セイコーグループ株式会社は8月28日、オフィシャルタイマーを務める東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)に向けて新機材の導入や、体験型イベント開催を発表した。
1987年の第2回ローマ大会から今回の東京まで、19大会連続でオフィシャルタイマーを担ってきたセイコー。1991年の第3回大会以来となる2度目の東京開催に向けて、短距離種目において選手一人ひとりの動きをAIで追跡し、ラップタイムやスピードなどのパフォーマンスデータをリアルタイムで計測・表示する最新技術と新機材を導入する。
また、800m以上の中長距離種目で最後の1周になった際に審判が鳴らす鐘「ファイナルラップベル」を、今大会限定で制作した。寺の鐘(梵鐘)などを手がける鋳造メーカーとして国内最大手の「老子製作所」(富山県高岡市)が青銅で鋳造。鐘を鳴らすための紐には、江戸組紐の伝統を継承する「龍工房」が大会カラー江戸紫に金銀の糸を織り交ぜて作ったものを採用している。
このほか、同社のブランドコンセプト「A TRUE MOMENT」を体験できるさまざまなイベントを銀座・明治神宮外苑周辺にて実施予定だ。
大会前日の9月12日から最終日の21日までの10日間、銀座のセイコーハウス6階にあるセイコーホールでは、特別展示「HARMONY OF THE MOMENTS」を開催。セイコーが刻んできた世界陸上の歴史を、時計にちなんで「12」の展示物と音で体験できる「12 MOMENTS」、選手の精神世界に没入体験できる「BEYOND MOMENTS」、大会と連動して記録が更新されるたびに展示物が増える「REALTIME RECORDS」、セイコータイマーと撮影できる「PHOTO SPACE」などの企画を展開していく。
また、9月8日からはセイコーハウスの時計塔を大会テーマカラーである江戸紫色に夜間ライトアップし(18時~22時)、大会ロゴ入りのスペシャルフラッグも掲出。「東京世界陸上アートプロジェクト」と題して展開されている、東京2025世界陸上での活躍が期待される選手たちの巨大壁画アートも、ショーウィドウにて展示される予定だ。
このほか、メイン会場となる国立競技場近くの「ロイヤルガーデンカフェ青山」とのコラボで、「A TRUE MOMENT」のコンセプトを体験できる特別なカフェ空間で実施。会場にはコマーシャルディスプレイを出展し、9月20日はセイコースマイルアンバサダーの福島千里氏によるセイコースポーツアカデミーも開催される予定だ。
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