世界陸連(WA)から2021年シーズンのダイヤモンドリーグの詳細が発表された。2020年シーズンに削減されると発表されていた5種目(200m、5000m、3000m障害、三段跳、円盤投)が復活し、男女32種目での実施に戻る。
賞金は総額700万ドル(約7億3000万円)が用意されている。これまで同様、優勝者・ファイリストに賞金が与えられるほか、「ベストパフォーマンスアスリート」の賞が新設される予定で、短距離、長距離、ハードル、跳躍、投てきの各分野でシーズンを通じて高いパフォーマンスを発揮した選手男女各1名、計10名に授与される。
走幅跳、三段跳、砲丸投、やり投、円盤投では通称「ファイナル・スリー」方式(予選ラウンド上位3名は最後の試技で順位を決める新方式、※詳細はこちら)が導入される。男子三段跳のC.テイラー(米国)が委員長を務めるアスリート・アソシエーション(The Athletics Association )からは「賛成と言い難いがダイヤモンドリーグとWAの意図を尊重する。シーズンの終わりに『ファイナル・スリー』について再検討したうえで2022年のシーズンへ取り入れるか決定していただきたい」と声明が出されている。
2021年ダイヤモンドリーグの日程が発表 5月ラバト皮切りに9月まで全14大会
ラスト1回で勝敗決まる新方式「ファイナル・スリー」五輪、世陸で実施の可能性
■ダイヤモンドリーグ2021シーズン日程
5月23日 ラバト(モロッコ)
5月28日 ドーハ(カタール)
6月4日 ローマ(イタリア)
6月10日 オスロ(ノルウェー)
7月4日 ストックホルム(スウェーデン)
7月9日 モナコ(モナコ)
7月13日 ロンドン(英国)
8月14日 上海(中国)
8月21日 ユージン(米国)
8月22日 都市未定(中国)
8月26日 ローザンヌ(スイス)
8月28日 パリ(フランス)
9月3日 ブリュッセル(ベルギー)
9月8〜9日 チューリッヒ(スイス)
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