HOME 海外

2025.08.28

女子走高跳オリスラガースが2m04でV「この高さを求めてきた」デュプランティスはファイナル5連覇 /DLファイナル
女子走高跳オリスラガースが2m04でV「この高さを求めてきた」デュプランティスはファイナル5連覇 /DLファイナル

女子走高跳でDLファイナルを制したオリスラガース(写真/Diamond League AG)

◇ダイヤモンドリーグ・ファイナル(8月27日、28日、スイス・チューリヒ)

8月27日、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルとなる「ヴェルトクラッセ・チューリヒ」の1日目が、チューリヒ市街の特設フィールドで開催され、女子走高跳では東京・パリ五輪銀メダルのN.オリスラガース(豪州)が今季世界最高の2m04で優勝した。

28歳のオリスラガースは、昨年、今年と世界室内選手権で優勝。ブダペスト世界選手権では銅メダルを獲得している。今回は自己記録を1cm更新し、自らのオセアニア記録を塗り替えてDLファイナル初優勝を果たした。「2m04、数年間この高さを求めてきた。今日はDLのトロフィーまで手に入れて、すごい日になった。2m06mでも学ぶことは多かったと思う」とコメントした。今大会は4選手が2m00をクリアするハイレベルの戦いとなり、世界記録保持者のY.マフチフ(ウクライナ)は2m02で2位となった。

広告の下にコンテンツが続きます

男子砲丸投では36歳のベテラン・J.コヴァクス(米国)が22m46で3度目のDLファイナル制覇。五輪では直近3大会で銀メダリストとなっているが、今年は全米選手権で4位となり東京世界選手権の出場を逃していた。

男子棒高跳は世界記録保持者のA.デュプランティス(スウェーデン)が6m00で5年連続のDL覇者に。女子砲丸投はブダペスト世界選手権銀メダルのS.ミトン(カナダ)が20m67のシーズンベストで昨年に続きDLファイナルを制した。男子走幅跳はS.エハンマー(スイス)が8m32 (-0.6)で、女子棒高跳は世界選手権2連覇中のK.ムーン(米国)が4m82で優勝した。

DLファイナル2日目は28日に行われ、日本から女子やり投の北口榛花(JAL)、男子110mハードルの村竹ラシッド(JAL)が出場する。

◇ダイヤモンドリーグ・ファイナル(8月27日、28日、スイス・チューリヒ) 8月27日、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルとなる「ヴェルトクラッセ・チューリヒ」の1日目が、チューリヒ市街の特設フィールドで開催され、女子走高跳では東京・パリ五輪銀メダルのN.オリスラガース(豪州)が今季世界最高の2m04で優勝した。 28歳のオリスラガースは、昨年、今年と世界室内選手権で優勝。ブダペスト世界選手権では銅メダルを獲得している。今回は自己記録を1cm更新し、自らのオセアニア記録を塗り替えてDLファイナル初優勝を果たした。「2m04、数年間この高さを求めてきた。今日はDLのトロフィーまで手に入れて、すごい日になった。2m06mでも学ぶことは多かったと思う」とコメントした。今大会は4選手が2m00をクリアするハイレベルの戦いとなり、世界記録保持者のY.マフチフ(ウクライナ)は2m02で2位となった。 男子砲丸投では36歳のベテラン・J.コヴァクス(米国)が22m46で3度目のDLファイナル制覇。五輪では直近3大会で銀メダリストとなっているが、今年は全米選手権で4位となり東京世界選手権の出場を逃していた。 男子棒高跳は世界記録保持者のA.デュプランティス(スウェーデン)が6m00で5年連続のDL覇者に。女子砲丸投はブダペスト世界選手権銀メダルのS.ミトン(カナダ)が20m67のシーズンベストで昨年に続きDLファイナルを制した。男子走幅跳はS.エハンマー(スイス)が8m32 (-0.6)で、女子棒高跳は世界選手権2連覇中のK.ムーン(米国)が4m82で優勝した。 DLファイナル2日目は28日に行われ、日本から女子やり投の北口榛花(JAL)、男子110mハードルの村竹ラシッド(JAL)が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.28

中国陸連にWA加盟連盟賞 世界室内、ダイヤモンドリーグなど開催 競技会、ロードレースには600万人が参加

世界陸連(WA)は11月28日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の加盟連盟賞に中国陸連を選出したと発表した。 加盟連盟賞は、年間を通して顕著な功績を挙げ、陸上競技の発展や知名度向上に大きく貢献した加盟連盟を表 […]

NEWS 青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

2025.11.28

青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は、11月20日時点の出場予定校を発表した。 箱根駅伝で総合3連覇を狙う青学大や、前回大会で2連覇を飾った國學院大、全日本大学駅伝2位の中大、出雲駅伝で2位の早大など関 […]

NEWS デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

2025.11.28

デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

4年に一度、聴覚障者のための世界規模の総合スポーツ競技大会「デフリンピック」が11月26日に閉幕した。創設100周年の節目で初の日本開催だった今回、日本代表は過去最多となる51個のメダルを獲得した。各会場も盛り上がりを見 […]

NEWS 22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

2025.11.28

22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]

NEWS プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

2025.11.27

プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top