2025.12.30
第102回箱根駅伝は2026年1月2日に往路、3日に復路の全10区間217.1kmで行われる。
前回大会でシード権を獲得した10校と、予選会を突破した10校とオープン参加の関東学生連合チームを合わせた21チームが出場。今回は例年以上に有力校の力が拮抗しており、熾烈な優勝争いとなりそう。ここでは12月29日の区間エントリーを中心に、上位争いの行方を展望する。
“5強”による大激戦か!? 独自のデータや取材、最新情報を盛り込んだプレミアム記事公開中!
混戦模様の最終決戦
今季は10月の出雲駅伝は國學院大がV2を飾り、早大、創価大と続いた。11月の全日本大学駅伝では駒大が2年ぶりに王座を奪還。中大、青学大、國學院大、早大の順にフィニッシュした。両駅伝では上位3校は入れ替わっており、特に距離の長い全日本の上位5校は「5強」と目されている。
最注目は2度目の総合3連覇を狙う青学大だ。強力だった前回の4年生世代が卒業し、前回Vメンバーが6人が抜け、出雲駅伝は7位と苦戦。しかし、全日本大学駅伝で3位に入ると、11月にMARCH対抗戦で5人が10000m27分台マークするなど得意とする箱根駅伝に向けてチーム状態は上向いている。
区間エントリーではエースで主将の黒田朝日(4年)が10000m27分台で全日本6区区間賞の飯田翔大、前回10区区間賞の小河原陽琉(ともに2年)が補欠登録。黒田は2区の起用が有力で、原晋監督の信頼感が高い小河原も往路に投入されるだろう。往路は上級生、復路は2年連続8区区間賞の塩出翔太(4年)が軸で、カギとなるのはともに1年生を登録した山区間のできだろう。
全日本王者で2年ぶりの総合優勝を狙う駒大も層が厚い。前回経験者9人が残り、そのうちの8人が全日本優勝を経験。今回は多くの主力を補欠登録に回しているため全容はつかみづらいが、4年生4本柱の伊藤蒼唯を経験のある6区に登録した。
主将の山川拓馬(4年)は2区か5区、状態の読めない佐藤圭汰(同)は復路での起用か。前回も7区で区間新をマークしており、6区伊藤と合わせると強力な武器となる。対応力の高い帰山侑大(4年)、駅伝での実績豊富な谷中晴(2年)、上尾ハーフで好走した桑田駿介(同)ら配置パターンは豊富。藤田敦史監督の采配にも注目だ。
出雲を制した國學院大は悲願の初優勝を狙う。チームは終盤の失速で全日本は連覇を逃す4位。しかし、チームは引き締まり、箱根に向けて良いムードで臨んでいる。
区間エントリーでは2区に主将の上原琉翔(4年)、4区に辻原輝(2年)を登録し、注目の5区にはルーキー・髙石樹を置いた。復路も6区に経験者の後村光星(3年)や9区にハーフでU日本最高を持つ野田顕臣(1年)を起用する手厚い布陣となった。ここに補欠登録でエース格の青木瑠郁、高山豪起(ともに4年)、野中恒亨(3年)を残し、穴のない布陣が整いそうだ。
混戦模様の最終決戦
今季は10月の出雲駅伝は國學院大がV2を飾り、早大、創価大と続いた。11月の全日本大学駅伝では駒大が2年ぶりに王座を奪還。中大、青学大、國學院大、早大の順にフィニッシュした。両駅伝では上位3校は入れ替わっており、特に距離の長い全日本の上位5校は「5強」と目されている。 最注目は2度目の総合3連覇を狙う青学大だ。強力だった前回の4年生世代が卒業し、前回Vメンバーが6人が抜け、出雲駅伝は7位と苦戦。しかし、全日本大学駅伝で3位に入ると、11月にMARCH対抗戦で5人が10000m27分台マークするなど得意とする箱根駅伝に向けてチーム状態は上向いている。 区間エントリーではエースで主将の黒田朝日(4年)が10000m27分台で全日本6区区間賞の飯田翔大、前回10区区間賞の小河原陽琉(ともに2年)が補欠登録。黒田は2区の起用が有力で、原晋監督の信頼感が高い小河原も往路に投入されるだろう。往路は上級生、復路は2年連続8区区間賞の塩出翔太(4年)が軸で、カギとなるのはともに1年生を登録した山区間のできだろう。 全日本王者で2年ぶりの総合優勝を狙う駒大も層が厚い。前回経験者9人が残り、そのうちの8人が全日本優勝を経験。今回は多くの主力を補欠登録に回しているため全容はつかみづらいが、4年生4本柱の伊藤蒼唯を経験のある6区に登録した。 主将の山川拓馬(4年)は2区か5区、状態の読めない佐藤圭汰(同)は復路での起用か。前回も7区で区間新をマークしており、6区伊藤と合わせると強力な武器となる。対応力の高い帰山侑大(4年)、駅伝での実績豊富な谷中晴(2年)、上尾ハーフで好走した桑田駿介(同)ら配置パターンは豊富。藤田敦史監督の采配にも注目だ。 出雲を制した國學院大は悲願の初優勝を狙う。チームは終盤の失速で全日本は連覇を逃す4位。しかし、チームは引き締まり、箱根に向けて良いムードで臨んでいる。 区間エントリーでは2区に主将の上原琉翔(4年)、4区に辻原輝(2年)を登録し、注目の5区にはルーキー・髙石樹を置いた。復路も6区に経験者の後村光星(3年)や9区にハーフでU日本最高を持つ野田顕臣(1年)を起用する手厚い布陣となった。ここに補欠登録でエース格の青木瑠郁、高山豪起(ともに4年)、野中恒亨(3年)を残し、穴のない布陣が整いそうだ。残りの2校の状況は
全日本で2位に入っている中大は、エントリー16人の上位10人の平均タイムが27分台に突入。全日本でも主要区間で区間上位に入ったように、スピードだけではなく、夏場の走り込みで距離への適応も進んでいる。 “5強”による大激戦か!? 独自のデータや取材、最新情報を盛り込んだプレミアム記事公開中! 2区に溜池一太(4年)、3区に本間颯(3年)を登録するのは既定路線。5区の柴田大地(3年)は3000m障害が専門で脚力はある。復路にも8区に佐藤大介(2年)、アンカーに濵口大和(1年)といった主力を並べる。前回1区区間賞の吉居駿恭(4年)、10000m中大記録保持者の岡田開成(2年)を当日変更によって勝負所で起用するだろう。 出雲駅伝2位の早大は強力な主軸がそろう。駅伝主将の山口智規(4年)を2区、ワールドユニバシティーゲームズ・ハーフで金メダルの工藤慎作(3年)を5区に登録。ともに3年連続での同区間となる。 駅伝シーズンは出遅れていた山口竣平(2年)を3区に起用できることも明るい材料。6区の山﨑一吹(3年)も前回区間5位と計算できる。補欠登録では3年連続1区の間瀬田純平(4年)は同区間、集団の先頭を引く力のある鈴木琉胤(1年)は往路でも復路でも戦力となりそうだ。 5強の戦力は拮抗しており、復路の後半区間まで勝負がもつれると見ている監督も多い。青学大、駒大、國學院大は復路にも自信があり、中大は10000n27分台を残している。早大はやや選手層では劣るため、往路優勝は必須となる。 このほか、出雲駅伝で過去最高の3位に入った創価大は飛び抜けたエースはいないが、案手感のあるレースができれば上位も見える。帝京大は例年以上に選手層が厚く、「5強崩し」の最有力候補。主要区間に計算できる選手がそろう城西大も楽しみな存在だ。 1月2日の往路、3日の復路スタートの1時間10分前(6時50分)にメンバー変更が認められる。往路、復路合わせて当日変更は6人までで、1日最大4人まで変更できる。 スタートは1月2日の朝8時。日テレ系列で中継されるほか、Tverでもライブ配信が行われる。RECOMMENDED おすすめの記事
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