2022.12.16
月陸Onlineが今年新設した「GetsurikuAwards」。選手、ファン、メディア投票で決定する「今年最も輝きを放ったアスリート」に贈る「Crystal Athlete」に選ばれた女子やり投の北口榛花(JAL)に今シーズンを振り返ってもらった。
この日は日本陸連アスレティックス・アワード2022に出席。北口は優秀選手賞を受賞した。「これまで女子フィールド種目での受賞は少ないと思うのでうれしいです」と喜びを語る。
冬季練習は「前年と大きく変えずに」とし、引き続き「土台を作っていきます」と北口。順調に過ごしているようで、式典出席とトレーニングの「チェック」、そして家族旅行を兼ねて来日しているディヴィッド・シェケラック・コーチからも「すごくできていると言われています」。
壇上でのスピーチでは「世界一」という言葉が出たが、「70mのやり投は見たことがないのでイメージできていませんが、68mはそれなりにイメージできています」。ブダペスト世界選手権では「狙ってメダル」を取りにいく。年明けにチェコに渡り、欧州でトレーニングに入る。
日本選手権優勝者、陸上関係メディア、そしてファン投票から選出された「Crystal Athlete」。受賞について本誌のインタビューにも答えてくれた。
――今季を振り返って
本当にこんなにいいことが起きてもいいのかなって思うくらい幸せな1年でした!
――一番印象に残っている試合は
オレゴン世界選手権の銅メダルもそうですが、今年勢いづけたのはパリのダイヤモンドリーグ優勝かなと思います。
――月陸アワード「CrystalAthlete」の受賞について
たくさんの方々の投票で選んでいただいてうれしいです。みんなに決めてもらった賞を受賞というのがうれしいですし、他にも「1回目」が多いのでそれもすごくうれしいです。(投票の)コメントを全部読んだのですが、他にもまだたくさんいただいているようなので、それに目を通して、来年以降の頑張る力にしたいです。
――ファンへ向けてメッセージ!
いつも陸上を見てくださっているみなさん、今回は投票ありがとうございました。今シーズンはすごくいい1年だったのですが、来年以降もそれ(今年)以上の1年を作れるように、精一杯頑張っていきたいと思います。
自分自身、海外にいることが多いのですが、今の時代はライブ配信もテレビなど、見る方法がたくさんあるので、日本からもたくさん応援してくださるとうれしいです。来年も頑張りますのでこれからもご声援よろしくお願いします!
次ページ 【動画】北口榛花選手からファンへのメッセージ!
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.26
編集部コラム「令和7年の大会取材」
2025.12.25
名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定
-
2025.12.25
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.20
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.26
編集部コラム「令和7年の大会取材」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.12.25
名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定
日本陸連は12月25日までに来年の名古屋アジア大会の派遣設定記録と、選考要項にかかる参考競技会について公開した。 来年9月19日から10月4日まで行われるアジア大会。日本開催は1994年の広島以来、32年ぶりとなる。陸上 […]
2025.12.25
箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大
関東学生陸上競技連盟(関東学連)は12月25日、箱根駅伝における「記念大会改革」と「出走チーム数増加」について発表した。 2028年の第104回大会から、これまで5年に1回だった記念大会を五輪イヤーの4回大会ごとに変更。 […]
2025.12.25
箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「山上り一本にかける」 箱根駅伝予選会の出場を回避した山梨学大のキャ […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
