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2025.04.13

桐生祥秀は10秒28で総合3位 「一戦一戦、調子を上げていきたい」/出雲陸上
桐生祥秀は10秒28で総合3位 「一戦一戦、調子を上げていきたい」/出雲陸上

1組で1着フィニッシュを決め、笑顔を見せた桐生祥秀

◇吉岡隆徳記念出雲陸上(4月12日、13日/島根・浜山公園陸上競技場)2日目

3組タイムレースで行われた男子100mは、3組目でトップとなった愛宕頼(東海大)が10秒16(+4.5)で優勝を果たした。

1組目には元日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)が出場。10秒28(+1.1)で組1着となり、総合では3位に入った。

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午前中は強風に加え、気温も低かったため「ケガも怖いので、朝の時点では出場も迷った」(桐生)というコンディション。それでも、ウォーミングアップ時には晴れ間も見えたことから、レース出場を決断した桐生。

同じ組には鈴木涼太(スズキ)や本郷タジュ(ALashi)、3月の世界室内代表の西岡尚輝(筑波大)などのメンバーがそろったが、加速局面でリードを奪うと、最後は少し流す余裕を見せてのフィニッシュ。「いろんな代表経験者もいるなかで1着を取れたのはよかったですし、(荒天で)予選がなくなってのタイムレース決勝でも集中して走れた」と及第点をつけた。

冬季は長い距離を走り込み、3月には8年ぶりとなる300mにもチャレンジするなど、例年とは違ったアプローチでシーズンに臨んでいる。「ここから織田(記念)、静岡(国際)、そしてセイコー(GP)が続くので、一戦一戦調子を上げていって、セイコーがベストになるようにしていきたい」と語った。

◇吉岡隆徳記念出雲陸上(4月12日、13日/島根・浜山公園陸上競技場)2日目 3組タイムレースで行われた男子100mは、3組目でトップとなった愛宕頼(東海大)が10秒16(+4.5)で優勝を果たした。 1組目には元日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)が出場。10秒28(+1.1)で組1着となり、総合では3位に入った。 午前中は強風に加え、気温も低かったため「ケガも怖いので、朝の時点では出場も迷った」(桐生)というコンディション。それでも、ウォーミングアップ時には晴れ間も見えたことから、レース出場を決断した桐生。 同じ組には鈴木涼太(スズキ)や本郷タジュ(ALashi)、3月の世界室内代表の西岡尚輝(筑波大)などのメンバーがそろったが、加速局面でリードを奪うと、最後は少し流す余裕を見せてのフィニッシュ。「いろんな代表経験者もいるなかで1着を取れたのはよかったですし、(荒天で)予選がなくなってのタイムレース決勝でも集中して走れた」と及第点をつけた。 冬季は長い距離を走り込み、3月には8年ぶりとなる300mにもチャレンジするなど、例年とは違ったアプローチでシーズンに臨んでいる。「ここから織田(記念)、静岡(国際)、そしてセイコー(GP)が続くので、一戦一戦調子を上げていって、セイコーがベストになるようにしていきたい」と語った。

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