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2025.06.16

酒井大輔400mH50秒72!110mH&4継に続く3種目大会新 100mは萩原慧10秒49、河野由奈11秒77w/IH四国
酒井大輔400mH50秒72!110mH&4継に続く3種目大会新 100mは萩原慧10秒49、河野由奈11秒77w/IH四国

酒井大輔(25年IH四国大会)

◇インターハイ四国地区大会(6月14日~16日/愛媛・県総合運動公園陸上競技場)

広島インターハイ出場をかけた四国地区大会の2日目が行われ、男子400mハードルで酒井大輔(四学香川西3)が50秒72の大会新記録で優勝。1998年に河北尚広(香川中央)が出した大会記録(51秒65)を27年ぶりに更新し、河北自身の持つ四国高校記録(50秒71)にあと0.01秒と迫った。

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地区大会が始まる前の時点で今季高校最高となる51秒40のタイムを持っていた酒井。大会初日には110mハードル(14秒06/-0.8)とアンカーを務めた4×100mリレー(39秒85)をいずれも大会新記録で制しており、翌日の400mハードルに向けては「50秒台を狙いたいです」と意気込んでいた。

しかし、110mハードルの招集所に向かう際、3000m障害で使用する縁石につまづいて足首を負傷。14日の種目は無難に走ることができたが、15日の朝になって痛みが増してきたという。

不安を抱えての2日目となったが、予選は「決勝に向けて走り切ることが目標でした」と53秒48で無難に通過。「決勝は予選よりも動きが良かったです」と快走し、ライバルたちを大きくリードしていく。

フィニッシュタイムを確認すると、渾身のガッツポーズ。「まさか50秒7台が出るとは思わなかったので驚き」と喜んだ。

両ハードルに取り組む中で昨年は400mハードルのタイムが大きく向上。「インターハイで優勝が狙える」と400mハードルに力を入れているが、110mハードルでも冬季の筋力強化の成果が出て走力が上がってきており、インターハイでも2冠を狙える立ち位置にいる。

「100mハードルは13秒7台、400mハードルは50秒台前半を狙って優勝したいです」と全国を見据える酒井。その前に今大会で4冠を狙う。4×400mリレー予選は大事を取って出場しなかったがチームは予選を突破。今日16日の決勝で酒井は走る予定だ。

酒井だけでなくこの日も四学香川西勢が躍動。男子100mでは4×100mリレーで2走を務めた萩原慧(3年)が予選で大会タイ記録の10秒54(+1.5)をマークすると、決勝では12年ぶりに大会記録を更新する10秒49(+1.0)で制した。

男子砲丸投では昨年のU18大会3位の山下巧翔(3年)が14m93で優勝。6投目で14m53をプットした稲倉陽斗(高知農3)に一度は逆転を許したが、最終投てきで再び逆転した。男子円盤投は樋笠翔真(3年)が45m34で優勝している。

男子走高跳は昨年のU18大会2位の三谷陸人(高松2香川)が2m04で優勝。男子3000m障害は志賀陽輝(今治北3愛媛)がスタート直後から独走して9分22秒40で制した。

ハイレベルな争いとなったのが女子100m。追い風2.1mと惜しくも参考記録になったが、河野由奈(済美3愛媛)が11秒77の好タイムで優勝して地元・愛媛を盛り上げた。

女子棒高跳では3人が3m50で並ぶ中、失敗試技が最も少なかった鈴木夢桜(高知3)が優勝。女子走高跳は1m70の自己記録を持つ上田伊織(松山工3愛媛)が1m65で制した。

全国インターハイは7月25日から29日に広島・ほっとスタッフフィールド広島(広島広域公園陸上競技場)で開催。各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。

文/馬場遼

◇インターハイ四国地区大会(6月14日~16日/愛媛・県総合運動公園陸上競技場) 広島インターハイ出場をかけた四国地区大会の2日目が行われ、男子400mハードルで酒井大輔(四学香川西3)が50秒72の大会新記録で優勝。1998年に河北尚広(香川中央)が出した大会記録(51秒65)を27年ぶりに更新し、河北自身の持つ四国高校記録(50秒71)にあと0.01秒と迫った。 地区大会が始まる前の時点で今季高校最高となる51秒40のタイムを持っていた酒井。大会初日には110mハードル(14秒06/-0.8)とアンカーを務めた4×100mリレー(39秒85)をいずれも大会新記録で制しており、翌日の400mハードルに向けては「50秒台を狙いたいです」と意気込んでいた。 しかし、110mハードルの招集所に向かう際、3000m障害で使用する縁石につまづいて足首を負傷。14日の種目は無難に走ることができたが、15日の朝になって痛みが増してきたという。 不安を抱えての2日目となったが、予選は「決勝に向けて走り切ることが目標でした」と53秒48で無難に通過。「決勝は予選よりも動きが良かったです」と快走し、ライバルたちを大きくリードしていく。 フィニッシュタイムを確認すると、渾身のガッツポーズ。「まさか50秒7台が出るとは思わなかったので驚き」と喜んだ。 両ハードルに取り組む中で昨年は400mハードルのタイムが大きく向上。「インターハイで優勝が狙える」と400mハードルに力を入れているが、110mハードルでも冬季の筋力強化の成果が出て走力が上がってきており、インターハイでも2冠を狙える立ち位置にいる。 「100mハードルは13秒7台、400mハードルは50秒台前半を狙って優勝したいです」と全国を見据える酒井。その前に今大会で4冠を狙う。4×400mリレー予選は大事を取って出場しなかったがチームは予選を突破。今日16日の決勝で酒井は走る予定だ。 酒井だけでなくこの日も四学香川西勢が躍動。男子100mでは4×100mリレーで2走を務めた萩原慧(3年)が予選で大会タイ記録の10秒54(+1.5)をマークすると、決勝では12年ぶりに大会記録を更新する10秒49(+1.0)で制した。 男子砲丸投では昨年のU18大会3位の山下巧翔(3年)が14m93で優勝。6投目で14m53をプットした稲倉陽斗(高知農3)に一度は逆転を許したが、最終投てきで再び逆転した。男子円盤投は樋笠翔真(3年)が45m34で優勝している。 男子走高跳は昨年のU18大会2位の三谷陸人(高松2香川)が2m04で優勝。男子3000m障害は志賀陽輝(今治北3愛媛)がスタート直後から独走して9分22秒40で制した。 ハイレベルな争いとなったのが女子100m。追い風2.1mと惜しくも参考記録になったが、河野由奈(済美3愛媛)が11秒77の好タイムで優勝して地元・愛媛を盛り上げた。 女子棒高跳では3人が3m50で並ぶ中、失敗試技が最も少なかった鈴木夢桜(高知3)が優勝。女子走高跳は1m70の自己記録を持つ上田伊織(松山工3愛媛)が1m65で制した。 全国インターハイは7月25日から29日に広島・ほっとスタッフフィールド広島(広島広域公園陸上競技場)で開催。各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。 文/馬場遼

インターハイ四国大会優勝者一覧をチェック!

●男子 100m 萩原慧(四学香川西3香川) 10秒49(+1.0)=大会新 400m 吉川昇吾(高松東3香川) 48秒10 800m 三好悠太(宇和2愛媛) 1分53秒96 1500m 山本聖也(高知農3高知) 3分49秒36=大会新 110mH 酒井大輔(四学香川西3香川) 14秒06(-0.8)=大会新 400mH 酒井大輔(四学香川西3香川) 50秒72=大会新 3000m障害 志賀陽輝(今治北3愛媛) 9分22秒40 5000m競歩 池畠良汰(高知工3高知) 22分49秒33 4×100mR 四学香川西(香川) 39秒85=大会新 走高跳 三谷陸人(高松2香川) 2m04 棒高跳 井上直哉(阿南光3徳島) 5m20=大会新 走高跳 長井耕太郎(松山北3愛媛) 7m21(+2.0) 砲丸投 山下巧翔(四学香川西3香川) 14m93 円盤投 樋笠翔真(四学香川西3香川) 45m34 ハンマー投 松本圭汰(FC今治明徳) 61m40 [adinserter block="4"] ●女子 100m 河野由奈(済美3愛媛) 11秒77(+2.1) 400m 松井詩乃(四学香川西3香川) 54秒82 800m 北嶋さくら(済美3愛媛) 2分11秒49 1500m 立石里央菜(城東2徳島) 4分31秒81 400mH 木下未亜(松山東2愛媛) 62秒03 5000m競歩 川上栞奈(高知小津3高知) 27分24秒09 4×100mR 高知農(高知) 46秒32=四国高校新、大会新 走高跳 上田伊織(松山工) 1m65 棒高跳 鈴木夢桜(高知3高知) 3m50 走幅跳 岡林結衣(高知農1高知) 5m89(+3.0) 円盤投 松原奏空(生光学園2徳島) 42m78 ハンマー投 永田陽菜乃(四学香川西3香川) 53m98=大会新 やり投 坂井杏月(松山西中等3愛媛) 44m81 七種競技 赤松仁香(聖カタリナ2愛媛) 4397点

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