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2025.11.25

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2025年最も輝きを放ったCrystalAthleteは中島佑気ジョセフ!選手、ファン、メディア投票の「GetsurikuAwards2025」発表
2025年最も輝きを放ったCrystalAthleteは中島佑気ジョセフ!選手、ファン、メディア投票の「GetsurikuAwards2025」発表

月陸Onlineが2022年に創設した「Getsuriku Awards」。選手やファン、メディアからの投票によって、そのシーズンで『最も輝きを放った選手=Crystal Athlete』として表彰しています。

期間内における投票の結果、2025年の「Crystal Athlete」は、

男子400mの中島佑気ジョセフ選手(富士通)

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が最多得票により選出されました。初受賞となります。

中島選手は今季、序盤こそケガの影響で出遅れたものの、日本選手権後の8月に自身初の45秒切りとなる44秒84をマークして東京世界選手権の参加標準記録を突破しました。本番では予選で44秒44という圧巻の日本新を樹立。準決勝も44秒53で2着となり、1991年東京大会の高野進以来となるファイナル進出を果たしました。決勝でも44秒62をマークして日本人最高位の6位に輝いています。

34年前の再現のように、予選での日本新の影響も大きく、その後のチケット販売増にも貢献。メダルを狙った4×400mリレーでは惜しくも決勝を逃しましたが、大会を通じた激走はハイライトの一つとなりました。

このアワードは、ファン投票、日本選手権優勝者からのアスリート投票、陸上メディアからの投票数を集計。最多得票となった中島選手には「Getsuriku Awards」オリジナルの「クリスタルトロフィー」を贈呈いたします。その様子とインタビューについて後日公開予定です。

この賞のコンセプトは「最優秀」や「MVP(最も価値のある)」選手ではなく、選手、ファンの皆様からの投票と、陸上を取材するメディアの投票により決定。単純な競技成績だけではなく、話題性や注目度、心に残るパフォーマンスなどの観点も含めて投票を募りました。

投票者からのコメント(※一部抜粋)

・アスリート投票
東京世界陸上で決勝に進出し、日本の400mにおいて本当に大きな快挙成し遂げたからです。同じ種目として悔しさもありますが、それ以上に心から尊敬しています(佐藤風雅)/東京陸上で従来の自己ベストを予選・準決勝・決勝と3度も超え、世界に挑戦する姿にとても刺激を受け、尊敬するとともに自分もまだまだ頑張りたいと思わせてくれたからです!(山浦渓斗)/どの場面でも自分を貫いた400mの走りに感銘を受けました。直前の表情にも強い自信が見られ、良い練習ができていたのだと、同じ選手としても大きく心を動かされました(梅原紗月)/世界選手権の予選で大幅自己新&日本新記録を出したレースが非常に印象に残っている。準決勝、決勝も44秒台をそろえていた点も素晴らしかった。観る側の期待をはるかに超える驚きのパフォーマンスを発揮していた/世界陸上での走りは同じアスリートとして大きな勇気と希望を貰った。プレッシャーのかかる舞台でも全力を出し切る姿に心を打たれた。結果だけでなく挑戦し続け世界トップ選手と真っ向から戦う姿は本当に尊敬しています

・ファン投票
世界陸上の男子400m準決勝が心に残っています。最後のストレートでグングン加速して他の選手を抜いていく姿に痺れました。現地でその姿を見ることができたのですが、競技場全体がどよめいていました。中島選手のこのレースは一生忘れることがないと思います/前からずっと応援していて、初めて世界陸上を競技場から観戦しました。ラスト100mでみんなが失速するなかスススッと前に出てきて決勝進出を決めた時!ゴール地点の席だったので間近で観れて感動しました‼︎/44秒44の日本記録、世界選手権ファイナリストという大仕事を成し遂げた衝撃。またラスト100mの追い上げは今までにないインパクトだった/ケガをした中で調子をしっかり戻して日本記録を出し、マイルでも仲間との連携をしっかりしていたため/400mの日本記録更新はもちろん、世界陸上で日本人が入賞するとは予想もしていなかったので大興奮したから/準決勝のラスト100m。最高のまくりでした。フィニッシュラインで応援していて、レース後興奮しすぎて頭痛になったのは初めてでした/世界陸上のレースで周りの外国人選手のペースに惑わされることなく、自分のレース展開で自分の走りを貫き、日本新記録を更新、決勝進出を決めて入賞したところ。堂々としていた/スタート前の指くるくるの挨拶の一連の動きのかっこよさと、レースで結果を残しつつも語彙力のある圧倒的なコメントの一気通貫で輝いておりました/まずは400m、34年ぶりの決勝進出、そして歴代最高順位の6位を記録し、日本記録も出した点です。また、コメントなどにおいて、貪欲に上を目指しているところに本当にあこがれを感じました。私にとっては世界一かっこいい選手です。いつかメダルを取ってくれると確信できる最高なレースでした/日本新記録かつ驚異的な後半の追い上げ。自分も400m専門かつイーブンペースなので、中島選手のような後半は見てて今でも鳥肌が立つし、尊敬する/圧倒的なパフォーマンスで特大日本新記録と日本人初決勝進出を決め、400mでも世界で戦えることを証明してくれたから/予選で日本記録更新、準決勝であの追い上げ方で2位、決勝で日本人男子最高順位6位入賞という記録だらけの陸上界の新星だったから/大舞台での日本記録、そして入賞の瞬間が1番カッコよく、輝いていた。ラスト150mの追い上げがすさまじく、見応えのあるレースを私たちに魅せてくれた!/世界陸上で44秒台3回出して6位入賞したのを目の前で見て、涙が出た。雨が降る中のレースで物理的にもクリスタル(shining)だった/400mの従来の日本記録を3度更新して世界陸上決勝に進出し、日本最高の6位入賞。これまで日本人が世界と互角に戦えているところをあまり見れていない種目であったため、今後への期待が高まりました/東京世界陸上400m準決勝の走り。ホームストレートでの驚異的な追い上げで着順による準決勝通過を決めたシーンは、思わず大きな声をあげてしまうほど強烈な印象を与えた瞬間だった/イケメン/力強い走りと冷静な自己分析、聡明さを感じるインタビューに感動しました。日本選手権が地元開催なので応援に行きます/世界陸上で日本記録を大幅に更新して、決勝まで進出したから選びました。3レースとも現地で観戦できて、素晴らしい思い出になりました/準決勝2位で走り切った後、横になって苦しそうに呼吸をしている姿が印象的です。走っている時は勿論ですが、力を出し切った後の姿は本当に格好良いです/34年ぶりという、決勝進出と世界6位という事だけではなく、色々なインタビューや他の活躍を見て、ジョセフ選手の努力や人柄、かっこよさ、全てを応援しているので/ジョセフ選手の活躍によって、陸上に全く興味がなかった知人の多くが世界陸上に熱狂してくれて非常にうれしかったことが選んだ理由です。正直今年はケガなどの影響で厳しいのかな、と思っていたところ、富士北麓での標準突破は涙が出ました。世界陸上はもちろんですが、今年は富士北麓ワールドトライアルが最も心に残りました/東京世界陸上での記録ももちろんですが,インタビューでの振る舞いも素晴らしいお人柄だと感じた/世界陸上東京大会。400m準決勝の場にいました。中島佑気ジョセフの決勝進出の瞬間『うおっしゃー!!!』と叫んだこと、そして自然と涙が出たこと。それが選出の理由です/同じクラブチームの大先輩でとても尊敬しているからです。特に印象に残ったシーンは400mの予選で日本記録をだして、準決勝に進んだところです。またラスト直線に入ったところでスパートをかけているシーンが輝いていてとてもかっこよかったです/自分も400mをやっていて、目の前で決勝進出を見て感動したから/インタンビューとかも言葉遣いが丁寧で顔がかっこいい/ケガでシーズンスタートが遅れ、ギリギリ世界陸上出場を決め、日本新記録、決勝進出、6位入賞。準決勝で自身の日本新記録を見た時のはにかんだ笑顔が忘れられません。疲れているだろうにインタビューも真摯に受け答えしていて好感しかないです。まだ23歳なのに人としてとても洗練されている/34年ぶりの日本人決勝進出に感動しました!決勝を生で見れたこと、一生の思い出です

・メディア投票
1991年東京大会で7位に入った高野進氏を上回り、日本勢最高となる6位入賞。高野氏以来、この種目でのファイナリストは出ておらず、34年ぶりの東京開催という特別な舞台で歴史を動かす快挙となった。予選で日本記録を大幅に更新した上、準決勝、決勝でも高水準のタイムを維持して走り切った点も高く評価したい(産経新聞社・石原颯)/400m世界選手権6位は男子短距離界の大快挙で、近年の4×400mリレー代表、通称「マイル侍」躍進の裏づけにもなるため。また、弊紙評論家であるレジェンド・高野進氏が見守るなか、同じ国立競技場での世界選手権決勝で高野氏の7位を上回ったことも東京世陸を象徴するようなエピソードのため(スポーツニッポン・大和弘明)/世界選手権男子400mで高野進以来となる決勝進出を遂げ、同氏の順位を1つ上回る6位入賞を果たした。さらに予選、準決勝、決勝といずれのラウンドにおいて、従来の佐藤拳太郎の日本記録を上回るタイムをマーク。特に準決勝では最後の直線で脅威の追い上げを見せ、国立競技場の観衆を沸かせた。日本陸上界に新たな可能性を示した(日刊スポーツ・藤塚大輔)/400mで34年ぶりの偉業。テレビやSNSなどでも大きな話題となり、陸上界の発展に貢献したため(報知新聞社・手島莉子)/村竹ラシッドの12秒台の価値はものすごく高いけど、91年世界陸上の高野進の決勝進出に感動した世代としては、ジョセフの高野超えが感動でした。自分の走りを探求して3本そろえた44秒台。91年の4ラウンドとは違う3ラウンドだけど、決勝もしっかり戦っていました。(折山淑美)

月陸編集部で選出したノミネート選手は以下の通り。

Crystal Athlete2024」編集部選定ノミネート選手

「Crystal Athlete2025」編集部選定ノミネート選手

中島佑気ジョセフ(富士通/男子400m)
東京世界陸上6位、日本新記録樹立

村竹ラシッド(JAL/男子110mH)
東京世界陸上5位入賞、日本人初の12秒台

三浦龍司(SUBARU/男子3000m障害)
東京世界陸上8位入賞、日本新

山西利和(愛知製鋼/男子20km競歩)
20km競歩世界新、東京世界陸上代表

勝木隼人(自衛隊体育学校/男子35km競歩)
東京世界陸上銅メダル

藤井菜々子(エディオン/女子20km競歩)
東京世界陸上銅メダル、2度の日本新

小林香菜(大塚製薬/女子マラソン)
東京世界陸上7位

廣中璃梨佳(日本郵政グループ/女子長距離)
東京世界陸上10000m6位

井戸アビゲイル風果(東邦銀行/女子短距離)
女子200m日本新、東京世界陸上200m準決勝

【選出方法】
●月陸編集部が選出したノミネート選手から投票結果により1名を選出
●投票対象
・ファン投票 最多得票選手について3票分として集計
・アスリート投票(日本選手権チャンピオン)

・陸上担当メディア投票(雑誌、新聞、テレビなど)
・月陸編集部員投票

ご投票にご協力いただきました皆様、ありがとうございました。これからも陸上界を盛り上げていけるようなコンテンツにしていきたいと思っております!

【過去の受賞者】
22年 北口榛花(JAL)
23年 北口榛花(JAL)
24年 北口榛花(JAL) ※3年間殿堂入り
25年 中島佑気ジョセフ(富士通)

月陸Onlineが2022年に創設した「Getsuriku Awards」。選手やファン、メディアからの投票によって、そのシーズンで『最も輝きを放った選手=Crystal Athlete』として表彰しています。 期間内における投票の結果、2025年の「Crystal Athlete」は、 男子400mの中島佑気ジョセフ選手(富士通) が最多得票により選出されました。初受賞となります。 中島選手は今季、序盤こそケガの影響で出遅れたものの、日本選手権後の8月に自身初の45秒切りとなる44秒84をマークして東京世界選手権の参加標準記録を突破しました。本番では予選で44秒44という圧巻の日本新を樹立。準決勝も44秒53で2着となり、1991年東京大会の高野進以来となるファイナル進出を果たしました。決勝でも44秒62をマークして日本人最高位の6位に輝いています。 34年前の再現のように、予選での日本新の影響も大きく、その後のチケット販売増にも貢献。メダルを狙った4×400mリレーでは惜しくも決勝を逃しましたが、大会を通じた激走はハイライトの一つとなりました。 このアワードは、ファン投票、日本選手権優勝者からのアスリート投票、陸上メディアからの投票数を集計。最多得票となった中島選手には「Getsuriku Awards」オリジナルの「クリスタルトロフィー」を贈呈いたします。その様子とインタビューについて後日公開予定です。 この賞のコンセプトは「最優秀」や「MVP(最も価値のある)」選手ではなく、選手、ファンの皆様からの投票と、陸上を取材するメディアの投票により決定。単純な競技成績だけではなく、話題性や注目度、心に残るパフォーマンスなどの観点も含めて投票を募りました。 投票者からのコメント(※一部抜粋) ・アスリート投票 東京世界陸上で決勝に進出し、日本の400mにおいて本当に大きな快挙成し遂げたからです。同じ種目として悔しさもありますが、それ以上に心から尊敬しています(佐藤風雅)/東京陸上で従来の自己ベストを予選・準決勝・決勝と3度も超え、世界に挑戦する姿にとても刺激を受け、尊敬するとともに自分もまだまだ頑張りたいと思わせてくれたからです!(山浦渓斗)/どの場面でも自分を貫いた400mの走りに感銘を受けました。直前の表情にも強い自信が見られ、良い練習ができていたのだと、同じ選手としても大きく心を動かされました(梅原紗月)/世界選手権の予選で大幅自己新&日本新記録を出したレースが非常に印象に残っている。準決勝、決勝も44秒台をそろえていた点も素晴らしかった。観る側の期待をはるかに超える驚きのパフォーマンスを発揮していた/世界陸上での走りは同じアスリートとして大きな勇気と希望を貰った。プレッシャーのかかる舞台でも全力を出し切る姿に心を打たれた。結果だけでなく挑戦し続け世界トップ選手と真っ向から戦う姿は本当に尊敬しています ・ファン投票 世界陸上の男子400m準決勝が心に残っています。最後のストレートでグングン加速して他の選手を抜いていく姿に痺れました。現地でその姿を見ることができたのですが、競技場全体がどよめいていました。中島選手のこのレースは一生忘れることがないと思います/前からずっと応援していて、初めて世界陸上を競技場から観戦しました。ラスト100mでみんなが失速するなかスススッと前に出てきて決勝進出を決めた時!ゴール地点の席だったので間近で観れて感動しました‼︎/44秒44の日本記録、世界選手権ファイナリストという大仕事を成し遂げた衝撃。またラスト100mの追い上げは今までにないインパクトだった/ケガをした中で調子をしっかり戻して日本記録を出し、マイルでも仲間との連携をしっかりしていたため/400mの日本記録更新はもちろん、世界陸上で日本人が入賞するとは予想もしていなかったので大興奮したから/準決勝のラスト100m。最高のまくりでした。フィニッシュラインで応援していて、レース後興奮しすぎて頭痛になったのは初めてでした/世界陸上のレースで周りの外国人選手のペースに惑わされることなく、自分のレース展開で自分の走りを貫き、日本新記録を更新、決勝進出を決めて入賞したところ。堂々としていた/スタート前の指くるくるの挨拶の一連の動きのかっこよさと、レースで結果を残しつつも語彙力のある圧倒的なコメントの一気通貫で輝いておりました/まずは400m、34年ぶりの決勝進出、そして歴代最高順位の6位を記録し、日本記録も出した点です。また、コメントなどにおいて、貪欲に上を目指しているところに本当にあこがれを感じました。私にとっては世界一かっこいい選手です。いつかメダルを取ってくれると確信できる最高なレースでした/日本新記録かつ驚異的な後半の追い上げ。自分も400m専門かつイーブンペースなので、中島選手のような後半は見てて今でも鳥肌が立つし、尊敬する/圧倒的なパフォーマンスで特大日本新記録と日本人初決勝進出を決め、400mでも世界で戦えることを証明してくれたから/予選で日本記録更新、準決勝であの追い上げ方で2位、決勝で日本人男子最高順位6位入賞という記録だらけの陸上界の新星だったから/大舞台での日本記録、そして入賞の瞬間が1番カッコよく、輝いていた。ラスト150mの追い上げがすさまじく、見応えのあるレースを私たちに魅せてくれた!/世界陸上で44秒台3回出して6位入賞したのを目の前で見て、涙が出た。雨が降る中のレースで物理的にもクリスタル(shining)だった/400mの従来の日本記録を3度更新して世界陸上決勝に進出し、日本最高の6位入賞。これまで日本人が世界と互角に戦えているところをあまり見れていない種目であったため、今後への期待が高まりました/東京世界陸上400m準決勝の走り。ホームストレートでの驚異的な追い上げで着順による準決勝通過を決めたシーンは、思わず大きな声をあげてしまうほど強烈な印象を与えた瞬間だった/イケメン/力強い走りと冷静な自己分析、聡明さを感じるインタビューに感動しました。日本選手権が地元開催なので応援に行きます/世界陸上で日本記録を大幅に更新して、決勝まで進出したから選びました。3レースとも現地で観戦できて、素晴らしい思い出になりました/準決勝2位で走り切った後、横になって苦しそうに呼吸をしている姿が印象的です。走っている時は勿論ですが、力を出し切った後の姿は本当に格好良いです/34年ぶりという、決勝進出と世界6位という事だけではなく、色々なインタビューや他の活躍を見て、ジョセフ選手の努力や人柄、かっこよさ、全てを応援しているので/ジョセフ選手の活躍によって、陸上に全く興味がなかった知人の多くが世界陸上に熱狂してくれて非常にうれしかったことが選んだ理由です。正直今年はケガなどの影響で厳しいのかな、と思っていたところ、富士北麓での標準突破は涙が出ました。世界陸上はもちろんですが、今年は富士北麓ワールドトライアルが最も心に残りました/東京世界陸上での記録ももちろんですが,インタビューでの振る舞いも素晴らしいお人柄だと感じた/世界陸上東京大会。400m準決勝の場にいました。中島佑気ジョセフの決勝進出の瞬間『うおっしゃー!!!』と叫んだこと、そして自然と涙が出たこと。それが選出の理由です/同じクラブチームの大先輩でとても尊敬しているからです。特に印象に残ったシーンは400mの予選で日本記録をだして、準決勝に進んだところです。またラスト直線に入ったところでスパートをかけているシーンが輝いていてとてもかっこよかったです/自分も400mをやっていて、目の前で決勝進出を見て感動したから/インタンビューとかも言葉遣いが丁寧で顔がかっこいい/ケガでシーズンスタートが遅れ、ギリギリ世界陸上出場を決め、日本新記録、決勝進出、6位入賞。準決勝で自身の日本新記録を見た時のはにかんだ笑顔が忘れられません。疲れているだろうにインタビューも真摯に受け答えしていて好感しかないです。まだ23歳なのに人としてとても洗練されている/34年ぶりの日本人決勝進出に感動しました!決勝を生で見れたこと、一生の思い出です ・メディア投票 1991年東京大会で7位に入った高野進氏を上回り、日本勢最高となる6位入賞。高野氏以来、この種目でのファイナリストは出ておらず、34年ぶりの東京開催という特別な舞台で歴史を動かす快挙となった。予選で日本記録を大幅に更新した上、準決勝、決勝でも高水準のタイムを維持して走り切った点も高く評価したい(産経新聞社・石原颯)/400m世界選手権6位は男子短距離界の大快挙で、近年の4×400mリレー代表、通称「マイル侍」躍進の裏づけにもなるため。また、弊紙評論家であるレジェンド・高野進氏が見守るなか、同じ国立競技場での世界選手権決勝で高野氏の7位を上回ったことも東京世陸を象徴するようなエピソードのため(スポーツニッポン・大和弘明)/世界選手権男子400mで高野進以来となる決勝進出を遂げ、同氏の順位を1つ上回る6位入賞を果たした。さらに予選、準決勝、決勝といずれのラウンドにおいて、従来の佐藤拳太郎の日本記録を上回るタイムをマーク。特に準決勝では最後の直線で脅威の追い上げを見せ、国立競技場の観衆を沸かせた。日本陸上界に新たな可能性を示した(日刊スポーツ・藤塚大輔)/400mで34年ぶりの偉業。テレビやSNSなどでも大きな話題となり、陸上界の発展に貢献したため(報知新聞社・手島莉子)/村竹ラシッドの12秒台の価値はものすごく高いけど、91年世界陸上の高野進の決勝進出に感動した世代としては、ジョセフの高野超えが感動でした。自分の走りを探求して3本そろえた44秒台。91年の4ラウンドとは違う3ラウンドだけど、決勝もしっかり戦っていました。(折山淑美) 月陸編集部で選出したノミネート選手は以下の通り。 Crystal Athlete2024」編集部選定ノミネート選手 「Crystal Athlete2025」編集部選定ノミネート選手 中島佑気ジョセフ(富士通/男子400m) 東京世界陸上6位、日本新記録樹立 村竹ラシッド(JAL/男子110mH) 東京世界陸上5位入賞、日本人初の12秒台 三浦龍司(SUBARU/男子3000m障害) 東京世界陸上8位入賞、日本新 山西利和(愛知製鋼/男子20km競歩) 20km競歩世界新、東京世界陸上代表 勝木隼人(自衛隊体育学校/男子35km競歩) 東京世界陸上銅メダル 藤井菜々子(エディオン/女子20km競歩) 東京世界陸上銅メダル、2度の日本新 小林香菜(大塚製薬/女子マラソン) 東京世界陸上7位 廣中璃梨佳(日本郵政グループ/女子長距離) 東京世界陸上10000m6位 井戸アビゲイル風果(東邦銀行/女子短距離) 女子200m日本新、東京世界陸上200m準決勝 【選出方法】 ●月陸編集部が選出したノミネート選手から投票結果により1名を選出 ●投票対象 ・ファン投票 最多得票選手について3票分として集計 ・アスリート投票(日本選手権チャンピオン) ・陸上担当メディア投票(雑誌、新聞、テレビなど) ・月陸編集部員投票 ご投票にご協力いただきました皆様、ありがとうございました。これからも陸上界を盛り上げていけるようなコンテンツにしていきたいと思っております! 【過去の受賞者】 22年 北口榛花(JAL) 23年 北口榛花(JAL) 24年 北口榛花(JAL) ※3年間殿堂入り 25年 中島佑気ジョセフ(富士通)

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