進出している菊田響生(法政二2)が、47秒69で優勝を飾っている。また、2位から4位は民谷頼里、朱雀海、八柳誠志と相洋の3年生トリオが48秒で続いた。4×400mリレーでは3人に、100m優勝の江崎優斗(相洋3)を加えたオーダーで臨み、インターハイ都府県大会では史上初の3分10秒切りとなる3分9秒95で圧勝している。

また、男子ハンマー投でも古谷聖人(小田原城北工3)が59m35の大会新で優勝を果たした。

女子ではジェシンタ・ニョカビ(白鵬女2)が中長距離3種目すべてで大会記録を塗り替える快走。800m2分8秒98、1500m4分16秒55、3000m9分5秒01と好タイムを並べ、1500m、3000mは県高校新記録となった。1500mでは2位の近藤希美(東海大相模3)も4分18秒72と従来の大会記録を上回った。

このほか、男子200mで森央人(保土ケ谷3)が21秒15(+1.4)、八種競技では照井空翔(相洋3)が5487点、女子100mHで及川理子(法政二3)が13秒77でそれぞれ優勝。大会記録には届かなかったものの好記録が多く誕生している。

学校対抗は男女とも法政二高が100点を超えて優勝(男子112点、女子150点)、ハイレベルな争いが予想される南関東大会でも神奈川勢の活躍が期待される。

南関東大会は6月16日から4日間、山梨県小瀬スポーツ公園競技場で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場でインターハイが開催される。

8月の北海道インターハイに向けた都道府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 神奈川県大会は5月13日~14日、20日~21日の4日間、三ツ沢公園陸上競技場で行われた。 大会初日に行われた女子400mでは、昨年インターハイ4位の瀬田陽菜(東海大相模3)が54秒85の今季最高記録をマークし、2位に2秒以上の差をつける快勝。また女子100mでは井上瑞葵(東海大相模3)が12秒11(-1.3)で優勝を飾り、2人を起用した4×100mリレーでも46秒64の好記録で制した。さらに瀬田は200mも24秒05(+1.5)の大会新で優勝しスプリント3冠の偉業も成し遂げた。 男子400mでも好記録が誕生。昨年1年生ながらインターハイ準決勝に進出している菊田響生(法政二2)が、47秒69で優勝を飾っている。また、2位から4位は民谷頼里、朱雀海、八柳誠志と相洋の3年生トリオが48秒で続いた。4×400mリレーでは3人に、100m優勝の江崎優斗(相洋3)を加えたオーダーで臨み、インターハイ都府県大会では史上初の3分10秒切りとなる3分9秒95で圧勝している。 また、男子ハンマー投でも古谷聖人(小田原城北工3)が59m35の大会新で優勝を果たした。 女子ではジェシンタ・ニョカビ(白鵬女2)が中長距離3種目すべてで大会記録を塗り替える快走。800m2分8秒98、1500m4分16秒55、3000m9分5秒01と好タイムを並べ、1500m、3000mは県高校新記録となった。1500mでは2位の近藤希美(東海大相模3)も4分18秒72と従来の大会記録を上回った。 このほか、男子200mで森央人(保土ケ谷3)が21秒15(+1.4)、八種競技では照井空翔(相洋3)が5487点、女子100mHで及川理子(法政二3)が13秒77でそれぞれ優勝。大会記録には届かなかったものの好記録が多く誕生している。 学校対抗は男女とも法政二高が100点を超えて優勝(男子112点、女子150点)、ハイレベルな争いが予想される南関東大会でも神奈川勢の活躍が期待される。 南関東大会は6月16日から4日間、山梨県小瀬スポーツ公園競技場で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場でインターハイが開催される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.27

プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]

NEWS 古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定

2025.11.27

古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定

日本陸連は11月27日、「次世代において国際大会での活躍が期待できる競技者」を育成する「ダイヤモンドアスリート」の第12期認定者を発表した。 第11期でダイヤモンドアスリートNextageとして一部のプログラムに参加して […]

NEWS 岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者

2025.11.27

岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者

富士通は11月27日、女子競歩の岡田久美子の現役引退を発表した。かねてより「今季が本当の集大成」と話していたが、正式に発表となった。 岡田は埼玉県出身。1991年生まれの34歳で、大迫傑(リーニン)、飯塚翔太(ミズノ)、 […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

2025.11.26

【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

学生長距離Close-upインタビュー 中村 晃斗 Nakamura Akito 志學館大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。54回目は、志 […]

NEWS 熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

2025.11.26

熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top