HOME 国内、駅伝、海外

2025.06.12

九電工がベナード・コエチとの契約解除 暫定的資格停止処分を受け
九電工がベナード・コエチとの契約解除 暫定的資格停止処分を受け

25年ニューイヤー駅伝に出場した九電工・コエチ

6月12日、九電工は所属するベナード・コエチ(ケニア)と結んでいた選手契約を6月30日付で解除することを発表した。コエチは11日に、アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)からドーピング違反による暫定資格停止処分が下されていた。

九電工はAIUから通知を受けた後、コエチに対して事実確認を行い、「ドーピング規則違反になるような行為は行っていない」と回答を受けたという。同社はコエチの意見を支持するとしたものの、暫定的資格停止期間は競技会への出場ができないことを理由に、「誠に遺憾ながら、当選手との選手契約を2025年6月30日に解除することに至りました」としている。

コエチのドーピング違反はABP(生体パスポート)の数値が異常値を示し、禁止物質の使用が疑われたことが理由。同様の理由で競歩の池田向希(旭化成)も暫定資格停止処分を受けており、池田側はスポーツ仲裁裁判所に上訴している。

広告の下にコンテンツが続きます
6月12日、九電工は所属するベナード・コエチ(ケニア)と結んでいた選手契約を6月30日付で解除することを発表した。コエチは11日に、アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)からドーピング違反による暫定資格停止処分が下されていた。 九電工はAIUから通知を受けた後、コエチに対して事実確認を行い、「ドーピング規則違反になるような行為は行っていない」と回答を受けたという。同社はコエチの意見を支持するとしたものの、暫定的資格停止期間は競技会への出場ができないことを理由に、「誠に遺憾ながら、当選手との選手契約を2025年6月30日に解除することに至りました」としている。 コエチのドーピング違反はABP(生体パスポート)の数値が異常値を示し、禁止物質の使用が疑われたことが理由。同様の理由で競歩の池田向希(旭化成)も暫定資格停止処分を受けており、池田側はスポーツ仲裁裁判所に上訴している。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.13

混合マイル8位入賞 世界との力の差を痛感するも、「底上げができている。まだまだ成長段階」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)1日目 東京世界陸上1日目のイブニングセッションが行われ、男女混合4×400mR決勝で、日本は3分17秒53で8位に入った。 モーニングセッションで行われた予選で、出した日 […]

NEWS 初代表の10000m・矢田みくに 久しぶりの世界大会「また新たなおもしろさが出てきた」/東京世界陸上

2025.09.13

初代表の10000m・矢田みくに 久しぶりの世界大会「また新たなおもしろさが出てきた」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)1日目 東京世界陸上1日目のイブニングセッションが行われ、女子10000m決勝の矢田みくに(エディオン)は32分28秒94の21位だった。 初の舞台は甘くはなかった。矢田は […]

NEWS 10000m・廣中璃梨佳「最後まであきらめずに」走って6位入賞「たくさんの声援を受けながら粘れた」/東京世界陸上

2025.09.13

10000m・廣中璃梨佳「最後まであきらめずに」走って6位入賞「たくさんの声援を受けながら粘れた」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日〜21日/国立競技場)1日目 東京世界陸上1日目のイブニングセッションが行われ、女子10000mの廣中璃梨佳(日本郵政グループ)は31分09秒62と自身最高となる6位入賞を果たした。 序盤は先頭 […]

NEWS 初の決勝となった日本の男女混合4×400mR 8位入賞で歴史を作り、女子短距離に大きな足跡/東京世界陸上

2025.09.13

初の決勝となった日本の男女混合4×400mR 8位入賞で歴史を作り、女子短距離に大きな足跡/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)1日目 東京世界陸上1日目のイブニングセッションが行われ、男女混合4×400mR決勝で、日本は3分17秒53で8位。それでもこの種目初入賞を遂げた。 日本のオーダーは3分1 […]

NEWS 10000m・矢田みくには32分28秒94で21位 中盤から苦しむも初舞台で貴重な経験/東京世界陸上

2025.09.13

10000m・矢田みくには32分28秒94で21位 中盤から苦しむも初舞台で貴重な経験/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)1日目 東京世界陸上1日目のイブニングセッションが行われ、女子10000m決勝の矢田みくに(エディオン)は、32分28秒94の21位で初めての世界選手権を終えた。 序盤は中 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top