2026.05.06
5月17日に開催されるセイコーゴールデングランプリへの機運醸成を目指したプレイベント「ストリートボウタカin赤坂サカス」が5月6日、TBS社屋前の赤坂Sakas広場で開催された。
広場には棒高跳のピットが設置され、それを取り囲むように観客席が設けられた。参加した山本聖途(トヨタ自動車)、石丸 颯太(Glanz AC)、堀川晴海(T.T.C株式会社)、宮本嶺(KPVC)がゴムバーでの練習跳躍を行うたびに、早くも歓声が上がる。
2016年リオ五輪7位入賞の澤野大地さんが、デモンストレーションとして登場。「3月に少しポールを触った程度」という準備の中で、4m41で非常に惜しいジャンプを見せていた。
試技数は1人5回というルールで、4人の競技は5m00からスタート。この高さを越えれば10万円を獲得できるということで、山本、石丸、宮本が成功した際には大歓声が上がった。
勝負は5m10も3人が成功し、5m20へ。石丸、宮本はパスをし、山本だけが挑んだ。その3回目に鮮やかにバーを越え、この日一番の盛り上がりを見せる。5m30は石丸、宮本ともにこの日5回目だった5m30の1回目をクリアできず、山本の優勝が決まった。
山本は「人間が空を飛べるという夢を実現できるのが棒高跳。それを伝えることが目的でした」と振り返り、会場の盛り上がりを感じて「伝わったかな」と笑顔で話す。前日の水戸招待は5m20を3度とも越えられず記録なしに終わっていただけに、中助走での結果に「修正することができました」。5月10日の木南記念、6月の日本選手権に向けて、「いいステップになりました」とうなずいた。
石丸が「観客の方々がこれだけ近くにいることはないので、すごく楽しかった」と言えば、宮本も「こうやって足を運んで実際に観ていただけたことで、棒高跳の魅力をしってもらえるきっかけになったと思います」。5m00をクリアできず「悔しい」と振り返った堀川も「こういったイベントは増えているので、棒高跳をやる子供たちがどんどん増えればいいですね」と思いを口にした。
澤野さんは「世界的にはどんどんレベルが上がっている中で、日本もついていかないといけない。こうやって注目していただけることで、選手たちが刺激をうけて、さらなるレベルアップにつながっていけば」と日本棒高跳の飛躍に期待を寄せていた。
試合後は子供から大人まで棒高跳を体験できるイベントや、小学生以下限定のかけっこチャレンジも実施。陸上に触れる1日となった。
セイコーゴールデングランプリは5月17日、東京・国立競技場で行われる。
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