HOME 国内

2025.02.28

安藤友香「自分の記録を超えることがが目標」初東京から「東京世界陸上」へ/東京マラソン
安藤友香「自分の記録を超えることがが目標」初東京から「東京世界陸上」へ/東京マラソン

東京マラソンの会見に臨んだ安藤友香

◇東京マラソン2025(3月2日/東京都庁~東京駅前・行幸通り)

東京世界選手権代表選考会を兼ねたJMCシリーズG1の東京マラソンを2日後に控え、有力選手がプレスカンファレンスに登壇した。

東京五輪10000m代表の安藤友香(しまむら)は、「日々、昨日の自分よりも今日は成長することをモットーにやってきました。前回の自分の記録を超えることを目標に、前を見て走りたい」と意気込みを語った。

広告の下にコンテンツが続きます

昨年の名古屋ウィメンズで自己ベストとなる2時間21分18秒(当時日本歴代8位)で優勝したが、パリ五輪の代表入りはならず。その後、故障があったり、8月にワコールからしまむらへ移籍したりとトレーニングを中断した時期があったという。

だが、9月に練習を再開してからは、クイーンズ駅伝では最長3区を務めてチーム初の3位に貢献するなど、レースを重ねながら積み上げてきた。今大会に向けても「大きな故障や体調不良もなく、ここまで練習することができました」と笑顔を見せる。

東京マラソンは初出場となり、「すごく観光地を巡って走るコースなので、見る余裕があればいいけど、楽しみながら走りたい」と安藤。見据えるのは、4大会ぶりの世界選手権出場。「過去の自分を超えることでチャンスは巡ってくると思う。まずは目の前のレースで、自分の力を最大限発揮することで、チャンスが巡ってくる」と、まずは自分の走りに集中する構えだ。

3月16日に31歳を迎えるベテランは、「当日はやってきたことをすべて発揮できるようにがんばりたい」と落ち着いた口調で意気込みを語った。

東京マラソンは9時10分にスタート。日本テレビ系全国ネットで朝9時から中継される。

◇東京マラソン2025(3月2日/東京都庁~東京駅前・行幸通り) 東京世界選手権代表選考会を兼ねたJMCシリーズG1の東京マラソンを2日後に控え、有力選手がプレスカンファレンスに登壇した。 東京五輪10000m代表の安藤友香(しまむら)は、「日々、昨日の自分よりも今日は成長することをモットーにやってきました。前回の自分の記録を超えることを目標に、前を見て走りたい」と意気込みを語った。 昨年の名古屋ウィメンズで自己ベストとなる2時間21分18秒(当時日本歴代8位)で優勝したが、パリ五輪の代表入りはならず。その後、故障があったり、8月にワコールからしまむらへ移籍したりとトレーニングを中断した時期があったという。 だが、9月に練習を再開してからは、クイーンズ駅伝では最長3区を務めてチーム初の3位に貢献するなど、レースを重ねながら積み上げてきた。今大会に向けても「大きな故障や体調不良もなく、ここまで練習することができました」と笑顔を見せる。 東京マラソンは初出場となり、「すごく観光地を巡って走るコースなので、見る余裕があればいいけど、楽しみながら走りたい」と安藤。見据えるのは、4大会ぶりの世界選手権出場。「過去の自分を超えることでチャンスは巡ってくると思う。まずは目の前のレースで、自分の力を最大限発揮することで、チャンスが巡ってくる」と、まずは自分の走りに集中する構えだ。 3月16日に31歳を迎えるベテランは、「当日はやってきたことをすべて発揮できるようにがんばりたい」と落ち着いた口調で意気込みを語った。 東京マラソンは9時10分にスタート。日本テレビ系全国ネットで朝9時から中継される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.19

世界陸上銅の勝木隼人がエントリー 女子は前回Vの谷純花ら/元旦競歩

東京陸協は26年1月1日に開催される第74回元旦競歩(兼東京選手権競歩)のエントリー選手を発表した。 男子20kmには、9月の東京世界選手権35kmで銅メダルに輝いた勝木隼人(自衛隊体育学校)がエントリー。23年ワールド […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東海大のスピードスター・兵藤ジュダ リベンジの1区で「やっぱり区間賞がほしい」

2025.12.19

箱根駅伝Stories/東海大のスピードスター・兵藤ジュダ リベンジの1区で「やっぱり区間賞がほしい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 失意から復活、トラックで勢い 前回の箱根駅伝予選会で総合14位に終わ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/前回の雪辱期する中央学大・市川大世 「区間5位以内を目指して積極的な走りを」

2025.12.19

箱根駅伝Stories/前回の雪辱期する中央学大・市川大世 「区間5位以内を目指して積極的な走りを」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 全日本では4人抜きの力走 3年ぶりに11月の全日本大学駅伝に戻ってき […]

NEWS 箱根駅伝Stories/過去最高順位を見据える城西大 強力4年生軸に「アッと驚くような試合がしたい」

2025.12.19

箱根駅伝Stories/過去最高順位を見据える城西大 強力4年生軸に「アッと驚くような試合がしたい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 主要区間の経験者残る 前回6位の城西大がチーム最高成績の3位以内を目 […]

NEWS 予選会と5000m平均はともに仙台育英トップ 2番手は学法石川 鳥取城北は安定感/全国高校駅伝・データ編男子

2025.12.19

予選会と5000m平均はともに仙台育英トップ 2番手は学法石川 鳥取城北は安定感/全国高校駅伝・データ編男子

男子第76回全国高校駅伝(12月21日/京都・7区間42.195km)に出場する58校を都道府県大会と地区大会で出されたタイムと、5000mのチーム内上位7人の平均タイム(12月上旬判明分)でランキング化した。 男子レー […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top