HOME 高校

2025.06.14

U18アジア銀の柴田弥聖400m55秒33で2連覇!やり投・須永が大台肉薄の49m98、5000m競歩&ハンマー投で大会新/IH北関東
U18アジア銀の柴田弥聖400m55秒33で2連覇!やり投・須永が大台肉薄の49m98、5000m競歩&ハンマー投で大会新/IH北関東

柴田弥聖(25年IH北関東大会)

◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/栃木県宇都宮市・県総合運動公園カンセキスタジアム)1日目

広島インターハイを懸けた北関東地区大会の1日目が行われ、女子400mは柴田弥聖(茨城キリスト3)が55秒33で2連覇を飾った。

1年時はU16大会150m優勝、2年時は国スポ少年A300m2位の実績を持つ柴田。今季は4月のU18アジア選手権200mで銀メダルを獲得するなど着実に力をつけており、茨城県大会も200m24秒45(-0.4)、400mを55秒27で快勝し、この大会に臨んでいた。

茨城県大会で出した自己ベストに0.06秒届かなかったが、自身初の54秒台は目前の好調さを示した。この日は4×100mリレー予選でも2走を務め、46秒99での1着通過に貢献。2日目は4×100mリレー決勝、3日目からは200m、4×400mリレーが控えており、2年連続の個人2冠以上に向けて弾みをつけた。

女子やり投では須永莉子(桶川3埼玉)が4投目に49m98をマーク。県大会で出した自己ベスト(48m66)を更新し、50mの大台に迫る好投で優勝を飾った。昨年は7位でインターハイ出場にあと一歩。最終学年で初めて、高校日本一を決める舞台に立つ。

女子5000m競歩は内山由菜(本庄東3埼玉)が23分16秒38、女子ハンマー投は藤田結愛(東洋大牛久3茨城)が51m31とともに大会新で優勝。また、女子走高跳では渡邊栞里(作新学院2栃木)が1m70で地元V第1号となった。

広告の下にコンテンツが続きます

男子では、400mは笠間尚輝(東農大二・群馬)が48秒09で2年生V、男子走幅跳は猪狩悠人(立教新座3埼玉)が3回目に自己新の7m34(+2.0)をジャンプして快勝した。

全国インターハイは7月25日から29日に広島・ホットスタッフフィールド広島(広島広域公園陸上競技場)で開催。各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)

◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/栃木県宇都宮市・県総合運動公園カンセキスタジアム)1日目 広島インターハイを懸けた北関東地区大会の1日目が行われ、女子400mは柴田弥聖(茨城キリスト3)が55秒33で2連覇を飾った。 1年時はU16大会150m優勝、2年時は国スポ少年A300m2位の実績を持つ柴田。今季は4月のU18アジア選手権200mで銀メダルを獲得するなど着実に力をつけており、茨城県大会も200m24秒45(-0.4)、400mを55秒27で快勝し、この大会に臨んでいた。 茨城県大会で出した自己ベストに0.06秒届かなかったが、自身初の54秒台は目前の好調さを示した。この日は4×100mリレー予選でも2走を務め、46秒99での1着通過に貢献。2日目は4×100mリレー決勝、3日目からは200m、4×400mリレーが控えており、2年連続の個人2冠以上に向けて弾みをつけた。 女子やり投では須永莉子(桶川3埼玉)が4投目に49m98をマーク。県大会で出した自己ベスト(48m66)を更新し、50mの大台に迫る好投で優勝を飾った。昨年は7位でインターハイ出場にあと一歩。最終学年で初めて、高校日本一を決める舞台に立つ。 女子5000m競歩は内山由菜(本庄東3埼玉)が23分16秒38、女子ハンマー投は藤田結愛(東洋大牛久3茨城)が51m31とともに大会新で優勝。また、女子走高跳では渡邊栞里(作新学院2栃木)が1m70で地元V第1号となった。 男子では、400mは笠間尚輝(東農大二・群馬)が48秒09で2年生V、男子走幅跳は猪狩悠人(立教新座3埼玉)が3回目に自己新の7m34(+2.0)をジャンプして快勝した。 全国インターハイは7月25日から29日に広島・ホットスタッフフィールド広島(広島広域公園陸上競技場)で開催。各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)

インターハイ北関東大会優勝者一覧をチェック!

●男子 400m 笠間尚輝(東農大二2群馬) 48秒09 1500m 古賀想太(市前橋3群馬) 3分53秒65 走幅跳 猪狩悠人(立教新座3埼玉) 7m34(+2.0) [adinserter block="4"] ●女子 400m 柴田弥聖(茨城キリスト3茨城) 55秒33 5000m競歩 内山由菜(本庄東3埼玉) 23分16秒38=大会新 走高跳 渡邊栞里(作新学院2栃木) 1m70 ハンマー投 藤田結愛(東洋大牛久3茨城) 51m31=大会新 やり投 須永莉子(桶川3埼玉) 49m98

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.30

【世界陸上プレイバック】―15年北京―十種競技・イートンが世界新でV2 50km競歩で谷井孝行が銅メダル 荒井も4位入賞、16歳サニブラウン初出場

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 「東京レガシースタジアム」を10月17日~19日に開催! 100m走タイムチャレンジや中長距離スペシャルアカデミーを実施

2025.07.30

「東京レガシースタジアム」を10月17日~19日に開催! 100m走タイムチャレンジや中長距離スペシャルアカデミーを実施

一般財団法人東京マラソン財団と東京都は7月30日、東京レガシーハーフマラソン2025(10月19日)の開催に合わせて、「東京レガシースタジアム」を10月17日から19日の3日間、国立競技場や明治公園で実施することを発表し […]

NEWS ベルリンマラソンに日本トップランナー集結!パリ6位赤﨑暁、日本記録保持者・鈴木健吾らが登録 ロス五輪への一歩となるか

2025.07.30

ベルリンマラソンに日本トップランナー集結!パリ6位赤﨑暁、日本記録保持者・鈴木健吾らが登録 ロス五輪への一歩となるか

9月21日にドイツで開催されるベルリンマラソンのエリート選手が主催者から発表され、日本男子のトップランナーたちが名を連ねた。 パリ五輪6位入賞の赤﨑暁(九電工)は、出場となれば3月の東京以来となるマラソン。東京世界選手権 […]

NEWS ベルリンマラソンにロンドン王者サウェらがエントリー!青森山田出身ワンジルも3年ぶり登録

2025.07.30

ベルリンマラソンにロンドン王者サウェらがエントリー!青森山田出身ワンジルも3年ぶり登録

9月21日にドイツで開催されるベルリンマラソンのエリート選手が発表された。男子には今年のロンドンマラソン優勝のS.サウェ(ケニア)が出場予定。ブダペスト世界選手権6位のM.メンゲシャ(エチオピア)やオレゴン世界選手権7位 […]

NEWS 学生世界最速はワラザ 200mも制して2冠 女子10000mはルカンが大会新/ユニバ

2025.07.30

学生世界最速はワラザ 200mも制して2冠 女子10000mはルカンが大会新/ユニバ

2年に一度開催される学生の総合スポーツ世界大会、FISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が7月21日から27日、ドイツ、ライン・ルールで開催された。 男子100mはB.ワラザ(南アフリカ)が10秒16(-0.7) […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top