2020.11.29
来年1月2、3日に行われる箱根駅伝は、今回で97回目を迎える。前回上位10チームと、10月17日に行われた予選会で出場権を勝ち取った10チーム、そして関東学生連合の21チームが出場。各チームのランナーたちは正月に向けて仕上げに入る。
本大会に臨むチームエントリー16名以内が12月10日(木)に決定。すでにほぼ当確済みのメンバーもいれば、ボーダーラインの選手たちも。特に5、6区の山要員には複数の候補選手から各校の監督たちが調子や適性などを見極めてメンバー入りさせてくるだろう。
箱根駅伝2021エントリー候補選手名鑑はこちらでチェックできる。
●箱根駅伝までのスケジュールは以下の通り。
12月10日(木) チームエントリー(16名以内)※オンライン
↓
12月29日(火) 区間エントリー(正競技者10名、補欠競技者6名以内)※オンライン
↓
1月2日(土)6:50 メンバー変更最終受付
8:00 往路スタート(大手町)
↓
1月3日(日)6:50 メンバー変更最終受付
8:00 復路スタート(芦ノ湖)
まずは10日に発表されるチームエントリーに大きな注目が集まる。現状、各校エントリー候補選手を見ると、注目選手たちは順当に入りそう。
前回優勝の青学大は、主将の神林勇太と吉田圭太のダブルエースはもちろん、卒業せずに再チャレンジを選んだ竹石尚人といった4年生たちは順調。あとは昨年2区5位と好走した岸本大紀(2年)が入るかどうかで、区間配置は大きく変わりそう。春以降、実戦から遠ざかっているが果たして。
東海大は塩澤稀夕、名取燎太、西田壮志、米田智哉の4年生が頼もしい。國學院大は木付琳、藤木宏太、島﨑慎愛、殿地琢朗ら3年生に勢いがある。全日本大学駅伝を制した駒大は、大エース・田澤廉(2年)を筆頭に順調。さらに、鈴木芽吹、唐澤拓海、白鳥哲汰、花尾恭輔といった有力ルーキーから何人がメンバー入りするかも注目したい。
駒大に限らず、1年生は強力な世代。順大の三浦龍司、中大の吉居大和を筆頭に、例年以上に1年生がメンバー入りしそうだ。
エントリー候補選手を見て想像を膨らますのが区間配置。各校のエースが2区か、それとも3区か。勢いをつける1区は? 山は? トラックやタイム面での実績がない中でエントリー候補に挙がる選手は5、6区の準備をしているのかな…? など、楽しみは尽きない。
関東学連はコロナ禍のため現地応援を遠慮してもらうようにお願いしている。さまざまなデータを見ながら、ぜひテレビ・ラジオで楽しみたいところ。今年はどんなドラマが待っているだろうか。
来年1月2、3日に行われる箱根駅伝は、今回で97回目を迎える。前回上位10チームと、10月17日に行われた予選会で出場権を勝ち取った10チーム、そして関東学生連合の21チームが出場。各チームのランナーたちは正月に向けて仕上げに入る。
本大会に臨むチームエントリー16名以内が12月10日(木)に決定。すでにほぼ当確済みのメンバーもいれば、ボーダーラインの選手たちも。特に5、6区の山要員には複数の候補選手から各校の監督たちが調子や適性などを見極めてメンバー入りさせてくるだろう。
箱根駅伝2021エントリー候補選手名鑑はこちらでチェックできる。
●箱根駅伝までのスケジュールは以下の通り。
12月10日(木) チームエントリー(16名以内)※オンライン
↓
12月29日(火) 区間エントリー(正競技者10名、補欠競技者6名以内)※オンライン
↓
1月2日(土)6:50 メンバー変更最終受付
8:00 往路スタート(大手町)
↓
1月3日(日)6:50 メンバー変更最終受付
8:00 復路スタート(芦ノ湖)
まずは10日に発表されるチームエントリーに大きな注目が集まる。現状、各校エントリー候補選手を見ると、注目選手たちは順当に入りそう。
前回優勝の青学大は、主将の神林勇太と吉田圭太のダブルエースはもちろん、卒業せずに再チャレンジを選んだ竹石尚人といった4年生たちは順調。あとは昨年2区5位と好走した岸本大紀(2年)が入るかどうかで、区間配置は大きく変わりそう。春以降、実戦から遠ざかっているが果たして。
東海大は塩澤稀夕、名取燎太、西田壮志、米田智哉の4年生が頼もしい。國學院大は木付琳、藤木宏太、島﨑慎愛、殿地琢朗ら3年生に勢いがある。全日本大学駅伝を制した駒大は、大エース・田澤廉(2年)を筆頭に順調。さらに、鈴木芽吹、唐澤拓海、白鳥哲汰、花尾恭輔といった有力ルーキーから何人がメンバー入りするかも注目したい。
駒大に限らず、1年生は強力な世代。順大の三浦龍司、中大の吉居大和を筆頭に、例年以上に1年生がメンバー入りしそうだ。
エントリー候補選手を見て想像を膨らますのが区間配置。各校のエースが2区か、それとも3区か。勢いをつける1区は? 山は? トラックやタイム面での実績がない中でエントリー候補に挙がる選手は5、6区の準備をしているのかな…? など、楽しみは尽きない。
関東学連はコロナ禍のため現地応援を遠慮してもらうようにお願いしている。さまざまなデータを見ながら、ぜひテレビ・ラジオで楽しみたいところ。今年はどんなドラマが待っているだろうか。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.08
富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出
-
2025.12.08
-
2025.12.08
-
2025.12.08
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.08
サニブラウンがU20合宿にサプライズ登場!「みなさんが日本陸上界の未来」期待のジュニア選手たちにエール
有力ジュニア選手が全国から集まるU20オリンピック育成競技者研修合宿が12月4日から7日までの4日間、ナショナルトレーニングセンターで行われた。 選手たちが集合し、開講式が開かれて最初の研修に登場したのが男子短距離のサニ […]
2025.12.08
U20世代トップ選手約60人が4日間合宿! 100mインターハイ2位の菅野翔唯、100mH高校記録保持者・石原南菜ら参加
ジュニア世代の有力選手が対象の「U20オリンピック育成競技者研修合宿」が12月4~7日の4日間、東京都北区のナショナルトレーニングセンターで行われた。 インターハイやU20日本選手権、U18大会などで上位に入った高校生や […]
2025.12.08
富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出
日本学生陸上競技連合は12月8日、2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)に出場する全日本大学選抜チームの選手を発表した。 全日本大学選抜チームは全国8地区学連(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国四国、 […]
2025.12.08
2026年関東インカレは5月21日~24日に宇都宮で初開催! 参加標準記録も発表
12月8日、関東学連は2026年の関東インカレを、栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで5月21日から24日に開催すると発表した。 関東の学生ナンバーワンを決める関東インカレは、来年で第105回を迎える伝統の対校戦。 […]
2025.12.08
女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト
女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025