2021.09.23

9月24日から26日まで、大阪・ヤンマースタジアム長居で全日本実業団対抗選手権が開催される。東京五輪イヤーとなった今シーズンの締めくくりとなる今大会には、東京五輪代表をはじめ、トップ選手たちが多く出場を予定。今季の総まとめ、そして来年に向けて見逃せない一戦となりそうだ。
男子100mには9秒95の日本記録保持者・山縣亮太(セイコー)、今年の日本王者・多田修平(住友電工)、自己記録9秒98の小池祐貴(住友電工)と、東京五輪代表3選手が出場を予定している。いずれも五輪後100mでは初レース。オリンピックでは3選手とも予選敗退となってしまったが、来年のユージン世界選手権に向けてどんなリスタートを切るか。小池は日本選手権を制している200mにもエントリー。五輪後初レースとなった8月には20秒62をマークしている。五輪代表の飯塚翔太(ミズノ)もエントリーしているが、やや脚に不安がありどの程度復調しているか。
東京五輪110mハードル代表の金井大旺(ミズノ)、高山峻野(ゼンリン)も出場。4月に13秒16の当時日本記録を樹立した金井は、今シーズンをもって現役を引退し、歯科医を目指すことを表明している。地元・函館の競技会や記録会などへの出場も予定しているが、「大舞台」としてはこれが最後。元日本記録保持者で近年はライバルとして競り合ってきた高山とのラストレースは見逃せない。ユージン世界選手権代表争いも熾烈な種目で、石川周平(富士通)、藤井亮汰(三重県スポーツ協会)らが虎視眈々と上位を狙う。
400mハードルにも安部孝駿(ヤマダホールディングス)がエントリー。他にも19年ドーハ世界選手権代表の豊田将樹(富士通)、復調してきたロンドン五輪代表の岸本鷹幸(富士通)など、活況の学生勢に負けないレースを展開しそう。
フィールド種目では、棒高跳に山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)の五輪戦士が登場する。走幅跳は五輪6位の橋岡優輝(富士通)が欠場するが、城山正太郎(ゼンリン)、津波響樹(大塚製薬)が出場予定。やり投の小南拓人(染めQ)もエントリーしている。ディーン元気(ミズノ)、小椋健司(栃木スポ協)らで80mオーバーの投げ合いが見られるか。
女子では4×100mリレー代表の鶴田玲美(南九州ファミリーマート)が100m、200mにエントリー。1500mで日本人女子初の五輪代表となった卜部蘭(積水化学)は、800mと1500mに登録している。また、五輪5000mで日本記録を樹立した廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が1500mエントリー。2020年10月に出した4分16秒48がベストで、高校時代からU20世界選手権に出場している種目だけに、力をつけた今、どんなタイムを出すか。
5000m、10000mにはマラソン五輪代表の一山麻緒(ワコール)がエントリーしている。また、5000m代表の萩谷楓(エディオン)も出場予定。10000m代表の安藤友香(ワコール)も当初エントリーしていたが欠場が発表されている。
100mハードルには12秒87の日本記録を持つ青木益未(七十七銀行)がエントリー。8月のレース直前に腰を痛めて失速していたが、万全であれば記録面でも楽しみだ。13秒00を持つ鈴木美帆(長谷川体育施設)が12秒台突入を狙う。3000m障害にエントリーしていた五輪代表の山中柚乃(愛媛銀行)は故障のため欠場が発表された。5000m競歩には岡田久美子(ビックカメラ)、藤井菜々子(エディオン)、河添香織(自衛隊体育学校)の五輪代表3選手がエントリーしている。
オリンピックイヤーということもあり、多くのアスリートが今シーズン限りで引退が発表され、この全日本実業団が最後の大会となる選手も多い。
男子棒高跳日本記録保持者で、五輪・世界選手権入賞など数々の金字塔を打ち立ててきた41歳のレジェンド・澤野大地(富士通)が引退を表明。同じく富士通でロンドン五輪50km競歩7位入賞の森岡紘一朗と、同200m代表の高瀬慧、15年世界選手権4×100mリレー代表の長田拓也らも全日本実業団が最後のレースとなる。
また、110mハードルは金井とともに、リオ五輪代表の矢澤航(デサントTC)も引退を発表。法大ハードラーとして時代を築いてきた先輩・後輩が同シーズンにスパイクを脱ぐ。女子短距離でロンドン五輪代表の市川華菜、長く一線で活躍していきた和田麻希のミズノ勢も全日本実業団で引退となる。
これまで長く陸上界を牽引してきた選手たちの引退は寂しいが、安心してスパイクを脱いでもらうためにも、トップアスリートのハイパフォーマンス、ニューカマーの台頭、復活劇など、世界選手権、そして3年後のパリ五輪に向けた好記録連発に期待だ。
大会は観客を制限して入れて実施、2、3日目はYouTube「TBS陸上ちゃんねる」でライブ配信も予定されている。
9月24日から26日まで、大阪・ヤンマースタジアム長居で全日本実業団対抗選手権が開催される。東京五輪イヤーとなった今シーズンの締めくくりとなる今大会には、東京五輪代表をはじめ、トップ選手たちが多く出場を予定。今季の総まとめ、そして来年に向けて見逃せない一戦となりそうだ。
男子100mには9秒95の日本記録保持者・山縣亮太(セイコー)、今年の日本王者・多田修平(住友電工)、自己記録9秒98の小池祐貴(住友電工)と、東京五輪代表3選手が出場を予定している。いずれも五輪後100mでは初レース。オリンピックでは3選手とも予選敗退となってしまったが、来年のユージン世界選手権に向けてどんなリスタートを切るか。小池は日本選手権を制している200mにもエントリー。五輪後初レースとなった8月には20秒62をマークしている。五輪代表の飯塚翔太(ミズノ)もエントリーしているが、やや脚に不安がありどの程度復調しているか。
東京五輪110mハードル代表の金井大旺(ミズノ)、高山峻野(ゼンリン)も出場。4月に13秒16の当時日本記録を樹立した金井は、今シーズンをもって現役を引退し、歯科医を目指すことを表明している。地元・函館の競技会や記録会などへの出場も予定しているが、「大舞台」としてはこれが最後。元日本記録保持者で近年はライバルとして競り合ってきた高山とのラストレースは見逃せない。ユージン世界選手権代表争いも熾烈な種目で、石川周平(富士通)、藤井亮汰(三重県スポーツ協会)らが虎視眈々と上位を狙う。
400mハードルにも安部孝駿(ヤマダホールディングス)がエントリー。他にも19年ドーハ世界選手権代表の豊田将樹(富士通)、復調してきたロンドン五輪代表の岸本鷹幸(富士通)など、活況の学生勢に負けないレースを展開しそう。
フィールド種目では、棒高跳に山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)の五輪戦士が登場する。走幅跳は五輪6位の橋岡優輝(富士通)が欠場するが、城山正太郎(ゼンリン)、津波響樹(大塚製薬)が出場予定。やり投の小南拓人(染めQ)もエントリーしている。ディーン元気(ミズノ)、小椋健司(栃木スポ協)らで80mオーバーの投げ合いが見られるか。
女子では4×100mリレー代表の鶴田玲美(南九州ファミリーマート)が100m、200mにエントリー。1500mで日本人女子初の五輪代表となった卜部蘭(積水化学)は、800mと1500mに登録している。また、五輪5000mで日本記録を樹立した廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が1500mエントリー。2020年10月に出した4分16秒48がベストで、高校時代からU20世界選手権に出場している種目だけに、力をつけた今、どんなタイムを出すか。
5000m、10000mにはマラソン五輪代表の一山麻緒(ワコール)がエントリーしている。また、5000m代表の萩谷楓(エディオン)も出場予定。10000m代表の安藤友香(ワコール)も当初エントリーしていたが欠場が発表されている。
100mハードルには12秒87の日本記録を持つ青木益未(七十七銀行)がエントリー。8月のレース直前に腰を痛めて失速していたが、万全であれば記録面でも楽しみだ。13秒00を持つ鈴木美帆(長谷川体育施設)が12秒台突入を狙う。3000m障害にエントリーしていた五輪代表の山中柚乃(愛媛銀行)は故障のため欠場が発表された。5000m競歩には岡田久美子(ビックカメラ)、藤井菜々子(エディオン)、河添香織(自衛隊体育学校)の五輪代表3選手がエントリーしている。
オリンピックイヤーということもあり、多くのアスリートが今シーズン限りで引退が発表され、この全日本実業団が最後の大会となる選手も多い。
男子棒高跳日本記録保持者で、五輪・世界選手権入賞など数々の金字塔を打ち立ててきた41歳のレジェンド・澤野大地(富士通)が引退を表明。同じく富士通でロンドン五輪50km競歩7位入賞の森岡紘一朗と、同200m代表の高瀬慧、15年世界選手権4×100mリレー代表の長田拓也らも全日本実業団が最後のレースとなる。
また、110mハードルは金井とともに、リオ五輪代表の矢澤航(デサントTC)も引退を発表。法大ハードラーとして時代を築いてきた先輩・後輩が同シーズンにスパイクを脱ぐ。女子短距離でロンドン五輪代表の市川華菜、長く一線で活躍していきた和田麻希のミズノ勢も全日本実業団で引退となる。
これまで長く陸上界を牽引してきた選手たちの引退は寂しいが、安心してスパイクを脱いでもらうためにも、トップアスリートのハイパフォーマンス、ニューカマーの台頭、復活劇など、世界選手権、そして3年後のパリ五輪に向けた好記録連発に期待だ。
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