2021.09.21
9月20日に開催された日体大長距離競技会の男子10000m3組で、ジョセフ・ラジニ(拓大3)が27分25秒65をマーク。2008年にメクボ・ジョブ・モグス(山梨学大)が打ち立てた日本学生記録(27分27秒64)を13年ぶりに塗り替えた。
ラジニは1年時の箱根駅伝2区(23.1km)で区間2位ながら1時間6分18秒の区間歴代3位タイと快走。昨年の箱根駅伝予選会(ハーフマラソン)では学生歴代3位の1時間0分13秒で個人総合1位に輝いていた。
今年は5月の関東インカレで5000m6位、10000m8位、6月の全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会(10000m)では4組3着にとどまるなど本調子ではなかったが、秋になって秘めていた実力が開花。10月23日に控える箱根駅伝予選会に向けて調子を上げている。
同組の日本人トップは帝京大の小野隆一朗(2年)で28分50秒22。女子3000mでは高校生の並木美乃(常磐高3群馬)が9分08秒05と今季高校最高をマークし、前日の男子5000mでは安原太陽(2年)が13分43秒65、円健介(3年)が13分48秒67、蓮沼直希(4年)が13分49秒49と駒大勢が好タイムを並べて選手層の厚さを見せつけた。
■男子10000m学生歴代5傑
27.25.65 J.ラジニ(拓大)21年
27.27.64 M.J.モグス(山梨学大)08年
27.30.09 C.カマウ(武蔵野学大)20年
27.30.24 Y.ヴィンセント(東京国際大)21年
27.31.29 D.サイモン(日大)05年

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