HOME 高校

2025.05.26

河戸咲希ハンマー投53m34の県高校新 野見山寧祢200m23秒97の大会新 岩坂レオンやり投2連覇/IH愛知県大会
河戸咲希ハンマー投53m34の県高校新 野見山寧祢200m23秒97の大会新 岩坂レオンやり投2連覇/IH愛知県大会

河戸咲希(24年U18大会)

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。愛知県大会は5月23日~25日の3日間、岡崎市のマルヤス岡崎龍北スタジアムにて行われた。

女子はハンマー投で県高校新記録、100mと200mで大会記録が誕生した。

ハンマー投では、昨年のU18大会4位の河戸咲希(名古屋大谷2)が高2歴代4位の53m34をマーク。11年ぶりに県高校記録を21cm更新して優勝した。

200mは、野見山寧祢(豊明3)が23秒97(0.0)と29年ぶりに大会記録を更新。野見山は400mで55秒51で2冠に輝き、100mでも3位に入っている。100mは、坂本茜(中京大中京3)が11秒83(+0.3)で制覇。2位には準決勝で11秒76(+0.4)の大会新をマークした三輪琉姫(3年)が11秒88で入った。

このほか、やり投では、U18大会2位の村田凜娃(三好3)が3投目で49m16を放って優勝した。リレーは中京大中京が2種目V。4×100mは46秒16、4×400mは3分46秒16をマークした

男子では、200mでは3.5mの向かい風が吹くなか、前田隼汰(三好2)が21秒39でV。前田は2走を務めた4×100mリレーでチームの優勝(40秒91)に貢献した。110mハードルでは、権田颯志(安城学園2)が追い風参考ながら14秒02(+2.1)と13秒台に迫るタイムで制している。

広告の下にコンテンツが続きます

5000mでは山崎碧葉(豊田大谷3)が0.05秒差の接戦を制して15分00秒97で昨年に引き続いて優勝。4×400mリレーは中京大中京が3分13秒03で1位だった。

やり投は福岡インターハイ出場経験を持ち、昨秋の東海新人の覇者・岩坂レオン(名古屋大谷3)が4投目に63m02を放って2連覇。跳躍種目では棒高跳で久世優埜(中京大中京3)が4m70で制し、2位には4m50でチームメイトの真島達希(2年)、3位に4m40で渡邉耕太郎(3年)が続き、中京大中京勢が上位を独占。走高跳は伊藤望亜(誠信3)が2m04で快勝した。

学校対抗総合の男子は棒高跳などで得点を重ねた中京大中京が58点でトップに輝いた。女子は満べんなく各種目で入賞した中京大中京が、103点と2位以下を突き放して制した。

東海大会は6月20日から3日間、三重県の三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場で行われる。

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。愛知県大会は5月23日~25日の3日間、岡崎市のマルヤス岡崎龍北スタジアムにて行われた。 女子はハンマー投で県高校新記録、100mと200mで大会記録が誕生した。 ハンマー投では、昨年のU18大会4位の河戸咲希(名古屋大谷2)が高2歴代4位の53m34をマーク。11年ぶりに県高校記録を21cm更新して優勝した。 200mは、野見山寧祢(豊明3)が23秒97(0.0)と29年ぶりに大会記録を更新。野見山は400mで55秒51で2冠に輝き、100mでも3位に入っている。100mは、坂本茜(中京大中京3)が11秒83(+0.3)で制覇。2位には準決勝で11秒76(+0.4)の大会新をマークした三輪琉姫(3年)が11秒88で入った。 このほか、やり投では、U18大会2位の村田凜娃(三好3)が3投目で49m16を放って優勝した。リレーは中京大中京が2種目V。4×100mは46秒16、4×400mは3分46秒16をマークした 男子では、200mでは3.5mの向かい風が吹くなか、前田隼汰(三好2)が21秒39でV。前田は2走を務めた4×100mリレーでチームの優勝(40秒91)に貢献した。110mハードルでは、権田颯志(安城学園2)が追い風参考ながら14秒02(+2.1)と13秒台に迫るタイムで制している。 5000mでは山崎碧葉(豊田大谷3)が0.05秒差の接戦を制して15分00秒97で昨年に引き続いて優勝。4×400mリレーは中京大中京が3分13秒03で1位だった。 やり投は福岡インターハイ出場経験を持ち、昨秋の東海新人の覇者・岩坂レオン(名古屋大谷3)が4投目に63m02を放って2連覇。跳躍種目では棒高跳で久世優埜(中京大中京3)が4m70で制し、2位には4m50でチームメイトの真島達希(2年)、3位に4m40で渡邉耕太郎(3年)が続き、中京大中京勢が上位を独占。走高跳は伊藤望亜(誠信3)が2m04で快勝した。 学校対抗総合の男子は棒高跳などで得点を重ねた中京大中京が58点でトップに輝いた。女子は満べんなく各種目で入賞した中京大中京が、103点と2位以下を突き放して制した。 東海大会は6月20日から3日間、三重県の三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場で行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.31

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第59回「酷暑の好記録と指導者たちの育成力」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第59回「酷暑の好記録と指導者たちの育成力」 猛暑! この言葉で誰もが合点するほどの暑さである […]

NEWS ベルリンマラソン 女子にパリ五輪6位の鈴木優花、日本記録保持者の前田穂南がエントリー!

2025.07.31

ベルリンマラソン 女子にパリ五輪6位の鈴木優花、日本記録保持者の前田穂南がエントリー!

9月21日に開催されるベルリンマラソンの主催者は7月30日、女子の招待選手を発表し、日本からはパリ五輪6位の鈴木優花(第一生命グループ)と、2時間18分59秒の日本記録を持つ前田穂南(天満屋)がエントリーした。 鈴木はパ […]

NEWS 100mH田中佑美「やり切った走りができるように準備していく」世界陸上に向けて公開練習

2025.07.31

100mH田中佑美「やり切った走りができるように準備していく」世界陸上に向けて公開練習

7月31日、女子100mハードルの田中佑美(富士通)が茨城県の筑波大で公開練習を行った。 ドリルやスキップ走などで身体をほぐし、バーベルを使った補強運動をこなした田中。軽めのメニューとしながらも、一つひとつの動きを確かめ […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―15年北京―十種競技・イートンが世界新でV2 50km競歩で谷井孝行が銅メダル 荒井も4位入賞、16歳サニブラウン初出場

2025.07.30

【世界陸上プレイバック】―15年北京―十種競技・イートンが世界新でV2 50km競歩で谷井孝行が銅メダル 荒井も4位入賞、16歳サニブラウン初出場

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 「東京レガシースタジアム」を10月17日~19日に開催! 100m走タイムチャレンジや中長距離スペシャルアカデミーを実施

2025.07.30

「東京レガシースタジアム」を10月17日~19日に開催! 100m走タイムチャレンジや中長距離スペシャルアカデミーを実施

一般財団法人東京マラソン財団と東京都は7月30日、東京レガシーハーフマラソン2025(10月19日)の開催に合わせて、「東京レガシースタジアム」を10月17日から19日の3日間、国立競技場や明治公園で実施することを発表し […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top