2025.04.02
トヨタ紡織は4月1日、浅井皓貴、尾﨑健斗、服部壮馬の3選手が新たに加入することを発表した。
浅井は愛知県出身。中学では3000mで東海大会出場し、豊川高では3年生の全国高校駅伝に出場している(3区区間23位)。順大進学後は2年目の上尾ハーフで1時間2分13秒を出して頭角を表して、箱根駅伝では7区区間3位と好走している。翌年には関東インカレ10000mで4位。チームのエースへと成長し、ハーフマラソンも1時間01分09秒まで記録を伸ばした。
浅井は「地元愛知県の恵まれた環境の中、競技を続けられることに感謝し、ニューイヤー駅伝入賞に向けてチームを勢いづけられる存在となれるように精進していきます」と入部にあたっての抱負を述べている。
静岡出身の尾﨑は浜松商高3年時の全国高校駅伝で1区2位で注目を集めた逸材。明大では全日本大学駅伝や箱根駅伝にも出場し、主将も務めた。「結果を出すことはもちろんのこと、陸上を通して社会貢献活動をすることで応援してくださる多くの方々に恩返しをしていきたいと考えています」とコメントしている。
服部は、京都・洛南高から順大入り。高校では先輩の三浦龍司(現・SUBARU)と3000m障害に取り組んだ。駅伝でも3年時の全国大会で4区区間4位と長距離にも適性を見せた。三浦の後を追うように入学した大学では全日本大学駅伝や出雲駅伝の出場のほか、3000m障害では21年にU20日本選手権で優勝した実績を持つ。
服部は「トヨタ紡織という素晴らしいチーム・会社でこれから練習や生活を送らせていただけることにとても感謝しています。大学では怪我などで上手くいかないことが多かったですが、気持ち新たに自己ベスト更新だけではなく駅伝などでチームに貢献できるように精進して参ります」と新たなステージに向けて決意を語っている。
トヨタ紡織は昨年の中部実業団対抗駅伝でトヨタ自動車を抑えて優勝。今年1月のニューイヤー駅伝では18位だった。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.07.31
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第59回「酷暑の好記録と指導者たちの育成力」
2025.07.31
ベルリンマラソン 女子にパリ五輪6位の鈴木優花、日本記録保持者の前田穂南がエントリー!
-
2025.07.31
-
2025.07.30
-
2025.07.30
-
2025.07.30
-
2025.07.26
-
2025.07.26
-
2025.07.24
-
2025.07.05
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.31
東京世界陸上ランキングが更新 100m桐生祥秀、400mH豊田兼がターゲットナンバー圏内に浮上!
7月31日、世界陸連(WA)は東京世界選手権の出場資格を示すランキング「Road to Tokyo25」を更新し、男子100mで桐生祥秀(日本生命)が出場資格を得られるターゲットナンバー(TN)圏内に浮上した。 このワー […]
2025.07.31
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第59回「酷暑の好記録と指導者たちの育成力」
山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第59回「酷暑の好記録と指導者たちの育成力」 猛暑! この言葉で誰もが合点するほどの暑さである […]
2025.07.31
100mH田中佑美「やり切った走りができるように準備していく」世界陸上に向けて公開練習
7月31日、女子100mハードルの田中佑美(富士通)が茨城県の筑波大で公開練習を行った。 ドリルやスキップ走などで身体をほぐし、バーベルを使った補強運動をこなした田中。軽めのメニューとしながらも、一つひとつの動きを確かめ […]
2025.07.30
【世界陸上プレイバック】―15年北京―十種競技・イートンが世界新でV2 50km競歩で谷井孝行が銅メダル 荒井も4位入賞、16歳サニブラウン初出場
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会