2026.01.17
◇天皇盃第31回全国都道府県対抗男子駅伝(1月18日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km)
安芸路を47都道府県のランナーが力強く駆け抜ける天皇盃第31回全国都道府県対抗男子駅伝が明日1月18日、行われる。
1月17日にオーダーが発表され、終盤まで目が離せない混戦の可能性もあるが、福島がやや優位に立ちそう。
高校生は全国高校駅伝を初制覇した学法石川高の3年生トリオが入った。1区は都大路1区を日本人区間最高タイムで制した増子陽太が務め、4区は保芦摩比呂、高校生区間最長の5区には都大路3区区間賞の栗村凌が務める。また、社会人・大学生区間の3区は谷中晴(駒大)が担い、7区は、箱根駅伝2区で日本人トップの区間4位と快走した山口智規(早大)が務める。
中学生の2区、6区も3000m8分30秒台の自己記録を持つ。都大路同様、序盤からリードを広げていけば、2019年以来となる2度目のVが見えてくる。
また、岡山も強力な陣容を整えている。3区に入った箱根駅伝5区区間新の黒田朝日(青学大)だけでなく、高校生は全国高校駅伝で3位に入った倉敷高勢が固める。なかでも1区の首藤海翔(3年)や5区の北村海智(3年)は安定した力が持ち味。2区に入った中学生の伊折駿希(倉敷南中3)は3000mの自己ベストが8分32秒06で昨年の中学ランキング5位だ。
序盤で弾みをつければ、終盤まで福島と競り合うかもしれない。アンカーの池田勘汰(中国電力)も全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)5区で区間賞と12秒差の区間4位で走っている。
兵庫と千葉は前半の勢いで上位を狙う。兵庫は1区に昨年のインターハイ5000mで33年ぶりに優勝した新妻遼己(西脇工高3)が務める。3区の長嶋幸宝(旭化成)、4区の新妻昂己(西脇工高)に加え、アンカーの藤田大智(中大)は箱根駅伝1区で2位ながら従来の区間記録を破っている。
千葉は、1区の松尾航希(市船橋高3)が都大路1区で4位。3区には箱根駅伝4区区間賞の鈴木琉胤(早大)がおり、4区の上杉敦史(八千代松陰高3)も安定感はある。中学生区間と、後半で粘れるか。
前回史上初の4連覇を果たした長野は、3区に前回のフィニッシュテープを切った伊藤太志(NTT西日本)、アンカーに花岡寿哉(東海大)が務める。ポイントは持ち味の高校生3区間。今回も佐久長聖高勢で固めているが、年末の都大路は10位にとどまった。恒例の合宿を経て、高校生がしっかり力を発揮することが5連覇へのカギとなる。
このほか、埼玉は3区の宇田川瞬矢(青学大)とアンカーの吉田祐也(GMOインターネットグループ)が区間上位につければ入賞も見えてきそうだ。静岡も3区の野中恒亨(國學院大)が箱根駅伝で、7区の西澤侑真(トヨタ紡織)がニューイヤー駅伝で好走。2区の関響佑(町立清水中3)が3000m8分30秒07と、2025年中学ランキング3位の記録を持ち、高校生区間で粘れば、トップ8もありうる。
区間ごとに見ていくと、高校のエースが集う1区が盛り上がりそうだ。増子、新妻遼己と鳥取・本田桜二郎(鳥取城北高3)ら、都大路1区を争った選手たちで19分31秒の区間記録更新があるかもしれない。
年末年始の駅伝というヤマ場を越えただけでなく、選手の中には、新妻遼己や本田のように前週の世界クロスカントリー選手権(米国・タラハシー)に出場したり、吉田や黒田のようにこの後のマラソンレースを控えた選手もいる。その中でどのようなレースを見せるか。
各区間の担当は1区(7km)がジュニアA(高校生世代)、2区(3km)がジュニアB(中学2、3年)、3区(8.5km)は社会人(大学生を含む)、4区(5km)と5区(8.5km)はそれぞれジュニアA、6区(3km)はジュニアB、最終7区(13km)が社会人(大学生を含む)となっている。
スタートは明日1月18日の12時30分。レースの模様はテレビがNHK総合、ラジオはRCC中国放送(TBS系列)でそれぞれ12時15分から生中継される。
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