11月6日、フランス・リールフランスで開催された「アーバン・トレイル・リール」の女子5km(男女混合レース)で、D.セヨーム(エチオピア)が14分41秒をマーク。男女混合レースでの世界記録を樹立した。
従来の世界記録はB.チェプコエチ(ケニア)が今年2月に出した14分43秒。J.ジェプコスゲイ(ケニア)が2017年にプラハで14分32秒の世界歴代最高タイムで走っているが、WA(世界陸連)がこの種目を公式の世界記録として認めているのは2018年1月以降で、それ以前は「非公式の世界最高」と表現されている。
また、今年4月にB.ポッター(英国)が男女混合レースで14分41秒で走っているが、公認コースではなかったため、世界記録として承認されていない。女子単独レースでは今年9月にS.テフェリ(エチオピア)が14分29秒で走っている。
セヨームは2015年北京世界選手権1500m4位の25歳。16年リオ五輪では1500mで8位に入っている。今回は自身4度目のロードレース出場だった。
女子10kmは17年ロンドン世界選手権3000m障害6位のC.チェスポル(ケニア)30分21秒で優勝。男子の5kmは東京五輪10000m4位の20歳・B.アレガウィ(エチオピア) 12分52秒、10kmは18歳のC.デベレ(エチオピア)が27分16秒でそれぞれ優勝した。

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