◇吉岡隆徳記念出雲陸上(4月12日、13日/島根・浜山公園陸上競技場)2日目
3組タイムレースで行われた男子100mは、3組目でトップとなった愛宕頼(東海大)が10秒16(+4.5)で優勝を果たした。
昨年の日本選手権覇者でパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)、同じくパリ代表の東田旺洋(関彰商事)と同じ組に入った愛宕。スタートは隣のレーンの坂井と五分の出足となり、徐々に加速する。
トップスピードでは坂井が勝ったものの、愛宕も負けじと食らいつく。そのまま逃げ切りかと思われた坂井だったが、残り10m地点で右ハムストリングを痛めてスローダウン。その瞬間、愛宕が逆転してトップでフィニッシュラインを駆け抜けた。坂井は10秒22で2着だった。
風も味方につけ、総合でも1位を占めた愛宕は、並みいるオリンピアンを抑えての殊勲の勝利。「勝ちきれたのは評価しています。この勝ちがこれからの自分にとってもプラスになります」と答え、「シーズンの前半はインカレなど学生の大会が続くので、そこでも勝ちきりたいし、タイムも残して飛躍できたらと思います」と笑顔で喜びを語った。
愛宕は1週間前の四大学対校でも10秒13(+3.5)と追い風参考ながら10秒1台をマーク。公認では10秒24が最高だが、躍進を感じさせる好走を続けている。
このほか、1組目で10秒28(+1.1)を出した桐生祥秀(日本生命)が総合3位だった。
【動画】出雲陸上男子100mは愛宕頼が優勝!
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