2025.10.27
日本財団は10月27日、2024年の能登半島地震および水害で大きな被害を受けた石川県能登半島地域で、復興支援の一環として「奥能登陸上教室」を開催することを発表した。
日本財団では、アスリートとともに社会課題の解決に取り組む「HEROs~Sportsmanship for the future~」プロジェクトを推進しており、2023年からは「HEROs 災害支援チーム」を立ち上げている。プロジェクトを通じて災害被災地に必要な支援を届け、被災された方々を勇気づけ、復興を後押しするイベントなどを実施。今年度はに地域に根ざした復興支援を重視し、地域スポーツクラブ(井上康生さんによる柔道教室など)といった文化・スポーツ交流を通じた支援に取り組んでいる。
その一環として、11月22日、23日の2日間、珠洲市と輪島市で「奥能登陸上教室」を実施。講師には北京五輪4×100mリレー銀メダリストの朝原宣治さん、塚原直貴さん、世界選手権代表の君嶋愛梨沙(土木管理総合)や五輪代表の九鬼巧さん、中村明彦さんらトップアスリートが名を連ねる。
教室には小学生から高校生までの約100名が参加を予定。トップアスリートによる直接指導を通じて、被災地の子どもたちに夢と希望を届けるとしている。
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