2023.02.01
4月23日に行われるロンドン・マラソンの男子招待選手が2月1日に発表され、18年のボストン・マラソンで優勝している川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)がエントリーした。
これまで公認、非公認を合わせて122回のフルマラソンに出場している川内だが、ロンドンへの出場は初めて。世界陸連(WA)の公式サイトではワールドマラソンメジャーズ(WMM)の加盟大会である、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク、東京の6大会すべてに出場することとなり、完走すればWMMから「Six Star Finishers」のメダルが送られることになると紹介している。
WMMは06年にマラソンのチャンピオンシップを決めるシリーズとして設立され、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークの5大会でスタート。13年からは東京も加わわった。上位入賞者に与えられるポイントによってシーズンの優勝者が決定する。
WMM公式サイトでは6大会すべてに完走したランナーを紹介するページを設けており、これまで8000人以上の市民ランナーが「Six Star Finishers」のメダルを獲得しているという。それでも、男子のWMM優勝経験者では、11年のロンドン覇者のエマニュエル・ムタイ(ケニア)が達成したのみで、川内はこれに続く偉業に挑戦することになる。
このほか、ケネニサ・ベケレ(エチオピア)、ケルヴィン・キプトゥム(ケニア)、ベルハヌ・レゲセ(エチオピア)、タミラト・トーラ(エチオピア)、モハメド・ファラー(英国)などがエントリーした。
2023ロンドンマラソンの主な招待選手
(右はベストタイム) K.ベケレ(エチオピア) 2時間1分41秒 K.キプトゥム(ケニア) 2時間1分53秒 B.レゲセ(エチオピア) 2時間2分48秒 M.ゲレメウ(エチオピア) 2時間2分55秒 A.キプルト(ケニア) 2時間3分13秒 T.トーラ(エチオピア) 2時間3分39秒 L.ゲブレシラセ(エチオピア) 2時間4分02秒 V.キプチュンバ(ケニア) 2時間4分28秒 M.ファラー(英国) 2時間5分11秒 G.カムウォロル(ケニア) 2時間5分23秒 川内優輝(あいおいニッセイ同和損保) 2時間7分27秒RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.31
これが世界メダリストの走り!ケジェルチャが25人ごぼう抜きで30万円ゲット
2025.12.31
棒高跳デュプランティスがジャーナリスト投票2年連続で年間MVP受賞
-
2025.12.30
2025.12.30
城西大が2冠達成!2区・本間香が区間新、順位下げるも7区で再逆転/富士山女子駅伝
-
2025.12.30
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
-
2025.12.14
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.31
これが世界メダリストの走り!ケジェルチャが25人ごぼう抜きで30万円ゲット
TBSでオールスター体育祭が放送され、番組内では「オールスター感謝祭」でもおなじみの赤坂5丁目ミニマラソンが行われた。 レースには1991年東京世界選手権男子マラソン金メダリストで65歳になった谷口浩美さん、レジェンドラ […]
2025.12.31
棒高跳デュプランティスがジャーナリスト投票2年連続で年間MVP受賞
国際スポーツプレス協会(AIPS)のアスリート・オブ・ザ・イヤーが12月30日に発表され、男子棒高跳のA.デュプランティス(スウェーデン)が「男子・アスリート・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。 121カ国836人のジャーナ […]
2025.12.31
逆境はねのけ初優勝の城西大「選手たちの思いが強かった」 ルーキー3人が区間賞/富士山女子駅伝
◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ、城西大が2時間22分36秒で初 […]
2025.12.31
箱根駅伝 ご当地選手をチェック! 福岡市出身6人が登録 川崎市、新潟市、姫路市、北九州市からも多数エントリー 徳島県から4年ぶり箱根路なるか
2026年1月2、3日に開催される第102回箱根駅伝のスタートまであと2日。12月29日には各チームの区間エントリーも発表された。 今回も登録された21チーム336人全員にアンケートを実施。その回答を元に出身地を都道府県 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
