2023.04.08
4月8日に行われた徳島カーニバルの男子円盤投で、幸長慎一(四国大AC)が62m52をマークした。この記録は日本歴代2位。堤雄司(ALSOK群馬)が持つ日本記録まであと7cmに迫るビッグスローだった。
幸長は1997年生まれで、今年4月で26歳になる。兵庫県姫路市出身で、姫路東中時代から砲丸投と円盤投に取り組んで、円盤投(1.5kg)で51m23の中学記録を樹立した。
徳島・生光学園高でも2種目に取り組み、3年時にはインターハイ2冠を達成。円盤投(1.75kg)では高1最高(52m70)、高2最高(54m80)、高校記録(56m65/当時、現歴代2位)と次々に記録を塗り替えた。砲丸投でも18m21の当時高校新を作っている。
四国大、四国大院では、日本インカレを砲丸投2連覇(17、18年)、円盤投3連覇(19~21年)と達成。21年には円盤投で日本人5人目の60mスロワーとなる60m69を放っていた。22年から母校の職員として勤務しながら競技を続けている。
男子円盤投の日本歴代10傑をチェック!
62.59 堤 雄司(ALSOK群馬) 2020. 3.27 62.52 幸長 慎一(四国大AC) 2023. 4. 8 62.16 湯上 剛輝(トヨタ自動車) 2018. 6.24 60.22 川崎 清貴(大昭和製紙) 1979. 4.22 60.10 畑山 茂雄(ゼンリン) 2007. 6. 3 58.53 米沢茂友樹(オリコ) 2017. 6.25 58.36 知念 豪(ゼンリン) 2016. 6.26 58.08 山崎 祐司(竜ヶ崎一高教) 1986. 4.12 57.18 小林 志郎(新潟日報社) 2009. 6.25 56.83 蓬田 和正(国士舘クラブ) 2013. 7. 6
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.05
2025.07.02
HOKAの新作レーシングシューズ「ROCKET X 3」が7月2日に新登場!
-
2025.07.05
-
2025.07.01
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.06
男子三段跳は山下航平が6年ぶりの王座奪還 開催国枠設定記録に到達の16m67で世界陸上出場に望み/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子三段跳は16年リオ五輪代表の山下航平(ANA)が16m67(+0.4)を跳び、19年以来6年ぶ […]
2025.07.06
鵜澤飛羽が200m日本人初19秒台なるか?田中希実が4年連続2冠に挑戦、大激戦の女子100mHなど最終日は決勝ラッシュ/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権の最終日3日目(7月6日)が行われる。 広告の下にコンテンツが続きます 注目は男子200m決勝。3連覇を目指す鵜澤飛 […]
2025.07.06
34歳・新井涼平が今季限りで現役引退へ リオ五輪決勝、オーバートレーニング「喜怒哀楽すべてを経験した競技人生」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子やり投の新井涼平(スズキ)が“最後の日本選手権”を74m71の8位で終えた。 広告の下にコンテ […]
2025.07.06
男子100m・桐生祥秀が5年ぶり3回目の日本一! 11回目の決勝で自信みなぎる走りを披露/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子100mは桐生祥秀(日本生命)が10秒23(+0.4)で5年ぶり3回目の優勝を遂げた。 広告の […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会