HOME ニュース、国内

2022.01.30

松田瑞生が日本歴代5位の2時間20分52秒!世界陸上へ大きなアピール/大阪国際女子マラソン
松田瑞生が日本歴代5位の2時間20分52秒!世界陸上へ大きなアピール/大阪国際女子マラソン


◇大阪国際女子マラソン(1月30日/ヤンマースタジアム長居発着)

第41回大阪国際女子マラソンが行われ、招待選手の松田瑞生(ダイハツ)が日本人5人目の2時間21分切りとなる、日本歴代5位の2時間20分52秒(速報値)で大会新優勝を飾った。これで3度目の大阪国際女子マラソン制覇となる。

涙に暮れた東京五輪マラソン代表補欠からのリスタート。地元・大阪で松田が再び世界に向かって力強く走り出した。

広告の下にコンテンツが続きます

「松田旋風を巻き起こしたい」。そう話して松田。序盤から神野大地(セルソース)らが形成する第一ペースメーカーにつく。1kmを3分20秒前後で推移し、5km通過が16分28秒、10kmは33分02秒で通過した。第一集団についたのは松田と上杉真穂(スターツ)の2人だけ。

ハーフは1時間9分57秒で通過。2時間19分台も狙えるペースで進む。その後は上杉がやや離れ、松田だけが男子ペースメーカーとともにトップを走る。後半はややペースが落ち37~38kmは3分31秒かかった。それでもしっかり粘り切り、一昨年にマークした2時間21分47秒を

松田はこれでオレゴン世界選手権の派遣設定記録2時間23分18秒をクリアして代表入りに向けて大きくアピール。パリ五輪選考会となるMGC(23年秋開催)の出場権も獲得した。

2位の上杉は日本歴代2位の2時間22分29秒でこちらもオレゴン世界選手権の派遣記録を突破。6位の 佐藤早也伽(積水化学)までがMGCの出場権を獲得している。

■大阪国際女子マラソン上位成績
1位 松田瑞生(ダイハツ)2時間20分52秒=大会新
2位 上杉真穂(スターツ)2時間22分29秒
3位 松下菜摘(天満屋)2時間23分05秒
4位 谷本観月(天満屋)2時間23分11秒
5位 阿部有香里(しまむら)2時間24分02秒
6位 佐藤早也伽(積水化学)2時間24分47秒
7位 川内理江(大塚製薬)2時間25分35秒
8位 岩出玲亜(千葉陸協)2時間27分14秒

◇大阪国際女子マラソン(1月30日/ヤンマースタジアム長居発着) 第41回大阪国際女子マラソンが行われ、招待選手の松田瑞生(ダイハツ)が日本人5人目の2時間21分切りとなる、日本歴代5位の2時間20分52秒(速報値)で大会新優勝を飾った。これで3度目の大阪国際女子マラソン制覇となる。 涙に暮れた東京五輪マラソン代表補欠からのリスタート。地元・大阪で松田が再び世界に向かって力強く走り出した。 「松田旋風を巻き起こしたい」。そう話して松田。序盤から神野大地(セルソース)らが形成する第一ペースメーカーにつく。1kmを3分20秒前後で推移し、5km通過が16分28秒、10kmは33分02秒で通過した。第一集団についたのは松田と上杉真穂(スターツ)の2人だけ。 ハーフは1時間9分57秒で通過。2時間19分台も狙えるペースで進む。その後は上杉がやや離れ、松田だけが男子ペースメーカーとともにトップを走る。後半はややペースが落ち37~38kmは3分31秒かかった。それでもしっかり粘り切り、一昨年にマークした2時間21分47秒を 松田はこれでオレゴン世界選手権の派遣設定記録2時間23分18秒をクリアして代表入りに向けて大きくアピール。パリ五輪選考会となるMGC(23年秋開催)の出場権も獲得した。 2位の上杉は日本歴代2位の2時間22分29秒でこちらもオレゴン世界選手権の派遣記録を突破。6位の 佐藤早也伽(積水化学)までがMGCの出場権を獲得している。 ■大阪国際女子マラソン上位成績 1位 松田瑞生(ダイハツ)2時間20分52秒=大会新 2位 上杉真穂(スターツ)2時間22分29秒 3位 松下菜摘(天満屋)2時間23分05秒 4位 谷本観月(天満屋)2時間23分11秒 5位 阿部有香里(しまむら)2時間24分02秒 6位 佐藤早也伽(積水化学)2時間24分47秒 7位 川内理江(大塚製薬)2時間25分35秒 8位 岩出玲亜(千葉陸協)2時間27分14秒

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.11

青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]

NEWS 箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

2025.12.11

箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]

NEWS 青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

2025.12.11

青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

「第102回箱根駅伝トークバトル」が12月10日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた。 前回優勝校の青学大・原晋監督、同2位の駒大・藤田敦史監督、同3位の國學院大・前田康弘監督、同4位でトークバトル初登場の早大・花田 […]

NEWS 【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

NEWS 前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

2025.12.10

前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top