ボツワナで行われた世界リレーを終え、北京世界選手権出場権を獲得した男子4×400mリレーメンバーの今泉堅貴(内田洋行AC)がオンラインで会見を開いてレースを総括した。
予選は3分00秒79で5着にとどまり決勝進出を逃したが、第2ラウンドは3分00秒19で組1着。第2ラウンド各組2着までに与えられる北京出場権を死守した。今泉は「出場権を取るという最大の目標を達成できたので、そこは評価できるポイントです」と振り返る。
ただ、本来目指したのは決勝進出で出場を決めること。予選で2番手でバトンを受けた今泉は、終盤の着順争いで競り負けた展開に触れ、「1日で決められなかったことが反省」と悔しさを吐露した。
予選を終えて、チームのムードはさすがに落ち込んだそうだが、今回は男女混合4×400mリレーで出場した佐藤拳太郎(富士通)や、4×100mリレーで2走を務めた飯塚翔太(ミズノ)らベテランたちが声をかけ、「チームを明るい方向に導いてくださいました」。第2ラウンドでは3走として、トップでもらったバトンをきっちりとトップでエース・中島佑気ジョセフ(富士通)へと渡し、1着に大きく貢献している。
アフリカ南部のボツワナへの移動は24時間を超え、時差調整などコンディショニングは難しい面もあった。だが、「それぞれが工夫して」調整を進めて状態を整えていく。そんな姿に、「一流の選手たちが集まっているからこそ、そういう状況ができていると感じました」。チームジャパンとして一丸となって臨んだ2日間は、今泉にとって大きな経験となった。
マイルチームとしては、パリ五輪では6位入賞を果たしたものの、昨年の東京世界選手権では予選敗退。今大会も「出場権は得られたけど、決勝で勝負できなかった。良い部分と悪い部分があります」と現状を受け止めるが、つかんだものもある。
来年の北京、さらには28年のロサンゼルス五輪に向け、「高い意識を切らさず、メダルという目標をぶらすことなく、全員で一致団結して努力すればチームのレベルはもっともっと上がるという手応えが得られました」
と今泉は力強く語った。
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