2026.05.03
◇第41回静岡国際(5月3日/小笠山総合運動公園)
日本グランプリシリーズの静岡国際が行われ、女子3000m障害は齋藤みう(パナソニック)が自己2番目&パフォーマンス日本歴代2位となる9分31秒83をマークして優勝した。
昨年の東京世界選手権でマークした自身の日本記録(9分24秒72)こそ届かなかったが、今回のレースのほうがすごみが凝縮されている。
直前に雨が強くなり、ペースメーカーよりも飛び出す“一人旅”。さらに4周目の水壕では転倒もあった。「スピードとハードリングがずっと合わない感じがあって誤差がありました」。その影響で「脚が上がり切らなかったのか。かなり痛かったです」と苦笑いするほど水浸しに。右脛もアイシングしていた。
ただ、「余裕はあったの気持ちを切らさないように」切り替えて走り出すと、ペースを落とすことなくフィニッシュ。「自力がついた感じがある。今の自分の走りはできました」と笑った。
4月には田中希実(豊田自動織機)や廣中璃梨佳(ユニクロ)らと日本陸連合宿で米国アルバカーキへ。「その経験が一番大きくて、他の種目でも戦える選手にならないと思っているなか、日本のトップ選手と練習できてレベルアップできるきっかけになりました。(2人は)努力している天才。そこに勝つにはそれ以上に努力しないといけない」。
「どの距離でも走れるようにしたい」とロングジョグにも力を入れ、昨年からフラットレースでも自己記録を次々と更新し、唐津でのロード10kmでも日本人トップ。1500mは4分13秒90をマークしている。
アジア大会は3000m障害に加え「複数種目で代表になりたい」とし、日本選手権はスタッフと相談としながら「1500m、5000m、3000m障害に出たい。10000mの選考レース(5月10日)も」と“4種目”でアジア大会にチャレンジする構えだ。
「負けず嫌いなので誰にも負けたくない。サンショーで戦うためにも、どの距離でも走れるようにして自力をつけたい」
地元静岡で見せた快走は、無限の可能性を示した。
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