HOME ニュース、国内

2022.04.30

走幅跳の橋岡優輝は2回のみ試技で3位 4月に左足首痛め「感覚のズレがあった」優勝は吉田弘道/木南記念
走幅跳の橋岡優輝は2回のみ試技で3位 4月に左足首痛め「感覚のズレがあった」優勝は吉田弘道/木南記念


◇木南記念(4月30日・5月1日/大阪・ヤンマースタジアム長居)1日目

日本グランプリシリーズ大阪大会の木南記念の初日。男子走幅跳に出場した東京五輪6位の橋岡優輝(富士通)だったが、1回目に7m76(±0)、2回目に7m64(+0.4)マークし、3回目以降をパスして試技を終えた。最終的には3位(日本人2番手)だった。

4月9日の日大競技会で1回目に8m07(+0.1)をマークしたが、その際に「オーバーストライド気味に踏み切りに入って」左足首を痛めたという。アジア大会選考会ということもあり、2週間は練習せず「1週間でなんとか調整して」臨んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

試技は「できれば2回まで」と決めていたが、「感覚のズレもあって、助走の前半から乗り込めなかった。そんなに甘くなかったですね」と橋岡。それでも、「冬季はベースアップできていて、世界室内選手権も3回ファウルでしたが飛距離も出ていたので」と成長を感じている様子で、「そろそろ日本記録保持者になりたい」と、8m40の日本記録更新へ意気込んでいる。

次戦エントリーしているセイコーゴールデングランプリは「状況を見て」の判断になるが、「まずはしっかり治療して、しっかり日本選手権に合わせたい」と橋岡。世界選手権の参加標準記録8m22は届いていないが、「日本選手権は去年もベストを出せた今日と同じ長居なので」と日本選手権で大記録と世界選手権への切符を狙うつもりだ。

◇優勝は好調の吉田弘道

優勝したのは吉田弘道(神崎郡陸協)で、2回目にマークした7m88(-0.2)が優勝記録だった。昨年8m14を跳んでいる吉田は、今シーズン日本学生個人選手権(7m85)、兵庫リレーカーニバル(一般の部7m87)と安定したジャンプを見せており、「グランプリだったので(ワールドランキングの)ポイントを取っておきたかった」と話していた。

◇木南記念(4月30日・5月1日/大阪・ヤンマースタジアム長居)1日目 日本グランプリシリーズ大阪大会の木南記念の初日。男子走幅跳に出場した東京五輪6位の橋岡優輝(富士通)だったが、1回目に7m76(±0)、2回目に7m64(+0.4)マークし、3回目以降をパスして試技を終えた。最終的には3位(日本人2番手)だった。 4月9日の日大競技会で1回目に8m07(+0.1)をマークしたが、その際に「オーバーストライド気味に踏み切りに入って」左足首を痛めたという。アジア大会選考会ということもあり、2週間は練習せず「1週間でなんとか調整して」臨んだ。 試技は「できれば2回まで」と決めていたが、「感覚のズレもあって、助走の前半から乗り込めなかった。そんなに甘くなかったですね」と橋岡。それでも、「冬季はベースアップできていて、世界室内選手権も3回ファウルでしたが飛距離も出ていたので」と成長を感じている様子で、「そろそろ日本記録保持者になりたい」と、8m40の日本記録更新へ意気込んでいる。 次戦エントリーしているセイコーゴールデングランプリは「状況を見て」の判断になるが、「まずはしっかり治療して、しっかり日本選手権に合わせたい」と橋岡。世界選手権の参加標準記録8m22は届いていないが、「日本選手権は去年もベストを出せた今日と同じ長居なので」と日本選手権で大記録と世界選手権への切符を狙うつもりだ。 ◇優勝は好調の吉田弘道 優勝したのは吉田弘道(神崎郡陸協)で、2回目にマークした7m88(-0.2)が優勝記録だった。昨年8m14を跳んでいる吉田は、今シーズン日本学生個人選手権(7m85)、兵庫リレーカーニバル(一般の部7m87)と安定したジャンプを見せており、「グランプリだったので(ワールドランキングの)ポイントを取っておきたかった」と話していた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.05

全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕

全国高校駅伝の出場権を懸けた都道府県高校駅伝が11月4日の埼玉をもってすべて終了し、都道府県代表がすべて出そろった。 昨年の全国大会は男子が佐久長聖、女子は長野東といずれも長野勢が優勝を遂げた。全国2連覇中の佐久長聖は県 […]

NEWS 神戸マラソンの招待選手発表 荒生実慧、平田幸四郎らがエントリー 21年パリ優勝のロティッチも参戦

2025.11.05

神戸マラソンの招待選手発表 荒生実慧、平田幸四郎らがエントリー 21年パリ優勝のロティッチも参戦

11月5日、神戸マラソンの主催者は16日に開催される神戸マラソン2025の招待選手を発表した。 国内からは、8月末のシドニーで2時間7分42秒の6位に入った荒生実慧(NDソフト)がエントリー。前回大会で日本人トップの4位 […]

NEWS 日本陸連と広島テレビ放送が 「スポーツを通じて誰もが自分らしく活躍できる社会づくりに関する連携協力協定」を締結

2025.11.05

日本陸連と広島テレビ放送が 「スポーツを通じて誰もが自分らしく活躍できる社会づくりに関する連携協力協定」を締結

11月5日、日本陸連は広島テレビ放送株式会と「スポーツを通じて誰もが自分らしく活躍できる社会づくりに関する連携協力協定」を結んだことを発表した。陸上競技を通じて人と人をつなぎ、すべての人が心身ともに健やかで、自分らしく生 […]

NEWS 仙台国際ハーフの来年大会の日程が決定 国内レースによる「ジャパンプレミアハーフシリーズ」

2025.11.05

仙台国際ハーフの来年大会の日程が決定 国内レースによる「ジャパンプレミアハーフシリーズ」

仙台国際ハーフマラソン大会実行委員会は、2026年大会の日程が5月10日に決まったと発表した。定員は10,000人とし、エントリーは11月18日から順次開始される。 国内主要ハーフマラソン6大会が連携する「ジャパンプレミ […]

NEWS 「アスリート・オブ・ザ・イヤー」最終候補にデュプランティス、ライルズら12人!

2025.11.05

「アスリート・オブ・ザ・イヤー」最終候補にデュプランティス、ライルズら12人!

世界陸連(WA)はワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」の最終候補者を発表した。 トラック、フィールド、競技場外種目の各部門で、10月に発表された候補者の中から男女2選手ずつ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top