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2025.04.05

東大・秋吉拓真5000mV 渕上翔太49秒87 山田暉斗&清水奈々子がMVP 対校戦は男子・法大、女子・早大/東京六大学対校
東大・秋吉拓真5000mV 渕上翔太49秒87 山田暉斗&清水奈々子がMVP 対校戦は男子・法大、女子・早大/東京六大学対校

男子5000mを制した秋吉拓真(25年東京六大学対校)

第58回東京六大学対校大会は4月5日、神奈川・横浜市の慶大日吉陸上競技場で行われ、男子18種目、女子12種目で争われた。

男子5000mは、今年の箱根駅伝で関東学生連合の8区を務めた秋吉拓真(東大)が、2月の日本学生ハーフマラソン覇者・工藤慎作(早大)らを抑えて13分51秒23で競り勝った。2位には成沢翔英(慶大)が13分52秒06で入り、工藤は13分54秒36で3位だった。

男子ではこのほか、400mハードルで昨年の日本インカレV・渕上翔太(早大)がただ1人50秒を切る49秒87で制覇。110mハードルは向かい風2.1mのなか、世界室内60mハードル代表の西徹朗(早大)が13秒87で貫禄勝ちを収めた。

100mは水野琉之介(早大)が10秒56(-1.6)で、200mは鷹羽柊弥(明大)が21秒53でそれぞれ1位。1500mでは立教大がワン・ツーフィニッシュを遂げ、青木龍翔が3分47秒39で1位、2位には3分47秒76で大塚直哉が入った。

砲丸投は山田暉斗(法大)が17m26で制し、円盤投(44m43)と合わせて投てき2冠。走高跳では須﨑遥也(慶大)が2m03で制した。

リレーは2種目とも早大がV。4×100mは39秒87、4×400mは3分09秒19だった。

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女子では400mで清水奈々子(早大)が55秒60でV。1走を務めた4×400mリレーでも3分49秒94で優勝に貢献した。400mハードルでは大川寿美香(早大)が60秒07で1位。4×100mリレーは、法大が46秒78と2位に1秒16差をつけて快勝した。

フィールドでは走高跳で昨年の日本インカレ女王の矢野夏希(早大)が1m70で優勝。女子やり投は樋口萌杏(法大)が46m69で1位だった。

対校戦は、男子が178点を獲得した法大が2年ぶりの優勝。女子は9種目で優勝者が生まれた早大が36点で3連覇を果たした。

最優秀選手は2種目Vの2人で、男子が山田、女子は清水が選ばれた。

第58回東京六大学対校大会は4月5日、神奈川・横浜市の慶大日吉陸上競技場で行われ、男子18種目、女子12種目で争われた。 男子5000mは、今年の箱根駅伝で関東学生連合の8区を務めた秋吉拓真(東大)が、2月の日本学生ハーフマラソン覇者・工藤慎作(早大)らを抑えて13分51秒23で競り勝った。2位には成沢翔英(慶大)が13分52秒06で入り、工藤は13分54秒36で3位だった。 男子ではこのほか、400mハードルで昨年の日本インカレV・渕上翔太(早大)がただ1人50秒を切る49秒87で制覇。110mハードルは向かい風2.1mのなか、世界室内60mハードル代表の西徹朗(早大)が13秒87で貫禄勝ちを収めた。 100mは水野琉之介(早大)が10秒56(-1.6)で、200mは鷹羽柊弥(明大)が21秒53でそれぞれ1位。1500mでは立教大がワン・ツーフィニッシュを遂げ、青木龍翔が3分47秒39で1位、2位には3分47秒76で大塚直哉が入った。 砲丸投は山田暉斗(法大)が17m26で制し、円盤投(44m43)と合わせて投てき2冠。走高跳では須﨑遥也(慶大)が2m03で制した。 リレーは2種目とも早大がV。4×100mは39秒87、4×400mは3分09秒19だった。 女子では400mで清水奈々子(早大)が55秒60でV。1走を務めた4×400mリレーでも3分49秒94で優勝に貢献した。400mハードルでは大川寿美香(早大)が60秒07で1位。4×100mリレーは、法大が46秒78と2位に1秒16差をつけて快勝した。 フィールドでは走高跳で昨年の日本インカレ女王の矢野夏希(早大)が1m70で優勝。女子やり投は樋口萌杏(法大)が46m69で1位だった。 対校戦は、男子が178点を獲得した法大が2年ぶりの優勝。女子は9種目で優勝者が生まれた早大が36点で3連覇を果たした。 最優秀選手は2種目Vの2人で、男子が山田、女子は清水が選ばれた。

東京六大学対校 男女対校得点をチェック!

●男子 1位 法大  178点 2位 早大  162点 3位 慶大  116点 4位 明大  71点 5位 立教大 71点 6位 東大  48点 [adinserter block="4"] ●女子 1位 早大  36点 2位 法大  22点 3位 慶大  13点 4位 立教大 9点 5位 東大  7点 6位 明大  2点

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