HOME 中学、好記録

2025.03.31

女子棒高跳で中学3年の中村心葵が3m91クリア!! 4年半ぶりに中学最高記録更新!
女子棒高跳で中学3年の中村心葵が3m91クリア!!  4年半ぶりに中学最高記録更新!

女子棒高跳の中村心葵

3月31日、奈良市の鴻ノ池競技場で第4回北和記録会が行われ、女子棒高跳で中村心葵(三室中3埼玉)が3m91をクリアし、中学最高記録を樹立した。これまでの最高記録は20年8月に柳川美空(南橘・群馬)が出した3m90。

中村は小学生時代から棒高跳に取り組み、中1だった22年3月に3m52の中1最高記録をマーク。昨年も3月に中2歴代トップの3m82を跳び注目を集めていた。

女子棒高跳は全中では実施されない種目だが、夏の関東中学陸上では3m70で快勝。さらに10月のU16大会では併催のU18大会のV記録を上回る3m80で制し、年明けの日本室内大阪大会では高校生を抑えて優勝するなど、世代トップのボウルターとして活躍を続けている。

広告の下にコンテンツが続きます

中学生最後の日に中学記録更新を目指して記録会に出場した中村。午前の第1試合は3m80を跳べず記録なしに終わったが、仕切り直しとなった午後の第2試合において、3m91を3回目に成功。約1年ぶりに自己記録を9cm上回った。

高校は22年U20世界選手権7位の原口篤志(現・東大阪大)や、昨年のU20世界選手権で銀メダルを獲得した吉田陸哉(現・関大)ら多くの棒高跳選手を輩出した奈良・王寺工高に進学予定。新天地でさらなる躍進を目指す。

3月31日、奈良市の鴻ノ池競技場で第4回北和記録会が行われ、女子棒高跳で中村心葵(三室中3埼玉)が3m91をクリアし、中学最高記録を樹立した。これまでの最高記録は20年8月に柳川美空(南橘・群馬)が出した3m90。 中村は小学生時代から棒高跳に取り組み、中1だった22年3月に3m52の中1最高記録をマーク。昨年も3月に中2歴代トップの3m82を跳び注目を集めていた。 女子棒高跳は全中では実施されない種目だが、夏の関東中学陸上では3m70で快勝。さらに10月のU16大会では併催のU18大会のV記録を上回る3m80で制し、年明けの日本室内大阪大会では高校生を抑えて優勝するなど、世代トップのボウルターとして活躍を続けている。 中学生最後の日に中学記録更新を目指して記録会に出場した中村。午前の第1試合は3m80を跳べず記録なしに終わったが、仕切り直しとなった午後の第2試合において、3m91を3回目に成功。約1年ぶりに自己記録を9cm上回った。 高校は22年U20世界選手権7位の原口篤志(現・東大阪大)や、昨年のU20世界選手権で銀メダルを獲得した吉田陸哉(現・関大)ら多くの棒高跳選手を輩出した奈良・王寺工高に進学予定。新天地でさらなる躍進を目指す。

女子棒高跳中学歴代10傑

3.91  中村心葵(三室3+埼玉)   2025. 3.31 3.90i 柳川美空(南橘3群馬)    2020. 8. 9 3.81  渡邊紗莱(幸並3+埼玉)   2023. 3.19 3.81i 諸田実咲(大泉南3+群馬)  2014. 3.23 3.80i 田中亜希子(吉岡3+群馬)  2007. 3.11 3.80i 川原ジェニ(伊勢崎四3+群馬)2010. 3. 7 3.80i 村田蒼空(渋川北3群馬)   2019. 5.13 3.80i 今井葉月(吉岡3群馬)    2020. 7.19 3.72  大豆生田花音(樹徳3群馬)  2023. 9.16 3.72  西原凜(藤井3香川)     2024. 5. 6

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.15

【テキスト速報】男子マラソン/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)3日目 男子マラソン ※タイム、距離地点は速報値 ▼スタート 男子は90人のランナーがエントリー。日本からは吉田祐也(GMOインターネットグループ)、近藤亮太(三菱重工)、 […]

NEWS 10000m22位の葛西潤 パリ五輪より2つ順位下げるも「舞台楽しめたことは成長」/東京世界陸上

2025.09.14

10000m22位の葛西潤 パリ五輪より2つ順位下げるも「舞台楽しめたことは成長」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目 東京世界陸上2日目のイブニングセッションが行われ、男子10000m決勝で葛西潤(旭化成)は29分41秒84で22位だった。 昨年出場したパリ五輪では、入賞ラインが2 […]

NEWS 10000m初代表の鈴木芽吹は20位「歓声浴びて幸せでした」/東京世界陸上

2025.09.14

10000m初代表の鈴木芽吹は20位「歓声浴びて幸せでした」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目 東京世界陸上2日目のイブニングセッションに男子10000mが行われ、日本勢は鈴木芽吹(トヨタ自動車)が29分33秒60の20位だった。 3000m付近では葛西潤(旭 […]

NEWS 走高跳・瀬古優斗が初出場初決勝!緊張、アクシデントも「“母国パワー”もらいました」/東京世界陸上

2025.09.14

走高跳・瀬古優斗が初出場初決勝!緊張、アクシデントも「“母国パワー”もらいました」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目 東京世界陸上2日目のイブニングセッションが行われ、男子走高跳予選で瀬古優斗(FAAS)が2m15を一発で越え、B組3位、全体でも4位で初出場・初決勝を決めた。 8月 […]

NEWS 男子1万mは伏兵グレシエがV 強烈スパートでアフリカ勢退ける大金星!!/東京世界陸上

2025.09.14

男子1万mは伏兵グレシエがV 強烈スパートでアフリカ勢退ける大金星!!/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目 東京世界陸上2日目のイブニングセッションが行われ、男子10000mはジミー・グレシエ(フランス)が28分55秒77で優勝を果たした。 レースはスタート直後から勝負を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top