11月14日の順大競技会、男子10000m競歩で髙橋英輝(富士通)が37分25秒21をマーク。この記録は松永大介(富士通)の持つ日本記録37分58秒08を更新するだけでなく、2008年にJ.フェルナンデス(スペイン)がマークした37分53秒09の世界最高記録を大きく上回る快記録となる。さらに、2着の池田向希(東洋大)が37分25秒903着の古賀友太(明大)も37分30秒前後(※計測中)で、ここまでが世界最高記録を上回り、日本新記録だった。
(※10000m競歩は世界陸連(WA)が世界記録としては認定していない種目であり、また、競歩の新記録認定には国際審判員が必要となる)
髙橋は花巻北高(岩手)から岩手大を経て富士通へ入社。大学4年時の日本選手権20km競歩で当時日本記録の1時間18分03秒で優勝し、北京世界選手権代表に。16年リオ五輪にも出場し、その後世界選手権も17、19年と代表になった。日本選手権20km競歩は15年から19年まで5連覇を達成。 昨年のドーハ世界選手権は10位だった。今年の日本選手権競歩とと全日本競歩能美大会を終え、高橋は20km競歩で東京五輪代表に内定している。
池田と古賀は10月25日の順大競技会5000m競歩で日本記録を更新する歩きを見せていた。東京五輪20km競歩の代表には、ドーハ世界選手権金メダルの山西利和(愛知製鋼)、池田、髙橋の3名が内定。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東
◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、女子100mハードルで石原南菜( […]
2025.06.16
クレイ・アーロン竜波が800m1分46秒31! ポートランドのレースで6年ぶり自己ベスト更新
6月15日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子800mで、クレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア州立大)が1分46秒31の自己ベストで5位に入った。 クレイのこれまでの自己ベストは、神奈 […]
2025.06.16
女子400mHサザーランドが52秒46の全米学生新V 女子3000m障害レンゴールは今季世界最高の8分58秒15/全米学生選手権
6月11日から14日、米国オレゴン州ユージンで全米学生選手権が開催され、女子400mハードルではS.サザーランド(ミシガン大/カナダ)が52秒46の全米学生新で優勝を飾った。 サザーランドは昨年のパリ五輪では7位に入って […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会