2025.08.08
次世代育成プロジェクト発足!田中希実のコメント全文
⽥中希実 コメント全文
私が陸上を始めたのは、 誰かに期待されたからではなく、過去の自分より少しでも速く、目の前の1人でも多く抜きたいという本能からでした。将来のことも大それた目標も考えずに、ただその時の全力を尽くすことだけでした。結果が出るにつれ、いつの間にか走ることそのものが自分自身と切り離せないものとなり、同時に自分自身が本来どういうものであったか、何のために走るのか、見失うことも増えました。
だからこそ自分を再発見し、成長するためにも、「走ることを通して誰かに何かを伝えたい」、「どんな自分でも、自分で自分のことを認められるようになりたい」と思うようになりました。
⾛っていると、⾃分の弱さや迷いにも、 毎⽇まっすぐ向き合うことになります。練習の⼿ごたえや現在の心境を⾔葉にして整理したり、遠征先の空を見て気持ちを⽴て直したり。 そうして、⾃分のなかにある「まだ知らない⼒」を、 少しずつ信じられるようになってきました。「まだ知らない力」とは、結局のところ「本来もっている力」に違いないと思うのです。
NSP BEYOND は、そういう“⾃分のなかの可能性”に、もう⼀歩近づくための場所です。 速くなるためだけじゃない。「⾛る意味を探し続ける⼈」と出会いたいと思っています。 競技を通して、⾃分を見つけたい⼈。 他者と高め合いたい⼈。どんなに心が折れそうでも、祈るような気持ちを持ち続け、足を止めない人。
私もそんな時間をたくさん過ごしてきたから、誰かにとっての“心が帰っていく場所”をつくりたかった。 NSP BEYOND が、そんな場所になれたら嬉しいです。
次世代育成プロジェクト発足!田中希実のコメント全文
⽥中希実 コメント全文 私が陸上を始めたのは、 誰かに期待されたからではなく、過去の自分より少しでも速く、目の前の1人でも多く抜きたいという本能からでした。将来のことも大それた目標も考えずに、ただその時の全力を尽くすことだけでした。結果が出るにつれ、いつの間にか走ることそのものが自分自身と切り離せないものとなり、同時に自分自身が本来どういうものであったか、何のために走るのか、見失うことも増えました。 だからこそ自分を再発見し、成長するためにも、「走ることを通して誰かに何かを伝えたい」、「どんな自分でも、自分で自分のことを認められるようになりたい」と思うようになりました。 ⾛っていると、⾃分の弱さや迷いにも、 毎⽇まっすぐ向き合うことになります。練習の⼿ごたえや現在の心境を⾔葉にして整理したり、遠征先の空を見て気持ちを⽴て直したり。 そうして、⾃分のなかにある「まだ知らない⼒」を、 少しずつ信じられるようになってきました。「まだ知らない力」とは、結局のところ「本来もっている力」に違いないと思うのです。 NSP BEYOND は、そういう“⾃分のなかの可能性”に、もう⼀歩近づくための場所です。 速くなるためだけじゃない。「⾛る意味を探し続ける⼈」と出会いたいと思っています。 競技を通して、⾃分を見つけたい⼈。 他者と高め合いたい⼈。どんなに心が折れそうでも、祈るような気持ちを持ち続け、足を止めない人。 私もそんな時間をたくさん過ごしてきたから、誰かにとっての“心が帰っていく場所”をつくりたかった。 NSP BEYOND が、そんな場所になれたら嬉しいです。RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.25
名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定
-
2025.12.25
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.20
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.25
名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定
名古屋アジア大会の派遣設定記録をチェック! 男子 種目 女子 10.15 100m 11.29 20.48 200m 23.03 45.55 400m 51.97 1.46.28 800m 2.01.67 3.36.53 […]
2025.12.25
箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大
箱根駅伝出場チーム数の変遷チェック!第1回大会は4校 1920年(第1回)~ 4校(東京高師、明大、早大、慶大)でスタート。1954年(第31回)までは希望した大学が出場 1956年(第32回)~ 予選会を実施し、出場枠 […]
2025.12.25
箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」
勝負手が豊富な今回 京都・洛南高時代はケガが多く、佐藤圭汰(現・駒大)ら全国トップクラスの同期たちの活躍の陰に隠れていた。大学1年時までケガが続いたが、身体作りを怠らなかったことが土台となって、2年時に花開く。入学後初の […]
2025.12.25
箱根駅伝Stories/主将としてチームを牽引する立教大・國安広人 競技人生ラストラン「ずっと悔しい思いを持ってきた」
キャプテンに自ら立候補 國安と馬場。互いに高め合ってきた2人の関係性について、髙林祐介駅伝監督は「良いライバル関係ですよ」と見つめ、「ライバルとして意識しているのは、(國安に対する)馬場のほうではないかな」ともみる。 國 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳