HOME 学生長距離

2023.02.17

順大の3連覇なるか!?中大、日体大、城西大、関大も実力者そろう/大学男女混合駅伝
順大の3連覇なるか!?中大、日体大、城西大、関大も実力者そろう/大学男女混合駅伝

2022年の男女混合駅伝で優勝テープを切った順大の小暮真緒

2月19日(日)に第3回全国招待大学対校男女混合駅伝が大阪・長居公園内特設コース(6区間20km)で行われる。

出場校は主催の関西学連から関学大、京産大、立命大、関西学連選抜ら11チームが名を連ね、そこに関東学連から「招待校」として順大、城西大、拓大など8校を加えた全19チームが出場予定。1周2.8kmの全長20kmで争われ、6区間(3km、2km、5km、3km、2km、5km)を男女3人ずつが走ることになる。

広告の下にコンテンツが続きます

注目は第1回、第2回と連覇中の順大だ。男子は学生駅伝で実績のある石井一希(3年)に加え、塩原匠、村尾雄己、山崎颯とスピードのある1年生3人をエントリー。女子は前回優勝メンバーで5000m15分台のベストを持つ小暮真緒(2年)が軸となり、3連覇を目論む。

前回2位の中大は箱根駅伝で好走した助川拓海、千守倫央、若林陽大の4年生トリオに加え、1500mで3分41秒56のベストを持つ山田俊輝(3年)という強力な布陣。女子も木下紗那、浜野光ら4人全員が5000m16分台の自己ベストを持つだけに、調子を合わせられれば優勝争いに絡んできそうだ。

前回4位の日体大も実力者がそろう。女子は日本インカレ5000m3位の尾方唯莉、同8位の嶋田桃子(ともに2年)を中心に全員が5000m16分30秒未満。男子は日本インカレ1500m8位の廣澤優斗(4年)、高村比呂飛(2年)ら中距離メンバーを並べて「3位以内」を狙う。

城西大も男子は1500mを中心とした中距離ランナーを並べ、女子は全日本大学女子駅伝7位のメンバーから兼子心晴(1年)、藤村華純(4年)ら主力が集った。

広告の下にコンテンツが続きます

初出場となる立大は、1500mで4分12秒72の学生記録を持つ道下美槻(3年)が強力。男子もエントリー4人全員が1500m3分47秒未満とスピード自慢がそろい、上位進出の可能性を秘める。

関西勢では、日本インカレ10000m5位の亀田仁一路(3年)を要する前回3位の関大や、同5位の立命大が強力。両校はいずれも「前回の順位を超える」ことを目標に掲げている。

1区間の距離が短いだけに、1人のエースの力だけでは上位進出は難しい。序盤から先頭争いに加わり、ミスのない継走を実現できたチームに栄光が待っている。

また、「国立大学 東西四大学対抗戦」も同時開催され、大阪大、東大、一橋大、京大の4チームが出場する。

広告の下にコンテンツが続きます

スタートは12時10分。大会の模様は関西テレビとBSフジにて生中継されるほか、当日夕方以降に「カンテレスポーツ公式YouTube」にて配信される。

3代目チャンピオンに輝くのはどの大学か。

次ページ 第3回全国招待大学対校男女混合駅伝 出場チーム一覧

2月19日(日)に第3回全国招待大学対校男女混合駅伝が大阪・長居公園内特設コース(6区間20km)で行われる。 出場校は主催の関西学連から関学大、京産大、立命大、関西学連選抜ら11チームが名を連ね、そこに関東学連から「招待校」として順大、城西大、拓大など8校を加えた全19チームが出場予定。1周2.8kmの全長20kmで争われ、6区間(3km、2km、5km、3km、2km、5km)を男女3人ずつが走ることになる。 注目は第1回、第2回と連覇中の順大だ。男子は学生駅伝で実績のある石井一希(3年)に加え、塩原匠、村尾雄己、山崎颯とスピードのある1年生3人をエントリー。女子は前回優勝メンバーで5000m15分台のベストを持つ小暮真緒(2年)が軸となり、3連覇を目論む。 前回2位の中大は箱根駅伝で好走した助川拓海、千守倫央、若林陽大の4年生トリオに加え、1500mで3分41秒56のベストを持つ山田俊輝(3年)という強力な布陣。女子も木下紗那、浜野光ら4人全員が5000m16分台の自己ベストを持つだけに、調子を合わせられれば優勝争いに絡んできそうだ。 前回4位の日体大も実力者がそろう。女子は日本インカレ5000m3位の尾方唯莉、同8位の嶋田桃子(ともに2年)を中心に全員が5000m16分30秒未満。男子は日本インカレ1500m8位の廣澤優斗(4年)、高村比呂飛(2年)ら中距離メンバーを並べて「3位以内」を狙う。 城西大も男子は1500mを中心とした中距離ランナーを並べ、女子は全日本大学女子駅伝7位のメンバーから兼子心晴(1年)、藤村華純(4年)ら主力が集った。 初出場となる立大は、1500mで4分12秒72の学生記録を持つ道下美槻(3年)が強力。男子もエントリー4人全員が1500m3分47秒未満とスピード自慢がそろい、上位進出の可能性を秘める。 関西勢では、日本インカレ10000m5位の亀田仁一路(3年)を要する前回3位の関大や、同5位の立命大が強力。両校はいずれも「前回の順位を超える」ことを目標に掲げている。 1区間の距離が短いだけに、1人のエースの力だけでは上位進出は難しい。序盤から先頭争いに加わり、ミスのない継走を実現できたチームに栄光が待っている。 また、「国立大学 東西四大学対抗戦」も同時開催され、大阪大、東大、一橋大、京大の4チームが出場する。 スタートは12時10分。大会の模様は関西テレビとBSフジにて生中継されるほか、当日夕方以降に「カンテレスポーツ公式YouTube」にて配信される。 3代目チャンピオンに輝くのはどの大学か。 次ページ 第3回全国招待大学対校男女混合駅伝 出場チーム一覧

第3回全国招待大学対校男女混合駅伝 出場チーム一覧

<関西学連> 大教大 関大 関学大 京教大 京産大 神戸学大 同志社大 佛教大 明治国際医療大 立命大 関西学連選抜 <関東学連>※招待校 順大 城西大 拓大 中大 筑波大 東洋大 日体大 立大 <国立大学 東西四大学対抗戦>※同時開催 東大 一橋大 京大 大阪大

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.04.29

織田記念 男子100mに多田修平や山縣亮太が参戦 110mH村竹ラシッドと高山峻野が激突 女子100mHが激戦か

◇第58回織田幹雄記念(4月29日/広島広域公園陸上競技場) 日本グランプリシリーズグレード1の第58回織田幹雄記念国際大会は4月29日、広島市の広島広域公園陸上競技場(ホットスタッフフィールド広島)で行われる。1928 […]

NEWS 七種競技のヘンプヒル恵は5688点で13位 十種の丸山優真は5位につけるも途中棄権/マルチスターズ

2024.04.29

七種競技のヘンプヒル恵は5688点で13位 十種の丸山優真は5位につけるも途中棄権/マルチスターズ

世界陸連混成ツアー・ゴールドのマルチスターズが4月27日、28日の2日間、イタリア・ブレシアで行われ、女子七種競技に出場したヘンプヒル恵(アトレ)は5688点で13位だった。また、男子十種競技に出場していた丸山優真(住友 […]

NEWS 日本勢は金メダル8個獲得 中長距離で5種目制覇 記録では渕上翔太400mH49秒97、中谷魁聖が走高跳2m19をマーク/U20アジア選手権

2024.04.28

日本勢は金メダル8個獲得 中長距離で5種目制覇 記録では渕上翔太400mH49秒97、中谷魁聖が走高跳2m19をマーク/U20アジア選手権

◇第21回U20アジア選手権(4月24日~27日/UAE・ドバイ) 4日間の大会が終了し、男女合わせて29名が出場した日本勢は金メダル8個を含む21のメダルを獲得。昨年6月に韓国で行われた前回大会(金14個、メダル総数で […]

NEWS バレガ5000m12分55秒68の大会新V 前週世界新のデュプランティスは6m00 3000m障害のチェプコエチも2連勝/DL蘇州

2024.04.28

バレガ5000m12分55秒68の大会新V 前週世界新のデュプランティスは6m00 3000m障害のチェプコエチも2連勝/DL蘇州

中国・蘇州で4月27日、ダイヤモンドリーグ(DL)第2戦が開催され、男子5000mでは東京五輪10000m金メダルのS.バレガ(エチオピア)が12分55秒68の大会新で優勝した。 バレガは現在24歳。18年にこの種目で1 […]

NEWS 織田記念スタートリスト発表 男子100m坂井隆一郎は最終エントリーせず 山縣亮太や多田修平、東田旺洋が出場へ

2024.04.28

織田記念スタートリスト発表 男子100m坂井隆一郎は最終エントリーせず 山縣亮太や多田修平、東田旺洋が出場へ

第58回織田幹雄記念国際大会(4月29日/広島広域公園陸上競技場)のスタートリストが4月28日、発表された。 GP(グランプリ)男子100m予選1組は、4レーンに多田修平(住友電工)。2組には4レーンにデーデー・ブルーノ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top