2025.02.01
1月31日、男子マラソンの福田穣が自身のYouTubeチャンネルを更新し、1月末をもって所属していたひらまつ病院を退社、3月2日の東京マラソンを持って第一線を退くことを発表した。
福田は福岡県出身の34歳。福岡・大牟田高から国士大に進むと、箱根駅伝などで活躍し、大学卒業後は八千代工業を経て西鉄に入社。16年からマラソンに挑戦し、18年のゴールドコーストで2時間9分52秒とサブテンを達成した。19年に行われた東京五輪マラソン選考会のMGCに出場したほか、同年の福岡国際では2時間10分33秒では2位に入った。
20年夏に西鉄を退社し、プロランナーに転向。世界のトップ選手が集まる「NN Running Team」に日本人として初めて所属し、ケニアでトレーニングを積んで、22年ゴールドコーストでは優勝も果たしている。
23年7月に実業団のひらまつ病院に加入。昨年、今年と2年連続でニューイヤー駅伝に出走していた。
福田は動画内で昨年の夏頃から引退を意識したと明かし、今年の東京マラソンを引退レースとして走ることを決めたという。今後は市民ランナーとして走りながら、後進の指導にあたることも考えているといい、「多くの方のご支援だったり声援をいただいてやってこれた陸上人生でした。本当にありがとうございます」とこれまで支えてくれた人に対して感謝の気持ちを述べた。
【動画】自身のYouTubeチャンネルで引退を発表した福田穣
https://www.youtube.com/watch?v=76VMpLapYz0
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.18
-
2025.07.17
-
2025.07.17
-
2025.07.13
-
2025.07.05
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.18
富士北麓ワールドトライアル 100mに栁田大輝、桐生祥秀 ハードルに泉谷駿介、田中佑美がエントリー!
日本陸連は7月18日、日本グランプリシリーズの富士北麓ワールドトライアル2025のエントリーリストを発表した。 男子100mには日本選手権で優勝した桐生祥秀(日本生命)を筆頭に、関口裕太(早大)、小池祐貴(住友電工)、多 […]
2025.07.18
【世界陸上プレイバック】―13年モスクワ―棒高跳イシンバエワが地元で有終の美 福士加代子がマラソンで笑顔の銅メダル、桐生祥秀が世界デビュー
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.07.18
100m栁田大輝60年ぶり“世界一”なるか!?落合晃、阿部竜希、柳井綾音らがドイツで勝負/ユニバ
学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が7月21日から27日まで、ドイツのライン・ルールで行われる。若き日本代表の注目選手を紹介する。 男子100mには栁田大輝(東洋大)が出場する。自己記録は […]
2025.07.18
チェプンゲティチ暫定的資格停止!女子マラソン初2時間10分切り、3月のドーピング検査陽性
世界陸連の独立不正監査機関「アスリート・インテグリティー・ユニット」(AIU)は7月17日、女子マラソン世界記録(2時間9分56秒)保持者のルース・チェプンゲティチ(ケニア)に暫定的資格停止処分を科したことを発表した。 […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会